憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
もう、来年度の予算について考える時期となりました。今年も去る8月1日、市民会館において、日本共産党議員団予算要望懇談会を行いました。暑い中、ご参加頂いたみなさん、ありがとうございます。また、フアックス、メール等でお寄せ頂いたみなさんもありがとうございました。
コロナ禍が続く中、全ての分野において、コロナの視点をどう反映させ、そのための予算をどう確保していくのかが問われています。具体的には、保健所や環境衛生研究所の体制強化やPCR検査体制の抜本的拡充、少人数学級の実現などが挙げられます。参加者からもコロナ対策はもちろんのこと、学校現場の多忙化、宮が谷最終処分場の問題、「同和」に関する不公平な市政運営の問題、自転車道の整備など身近な要望が出されました。頂いたご意見を参考に、2021年度の予算要望に反映させて行きたいと思います。
先日、増位小学校の6年1組にゲスト・ティーチャーとして、議会の仕組みや議員の仕事についてのお話に行かせていただいたことは、お伝えした通りですが、何と6年1組のみなさんから、心暖まる暑中見舞をいただきました。感激です。❕今また、コロナの感染が広がりつつあること、にもかかわらず安倍首相は雲隠れし、国会も開かない。そんな不安と怒りの気持ちの中で、6年年生のみなさんの純粋で心暖まるお手紙、そして、このコロナ禍の中でも、それを指導されている担任の先生や校長先生方の熱意がひしひしと全体から伝わってきて、本当に胸が熱くなる思いです。私の宝物です。子どもたちの思いを受け止めて、9月議会に向けて準備を進めて行きたいと思います。
今、姫路市では、市川美化センターがごみの受け入れを停止し、長寿命化工事が行われています。そのため、全てのごみがエコパークあぼしに搬入されていますが、処理できない分については、くれさかクリーンセンター等にお願いしています。また、同時に市民に対して、ごみの減量への協力もお願いしているところです。そうした現状を確認するため、共産党議員団として、現地視察を行いました。
エコパークあぼしが稼動して10年。あの爆発事故からも10年です。コロナ禍でこれまでの開発優先、利潤追求の社会が問われています。また、相次ぐ豪雨災害で、気候変動、地球温暖化の問題にどう向き合うのかも問われています。その中で、ごみの減量、リサイクル化も重要な課題です。小学4年生が施設見学に来るとのことですが、子どもの時からごみのリサイクル等について学ぶことは、とても有効なことだと思います。
先日、地元の増位小学校にゲストテイーチャーとして、6年生の社会科の授業にお招きいただきました。今、6年生は憲法のことや議会のことを学習していて、ぜひ、姫路市議会について、お話しをしてほしいとのことでした。議会に送っていただいて、22年目となりますが、子どもたちの前で話をするのは、初めてのことで本会質問以上に緊張しました。昨年、改選後の臨時議会報と今年の2月議会の議会報をみなさんにお配りして、それを元に議会の仕組みや委員会の構成などを話しました。みんな熱心に耳を傾けてくれて、私の緊張も少しずつほぐれていきました。
また、私がなぜ市会議員になったのかということで、播磨空港計画の問題に触れ、住民の声で政治が変わることを伝えました。身近な話として、通学路の改修や野里駅のエレベター設置のことも取り上げ、税金の使われ方についても触れました。子どもたちからの質問では、「姫路市のお金はどこにあるのですか?」とか、「特別教室にもエアコンを設置してほしい」との要望も出されました。
うれしかったのは、最後に児童代表でお礼のことばをいただいたのですが、「市会議員の任期が4年年だということを初めて知りました。私たちが選挙権を持つようになったら、必ず投票に行きたいと思います」と言ってくれました。私は、話の中で「日本は、議会制民主主義国家なので、選挙でしか政治を変えることができません。投票に行っても何も変わらない。政治は関係ないという人がいますが、決してそんなことはありません。みなさんが選挙権を持つようになったら、必ず投票に行ってほしい。」と伝えました。ちゃんと聴いていてくれたんだーと感激しました。私にとって、とてもいい経験になりました。増位小学校の6年生のみなさん、ありがとうございました。