森会長は辞任すべき

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性を差別した暴言に、怒りと辞任を求める声が、国内外で広がっています。人種、性別、性的指向などの差別を禁止した五輪憲章や東京オリンピックの基本理念の一つ「多様性と調和」にも反するものです。記者会見でも、逆ギレするなど、全く謝罪になっていません。国会でも問題になりましたが、菅首相は辞職を求めようとは、していません。

 日本のジェンダーギャップ指数は、153カ国中121位とたいへん低く、こうした結果の表れです。国として、ジェンダー平等に積極的に取り組もうとしないところに、大きな問題があります。この問題を契機に「意志決定の場、政策決定の場」への女性の参画を高めていくことに、多くの人が関心を持ち、声を上げていくことが大切だと思います。

自治体デジタル化は何をもたらすのか

1612586013168~2 久しぶりに、自治体問題研究所の研修会に行って来ました。テーマは、「自治体デジタル化は何をもたらすのか」でした。菅政権は、コロナに便乗して、マイナンバーカードやデジタル化の推進をしようとしています。そのために、デジタル庁なるものもつくりました。今の時代、デジタル化は否定しませんが、それで私たちは、本当に幸せになれるのでしょうか。

自治体には、個人情報の塊、宝物がたくさんあります。ビックリデーターの活用と言っていますが、一番活用したのは、民間企業で、それも大企業です。大企業が自分の利益のために自治体にある個人情報を使いたいのです。今、マイナンバーカードのマイナポイントのサービスをうたい文句に、カードの普及を図っていますが、政府が目指す程、進んでいません。それでも、市役所1階の受け付けは、申請のため、多くの市民が訪れています。

 私もそうですが、多くの市民、国民は政府のやることを信用していません。そんたく、改ざん、虚偽答弁がまかり通る政府を誰が信用するでしょうか。また、日本の個人情報保護の意識は、欧米に比べて格段に遅れています。システムもEUの基準を満たしていません。しかし、今国会で、充分な議論もなく、デジタル化のための法案化が決まってしまうかもしれません。

 「デジタル化」をどう民主的に管理し、基本的人権を「監視」からどう守っていくのかが問われているとのことです。これから、嫌でもマイナンバーカードを持っていないと、この国で生きていけないかもしれません。一人一人が、関心を持って、政府の施策や世界の状況を正しく知ることが大事になると、講師の黒田充さんは言われていました。

 デジタル化をどう考えていったらいいのか、とてもよくわかりました。ありがとうございました。

心の癒し

KIMG3882KIMG3880 コロナ感染の第3波がなかなか落ち着きません。非常事態宣言も出されていますし、延長もあるかもしれません。菅政権の後手後手と無為無策に本当に怒りが沸いてきます。姫路市においても、コロナ感染の心配が続いています。陽性になっても、ホテル療養や入院もままならず、家庭内感染も広がっています。議会では、議員の不当要求行為の問題があります。そして、その問題の議員が任意団体をつくり、白浜地域の公共事業において、1%の協力金を求めていることが報じられています。

 コロナで日常生活に制限がある中で、腹の立つことのなんて多いことか。本当にいやになってきます。そんな中、今日は、久々に音楽を楽しんできました。労音主催のバリトン歌手・大阪芸大教授三原剛さんによるリサイタルに行って来ました。やはり生の音楽はいいですねー。心地よい歌声に癒されました。庭の寄せ植えの花たちにも癒されています。

春もすぐそこまで来ています。希望に満ちた春と希望ある政治を望みます。

 

百条委員会

 1月21日、松岡議員の不当要求行為についての百条委員会が開催され、松岡議員と8人の職員の証人喚問が行われました。私は、日本共産党議員団からこの特別委員会の委員として、出席をしていました。マスコミ報道にもありますように、松岡議員は不当要求行為については否定していますが、証人に立った8人の職員のうち、7人は「威圧的だった。パワハラだと思う」と証言しました。しかし、一人だけ「それほど威圧的ではなかった」と証言した職員がいたことには、驚きました。また、その職員は、委員長の「職責上、松岡議員を諌めなかったのか?」との質問に、「思い至らなかった」と答えていました。

