憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
第44回憲法を守るはりま集会が開催されました。今年の講師は、姫路出身の宇宙物理学者 池内了氏でした。大学における軍事研究に反対する、軍事共同反対連絡会共同代表もされています。一度、生で講演をお聞きしたいと思っていました。科学者の目で憲法を考えると題して、憲法第9条は世界の宝だと訴えました。今日の集会に、以下のメッセージが寄せられました。
人類の歴史を科学の目で振り返ってみれば、戦争を廃絶する「文明」が軍事力に頼る「野蛮」を凌駕してきた歴史と言える。その到達点として日本国憲法第9条がある。このことに自信を持ち、強まっている改憲策動を粉砕する意志を固めよう。
講演の中では、7月の参議院選挙がその山場となると訴えられました。子や孫に今の日本を渡すわけにはいかない。後悔のないようにしたいとも言われていました。
私もそうした思いで、参議院選挙に挑みたいと思いました。そして、第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。このことも、肝に銘じておきたいと思いました。
今年の憲法記念日は、特別です。戦争というものが過去のものではなく、現実のものとなってしまいました。そういう中で、戦争放棄を掲げた今の日本国憲法の素晴らしさを改めて感じています。一方で、この期に乗じて憲法改悪を一気に進めようとしていることは、断じて容認することはできません。私は、格調高い日本国憲法の前文が好きです。
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが全国土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように決意し、ここに主権が国民に存すること宣言し、この憲法を確定する。…
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。…
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓う。
第9条 ① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 ② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
今、「他国から攻められたらどうするのか」という声がありますが、自衛権は否定していません。日本共産党は、憲法の全ての条項を守るという立場です。
今日は、昨日とうって変わって晴天となりました。午後から入江県会議員と参議院選挙に向けての宣伝行動として、北平野、御立、花北、白国など8ヵ所で街頭からの訴えを行いながら、宣伝カーで回りました。参議院選挙まで2カ月余となりました。戦争か平和か、国民の命と暮らしがかかった大事な選挙です。ロシア軍によるウクライナへの侵略が続いていますが、一刻も早い停戦、ロシア軍の撤退を求めます。プーチン大統領は、またもや核兵器の使用をちらつかせています。
核兵器は持っていても「抑止力のため」という「核抑止力論」が破綻したことは、明らかです。にもかかわらず、アメリカとの「核共有論」を言い出している安倍元首相や維新の会は、唯一の戦争被爆国としての政治家や政党の資格が問われています。また、「ロシアは、元ソ連共産党で、日本共産党と同じではないか」という反共攻撃がありますが、決してそんなことはありません。ソ連共産党の干渉と戦い、1991年にソ連共産党が崩壊した時「両手を挙げて歓迎する」という声明を出したのが日本共産党です。ソ連共産党が目指していたのは、社会主義でも共産主義でもありませんでした。覇権主義と専制政治であり、プーチン大統領はその延長線にあります。ロシアであれ、中国であれ、どんな国であっても覇権主義、専制政治は許されません。
日本共産党は今年、党創立100周年を迎えます。平和と自由、民主主義を守って100年。日本共産党が伸びてこそ平和な日本を築くことができます。日本共産党とこむら潤へのご支援、よろしくお願いします。
今日は、朝からこむら潤さんと宣伝行動をしました。市内中心部から、午後は夢前、安富地域をぐるっと回って、また再び中心部に戻って来ました。新緑がまぶしい山々を見ながら、「ロシアは侵略をやめよ。国連憲章まもれ」と訴えました。ロシアによるウクライナへの軍事侵行が始まって2カ月になりました。ウクライナの一般国民に多数の犠牲者が出ています。一刻も早くロシアはウクライナから撤退すべきです。世界の世論でロシアを包囲しましょう。
こうした惨事に便乗して自民党や維新の会は、「核共有」論を振りまき、敵基地攻撃能力の保有だの、反撃能力だの戦争する国にしようとしています。核に対して核、軍事に対して軍事では、ロシアとウクライナの構図と一緒で、問題解決にはなりません。その上、軍事費をNATOUの国々と同じようにGDPの2%にすると言い出しました。日本が軍事を増強すれば、益々東アジアの緊張が高まります。ある評論家が、「それなら教育費も上げるのか。日本の教育費はOECD加盟国最低だ。」と言っていましたが、その通りです。都合の良いとこだけ真似をする、そんな政治でいいのでしょうか?
今、日本がするできは憲法9条を生かした平和外交です。そして、世界で唯一の戦争被爆国として核兵器禁止条約に署名し、批准することです。今度の参議院選挙は、戦争か平和かが問われるたいへん大事な選挙です。ガソリンの高騰、食料品の相次ぐ値上げ、その一方で賃金は上がらない、年金の削減、暮らしが脅かされています。国民の命と暮らしをどう守っていくのかも問われています。気候危機の打開、ジェンダー平等も大きな課題です。
日本共産党とこむら潤への大きなご支援、よろしくお願いします。