憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今議会にようやく男女共同参画推進条例案が提出されました。私が議員になって17年目になりますが、当時は「男女共同参画のための拠点施設を」と女性団体のみなさんと声をあげていました。その後、イーグレひめじに現在の「あいめっせ」が開設され、活動の拠点とな、さらに「条例の制定を」をと運動が勧められて来ました。先進自治体では、15年ぐらい前から条例が制定され、間にバッシングの時もありましたが、人口50万人以上の自治体で条例がないのは「鹿児島と姫路ぐらい」と言われ、その鹿児島市でも昨年制定され、残るは姫路市だけという状況でした。
市民のみなさんと超党派の女性議員とで構成される「ひめじの男女共同参画をすすめる会」は、「条例私案」をまとめ審議会にも働きかけました。私も本会議質問で何度も取り上げてきました。そして、9月議会では「骨子案」が示されましたが、前文に「日本国憲法」が明記されていなかったり、市の責務が弱かったりと問題点を指摘して改善を求めていました。パブリックコメントでもその事が指摘されており、条例案ではその部分が加筆され一定の前進はありましたが、セクシャル・ハラスメントやドメステイツク・バイオレンスという言葉が全く出てきません。このように、すでに市民に定着していることが明記されていなかったり教育の責務の表現が弱いということを、厚生委員会で取り上げました。
女性議員3人が協力して修正を求めました。他の男性議員からも修正を求める意見が上がり、議案は再提出されることになっています。15日に再度厚生委員会が開催されてることになっていますが、楽しみです。長年の運動の大きな節目です。
夕方のニュースで、沖縄のおばあとして有名な俳優の平良さんが亡くなられたことを知りました。今日は、船場の本徳寺で楽市楽座があり、それに併せて仏教会青年部のみなさん主催の沖縄映画の上映会が行われました。城西地域のみなさんによる楽市楽座が行われていることは知っていましたが、実際行ったのは今日が初めてです。
沖縄の基地建設反対運動については、テレビのニュースやしんぶん赤旗でそれなりに知っているつもりでしたが、今日の「標的の村」と「戦場ぬ止み」を観て自分の認識の低さ、沖縄の人々の一層の苦しみを知りました。
そして、国家権力の恐ろしさを改めて感じました。沖縄の警察は、沖縄の人々の安心安全を守るのではなく、アメリカ軍のためにあること。辺野古での新基地建設反対やオスプレイ配備反対の座り込みの人々、それを排除しようとする警察、機動隊、そして、工事を請け負った建設会社の人々。沖縄県民同士を対立させ、戦わせ、それを高見の見物でほくそ笑みしている米兵たち。一体この国は、誰のための国家なんでしょうか。
午後からは「駅前文化祭」にも行って来ました。中止にさせられた文化祭でしたが、再度開催できて良かったです。
堀内議員が11月30日に姫路を訪れ、内海副市長を表敬訪問し、私も同席させて頂きました。また、そのあと医療関係者と姫路の地域医療等について意見交換を行いました。今姫路では県立循環器病センターと広畑製鐵記念日病院とが合併し新県立病院を建設しようという計画があります。候補地は、イベントゾーンと広畑製鐵記念日病院跡地ということですが、市民にとっても姫路の地域医療にとってもどこが適地なのか十分な議論が必要と思います。
しかし、県立ということで県の「あり方検討会」で議論されているだけで、市民への説明や情報公開が不十分だと思います。この議会においては、「新県立病院」の問題を取り上げている議員もいますが、情報不足、議論不足だと思います。
共産党議員団としては、苦瓜議員と森議員が質問に立ちます。戦争法の問題やマイナンバー制度のこと、就学援助規準引き下げの問題等取り上げます。
定例の姫路駅前での朝宣伝。真冬並の寒さとなり通勤のみなさんは、背中を丸めたりポケットに手を突っ込んだりと、ビラを受け取ってもらいにくい朝となりました。それでも、今までビラを受け取っていないような若い人が受け取っていただいたりと、新たな反応も出てきています。
今朝は、来年の参議院選挙でみなさんに再びお世話になる金田みねおさんもコートなしで、国民連合政府実現に向けた呼びかけについて、熱く訴えていました。
また、姫路市議会においては今日から平成27年第4回定例議会が始まりました。長年女性団体のみなさんと運動を進めてきた「男女共同参画推進条例」の制定に向け議案が提出されました。議案が提出されたことは喜ばしいことですが、厚生委員会でしっかり議論したいと思っています。今議会は森議員と苦瓜議員が質問に立ちます。
さらに、今日は議会改革協議会も開催されましたが、ようやく議会運営委員会に対して、費用弁償の廃止や政務活動費の公開のあり方などについて一定の報告ができそうです。合意ができるところから、少しずつでも改革を行い、市民に対して透明性を図り、説明責任を果たして行きたいと思っています。