 また、要望に関係ない部署にもかかわらず呼ばれたことについて、委員の一人から質問がありました。この事は、私も疑問に思い質問しようと考えていたことですが、その職員は、「この議員だけでなく、よくある。いつものこと。確認のために呼ばれたと思った。」と、耳を疑うような答えがかえって来ました。その委員は、「他の議員もあるのですか?」と再質問すると、委員長が「質問を変えてください」と言いました。公園フェンスのかさ上げと道路台帳システム計画策定に関する以外のことについては、質問できないのです。これを受けて、職員は、「議員に限らず、よくあるということです」と言い直しました。私は、「議員に限らずって、一般市民が人事のこで呼び出すことがあるのですか?」と訊きたいと思いましたが、本題から外れることは訊けません。私は、「職責上、パワハラに対して、もっと敏感であるべきではなかったのか」と質問しました。職員は、「パワハラに対して、認識が甘かった」と答えていました。

 一定、明らかになったこともありました。道路台帳システム計画策定について、松岡議員から、入札にあたり特定の業者を排除するよう求められたことに対して、担当職員たちは、「不当要求」ということで局長に記録兼報告書を上げ、局長も承認して倫理課と相談したが、「言い逃れが可能。犯罪にならない限り無理」と言われたということです。その一方で、「審査会の申し入れをやれば」と助言もあったとの証言もありましたが、益々疑問に思うこともあります。

 松岡議員の怒鳴る声は、多くの議員の知るところですし、職員の間でも知られていたと思います。私たち共産党議員団の控室は、北側の西端です。一時、松岡議員の所属する創政会専用の応接室が北側の東端にありました。間に無所属議員の控室があるのですが、松岡議員の怒鳴り付けるような大きな声がよく聞こえてきていました。私は、議会運営委員会で問題にする必要があるのではないかと思っていました。また、この「不当要求」は2018年度のものであり、2019年度は「不当要求の恐れ」は0件、2020年度も今のところ0件ということです。本当にそうなのか、疑問に思うとこです。職員の証言の中でも、「他にも威圧的なことはあったが、一人だったし、録音もしてないので要望として記録した」というのがありました。

 今回の問題を契機に、議員からの不当要求や不当要求の恐れをなくし、職員が市民全体の奉仕者として職務に専念できるための環境を作っていく必要があります。そのためには、どうしたらいいのか、真剣に考えていく必要があります。

太田清幸政策委員長と新年の宣伝

KIMG3870KIMG3873 改めまして、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。いよいよ、今年は、総選挙の年です。何としても、市民と野党の共闘で野党連合政権目指して、全力でがんばります。寒い日が続いていますが、寒さに負けずに宣伝行動しました。車の中から手を振ってくださる方もいて元気をもらいました。あるマンションの横で、訴えていると、わざわざ中から出てきてくださって、「自民党は大きらい。共産党にぜひがんばってほしい」と激励を受けました。 

 コロナの第3波が止まりませんが、何よりもPCR検査の抜本的拡充とそのための保健所の体制強化は不可欠です。7日の日には、市長との予算要望懇談会を行いましたが、新年度9人の保健師を新たに、採用したことが明らかになりました。当初は、数名とのことでしたが、本会議等で一貫して、体制強化を求めて来たことが、こうした結果に繋がったと考えています。

 また、ノーベル賞を受賞した大隈良典、大村智、本庶佑、山中伸弥の4氏は、コロナについて、政府に対して、五つの方針を要望していますが、共産党が当初から求めている、PCR検査の抜本的と無症状者の隔離強化を上げています。

 こうした中で、菅内閣の支持率が大きく低下していますが、当然の結果です。無為無策の菅政権を倒し、野党連合政権で、希望ある社会に変えていきましょう❗そして、検査・医療・補償は国の責任で行うよう求めているいきましょう❗

お誕生日でした

KIMG3836KIMG3842 20日は、私の誕生日でした。お友達が、お花のケーキでお祝いをしてくれました。積み重ねてきた年月を思い、これからもどう歳を重ねて行こうかと思ったりもしています。でも、人生楽しんだ者の勝ち! コロナ禍ではありますが、ポジティブに歩いて行きます❗

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