憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
10月に入り、播州の秋祭りの始まりです。ここ白国は、今年は6日、7日ですが、台風が心配です。この写真は、2002年の白国の秋祭りで、昼食休憩の後、公園内で女性だけで屋台を担いでいるところです。赤いシャツを着ているのが私です。私は、1999年の統一地方選で議会に送って頂きましたので、議員になって3年目の時です。私の記憶の中では、議員になる前と思っていましたが、あれから16年たちました。
この写真をとられたのは、白国に住んでいるアマチュア写真家の岡野さんです。この写真が、朝日新聞2002年秋祭りコンテストで優秀賞を受賞され、新聞に掲載されました。その岡野さんご夫婦と久方ぶりに、集金の途中で偶然お会いして、「また、お祭りですが、懐かしいですねー」となりました。「もう、80も過ぎ、写真もいろいろ整理しているんです。あの、写真と新聞記事あったかなー?」と言われ、「また、あったら、持って行かしてもらいます」と言っていただきました。
昨日、帰ってきたら届いていました。ありがとうございました。浜手と違って、白国は、女性が屋台を担いでも誰も何にも言いません。
写真の評 無駄なく写したいものが撮れており、楽しそうな雰囲気が伝わってくる とありました。
今日で、平成30年第3回定例議会が本日で終わりました。9月3日からでしたので、丸々1ヵ月間でしたが、個人質問も行い、新たな分科会方式での決算審査、そして反対討論討論と、その間に台風がいくつも来たりと、あっという間の1ヵ月間でした。そして、季節は夏からすっかり秋に、もう10月3日です。
討論は、平成29年度一般決算認定について、平成29年度国民健康保険事業特別会計決算認定について、平成29年度後期高齢者医療事業特別会計決算認定について、反対の討論を行いました。姫路市の平成29年度一般会計決算は、実質収支57億円余の50年連続黒字決算となっています。赤字よりはいいですが、黒字だけで評価されるものではありません。市民が納めた税金が、どれだけ市民のために使われたかが問われます。
姫路市は、中核市の中でも財政力指数は高位にありながら、民生費の割合が中核市平均値よりも低く、土木費は平均より高いという状況が続いています。中学3年までのこどもの医療費助成制度は、子育て世代のみなさんにはたいへん喜ばれていますが、所得制限のために窓口負担しているこどもたちが、全体の約15%います。その内訳は、3歳から就学前の2割負担が5,190人、小学1年生から中学3年生の3割負担は6,850人です。所得制限を撤廃するためには、後約3億円あれば可能です。姫路市の財政力からしたら、できない額ではありません。
また、工場設置奨励金は約9億円支出していますが、その8割強は資本金10億円以上の大企業に支払われていますが、正規雇用は大企業が62人、10億円以下の企業は198人を雇用しています。大企業誘致で多額の奨励金を出しても、それに見会う雇用が創出されていません。さらに、現在飾磨橋東公民館の整備が行われており、平成29年度は土地取得のため7,700万円余執行しています。しかし、姫路市はこれまで1小学校区1公民館の原則に基づいて整備してきましたが、市民や議会への説明責任が果たされておらず、公正・公平な市政運営とは言えません。
これらの理由により、一般会計決算認定について反対しました。たくさん色んな数字をあげて反対したものですから、市長が廻ってこられた時、「よく調べていますねー」と言われましたが、そんなこと言っている場合と違います。本当の意味での「市民が主役の市政」を行ってください。調査していただいた、議会調査課のみなさん、各課の関係者のみなさん、ご協力ありがとうございました。
昨日、今議会、個人質疑の3日め最終日の最後が私の質問でした。この間、ブログでも書いていました、「姫路市立小中学校適正規模・適正配置は、情報公開・市民参画でていねいな議論を」と、この1項目だけで質問しました。
共産党の持ち時間は、45分です。いつも2人で分けるのですが、私がこの問題だけで質問をしたいと言い出し、森議員が20分、苦瓜議員が17分で、私は8分だけ残してほしいとお願いしていましたが、苦瓜議員が早めに終えたので、残り時間10分となりました。お陰で、2問3問が予定以上にでき、短い時間でしたが満足しています。
適正規模・適正配置と言いながら、向かうところは統廃合です。その理由は、小規模校では切磋琢磨が困難、社会性が育たないです。しかし、WHO世界保健機構が2013年に「学校規模と教育効果」について研究した論文を集め多面的に分析し、その結果を発表しています。教育機関は小さくなくてはならない、100人を上回らない規模で一致しています。世界の流れは、小さな学校、小さなクラスです。
こうしたことを言った後に、教育長にお聞きしました。最後に、改めてお聞きします。適正規模・適正配置は、誰のため、何のために行うのですか。すると、教育長は、「子どもたちのため、保護者のために行います。」と答弁しました。
子どもたちのため、保護者のために、やっていただこうではありませんか❗