大ゴッホ展

1762486322254 先日、神戸市立博物館で開催されている大ゴッホ展に行って来ました。もちろん、お目当ては、夜のカフェテラスです。あの青い夜空に満点の星。黄色に照らされたカフェレストラン。青と黄色のコントラストがとても印象的です。ゴッホの若い頃の作品は、習作のためのデッサン、特に農民の深いシワが刻まれた暗い作品がたくさん展示されていました。レンブラントの影響を受けたと言われる作品です。

 しかし、その後モネの影響を受けて明るい作品になっていきます。有名なひまわりは、ありませんでしたが、この夜のカフェレストランは、一際光を放っていました。芸術の秋を味わうことができた1日でした。

太平洋戦全国空爆犠牲者追悼平和記念式

a5225b19-0a8f-4b0f-ad96-e03b4dd58f3f~1817fe974-38a3-4b7b-9c6a-f13b54770a83~1 毎年10月26日は、手柄山平和公園のある、空爆死没者慰霊塔の前で、平和祈念式が行われます。今年は、雨模様の天気でしたが、日曜日ということもあり、多くの小・中・高校から代表者による献花や千羽鶴の奉納がありました。

 ウクライナにしても、ガザにしても戦禍が続いています。当たり前の日常がいかに大事で尊いものなのか、改めて強く思っています。平和のための不断の努力と憲法9条を生かした徹底した平和外交が求められています。

 高市内閣の外交政策が心配です。また、外国人への差別・排外主義は許しません。

戦後最悪の政権

1761375108605 自民党と維新の連立政権による、高市内閣が発足しました。私の周りでは、危険性と不安の声が寄せられています。初の女性首相とメディアは持ち上げていますが、女性の敵としか思えません。女性なら、誰でも女性の味方とは言えません。選択的夫婦別姓にも、同性婚にも、ジェンダー平等にも反対、後ろ向きです。初の女性首相の値打ちがどこにあるのか。

 所信表明演説で、政治とカネの問題も消費税減税に全く触れませんでした。一方で、軍備拡大・労働時間の規制緩和などアメリカ言いなり、大企業優先の政治がいっそう進められようとしています。

 田村委員長は、「正面から対決する」と表明しています。自維政権・高市内閣の危険性、問題点を徹底的に国民の前に明らかにしてほしいと思っています。姫路市においても、来年度の予算編成が始まっています。私たち共産党議員団としても、よりいっそう市民の暮らし応援の予算となるよう、要望していきたいと思っています。

議会最終日

1759466664013 今日は、第3回定例会の最終日でした。この議会は、前年度の決算を審査する議会でもありました。2024年度の姫路市一般会計は、57年連続黒字決算となっています。中核市34市中上から7番目の財政力となっています。こうした強い財政力は、もっと市民の暮らし・福祉の充実のため、職員の増配置で市民サービス向上のために使うべきなどとして、決算認定に反対しました。

 また、姫路市立学校条例の一部を改正する条例についても反対しました。この条例は、姫路市立姫路高等学校、琴丘高等学校、飾磨高等学校を統合し、姫路市立高等学校を設置するためのものです。既に、3校の来年度入学者の募集停止は決定しており、2028年3月に廃止となります。ついに、伝統と歴史があり、地域に根差した市立3校が無くなってしまいます。本当に残念なことです。反対したのは、会派としては、日本共産党議員団だけでした。

 姫路市を含む第3学区の受験競争の激化や長距離通学が懸念されます。

 

差別 国会議員は止めて

4195c457-fb74-4be9-83e6-436069036daa~1 国会議員はデマ・差別をやめ、人権と憲法を守る義務を果たしてください!と題した署名42,586人分が各政党に渡されました。署名を提出したのは、弁護士、作家、音楽プロデューサーなど識者12人が賛同を呼びかけた署名で、私もネットで署名しました。

 参議院選挙後も、外国人等への差別・排外主義が広がっています。私も、本会議の個人質問で、この問題を取り上げました。市当局は、外国人に対する差別意識を解消し、異なる文化や生活習慣、価値観などを尊重する人権意識を育てることを目指して、人権のつどい、人権学習地域講座などの啓発事業を推進している、との答弁がありました。

 姫路市でも、今議会が開催され、令和6年度の決算審査が行われています。奨学学術振興事業特別会計の中で、県立大学に留学中の学生5人に対して、それぞれ月3万円の奨学金が給付されています。その事業に対して、ある保守系議員から、「大学の学費が高い、とよく地域の人からも聞く。日本人でもたいへんな人がたくさんいる。外国人に給付する余裕はあるのか」、という質問がありました。

 日本の大学の授業料は、世界一高いと言われています。ですから、給付型奨学金の拡充や授業料の無償化が求められています。日本の授業料問題と留学生への奨学金と問題が違います。にもかかわらず、こじ付けて、いかにも外国人優遇とでも言いたいのでしょうか。

 差別やデマを許さないのは、国会議員だけではありません。地方議員ももちろん、私たち大人の責任ある発言が求められています。

 こうした中、自民党総裁候補の高市氏が「外国人がシカを蹴った」と日本記者クラブの総裁選共同会見で発言しました。「根拠はあったんですか。確かめたんですか」と質問されましたが、根拠を示すことはできなかったそうです。こんな排外主義の主張を公然とするような人が候補者であり、本当に総裁になったら、この日本はどうなるのでしょうか。

 

 

 

秋見つけた

2b442b0f-921b-4d78-ad72-dbb3f6b4329a~1 暑さ寒さも彼岸まで これは、もう過去の言葉になりつつあります。

 しかし、我が家の庭に、アキアカネがやって来ました。朝夕は、ようやく気温が低くなり、秋の気配を感じとることができるようになりました。自然界では、着実に季節は移っているようですが、最低気温は、10年前と比較すると1〜2度以上上がっているとのことです。気候危機も着実に進んでいます。このまま行ったら、孫たちが大きくなる頃には、この日本は、地球はどうなっているのか、とても心配です。気候危機対策は、急務です。

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