しなの14号車窓からの風景

14396127097351439618375577143961844163414396189958661439619091820 長野は私が着いた12日から少しずつ涼しくなりました。雨も降り、風が冷たく昼間でも窓を閉めるくらいでした。今朝も起きたときは、とても涼しかったのですが日中は暑くなりました。高く青く澄んだ空、深い緑の山々。列車の中から信州の風景を楽しみました。

 長野を離れて38年になろうとしていますが、年に3回も帰って来たのは初めてです。父が亡くなり母は1人になりましたが、あと何回合うことができるでしょうか。

初盆

143960415879014396041222671439609763549 7月に父が亡くなり仕上げを早く行ったため、今年が初盆で帰省していました。こちらは、ご近所の方々が「お寂しいお盆で」とみなさんお参り来てくださり、ありがたいことにそのお接待で大忙しでした。そのため、ゆっくりしたようなしないような。それでも、庭先の百日紅をみると昔を思い出します。この百日紅を見るたびに幼子を3人連れて帰省した日々を思い出します。その子たちもそれぞれ親になり、月日の経ったことを改めて思います。

 庭の草花も昼と夜との寒暖の差によって、色鮮やかに咲いています。今日は、終戦記念日。姫路に居たら宣伝行動等行うところですが、列車の中です。安倍首相は昨日「談話」を発表しましたが、評論家のようだとの批判の声もあります。私もテレビを見ていましたが、心から過去の歴史に真摯に向き合うと言うのであれば、戦争法案は撤回すべきです。談話と今やっていることが大きく矛盾しています。

 今NHKでも民放でも戦争関連番組をやっています。NHKの「女たちの太平洋戦争」は従軍看護婦のことを取り上げていましたが、兵士もたいへんな状況だったと思いますが彼女たちの壮絶な戦いは訴えるものがありました。戦争は絶対に避けなければなりません。

長崎の日

1439125792781 今日8月9日は、長崎に原爆が投下され70年目を迎えました。朝からテレビでは、その事が報道されています。そして、長崎の平和公園での式典や長崎市内各地で行われている平和への祈りや追悼行事が中継されていました。長崎市の田上市長の「平和宣言」は、すべての世代、国内外への人々に平和のメッセージが発信されました。安倍政権に対しても「平和の理念が脅かされている」という厳しい指摘もあり、参列者からは大きな拍手もありました。

 また、被爆者代表であいさつされた男性も「集団的自衛権の行使容認」は許されないことをはっきり言われていました。その事に対しても、大きな拍手が起こっていました。それに対して、安倍首相は広島の式典の時は言わなかった「非核三原則の堅持」について触れましたが、全く拍手は起きませんでした。広島でも長崎においても被爆者団体の皆さんから「安保関連法案の廃案」を求められましたが「戦争をしないためのもの」というような説明にもならない言葉を繰り返していました。

 いったい安倍首相は、2つの平和式典に参列をし被爆者の話を聞いても何も感じないのでしょうか。

 私はやっぱり6・9行動に参加しなくてはの思いにかられ、久しぶりに参加しました。

日本母親大会二日目

1438519069584 今日は、分科会。「地方創生」で地域は元気に?どうつくる、住民の願いが届く自治体に参加しました。一般市民にとって「地方創生」はあまりなじみがないので参加者は、議員か自治体関14385189539901438518995653係者ぐらいかなと思っていたら、時間ぎりぎりにいったら座るところがなく、急きょイスを運び込んで席を増やすという盛況ぶりでした。さすが、母親大会の参加者の意識の高さを示しています。講師は京都大学大学院教授の岡田知弘先生です。岡田先生のお話は、何回か聴いたことはありますが、いつも気さくで笑顔で親しみやすい先生の講演はいつも人気です。

 改めて、「地方創生」では市民一人一人は幸せになれないということを確信しました。また、安倍内閣が進めようとしている「地方創生」は、「富国強兵国家」への道であり戦争できる国づくりと一体のものであるという大事な指摘がありました。「地方分権」の流れを逆転する政府による中央集権的な施策手法と地方自治への介入でもあるということ。地方創生ではなく地方再生が大事だということ。

 姫路の地方創生は、多くの市民が全く知らないうちにことが進められようとしているところに一番の問題があると思います。

第61回日本母親大会in兵庫

143842631140814384262628711438426223963 日本母親大会が神戸ポートアイランド国際展示場で開催されました。毎年持ち回りで各県で開催されてきましたが、久方振り参加しました。300人のコーラスによって幕が開き、記念講演は「空飛ぶママさん弁護士」といわれている金杉美和さんによる「戦後・女性参政権獲得70年ー憲法・平和、ジェンダー平等の実現を!」でした。

 金杉弁護士は、とてもユニークな経歴の持ち主でグライダーで日本各地の空を飛び回るなど操縦教官の国家資格も取得。エアラインのパイロットを目指したが失敗。失意のフリーター生活を送るが、一念発起して司法試験に挑戦して弁護士として活躍中です。

 憲法で最も大事なのが13条の個人の尊重。その目的のために憲法で権力を縛っている。一人一人の幸せより、国家の利益が優先されるのが戦争。テンポよく軽妙なトークで、憲法や戦争法案について今一番問題になっていることなど語っていただきました。

 開場となった国際展示場は全国から参加している女性でいっぱいでした。暑い神戸が女性たちの熱気とパワーで一層暑くなっていました。明日の分科会は、「地方創生」で地域は元気に?ーどうつくる、住民の願いが届く自治体について学ぶことにしています。

厚生委員会の視察

143816985379914381698893451438169918219厚生委員会の視察で、川崎市を訪れ「だいJOB センター川崎市自立・仕事相談センター」について学びました。生活困窮自立支援法に基づい設置されたもので、川崎駅の一等地のビルの5階にあります。生活保護に行く前の生活相談や就労支援を行っています。市の職員と専門職も含めた委託会社の支援員ときめこまやかな支援が行われて、年齢に関係なく働きたい人にはそれなりの職を紹介しています。それでも、職につけない人には生活保護に繋ぐこともしています。水際作戦のようなことは、しないということです。

 また、ケースワーカーも国規準通り80世帯に1人の職員を配置しているとのことです。姫路市では、毎年何人か増配置しても1人当たりの担当世帯は100を越えたままです。先進的な事例を学ぶことができて良かったです。

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