憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
「政治とカネ」疑惑の中、2014年分の第3回交付分として、政党助成金が日本共産党以外すべての政党9党に対して、総額80億358万円が交付されました。年総額は、320億円を超えます。「企業献金」を、廃止するために政党助成金制度をつくるといいながら、いまだに廃止もせず、二重取りです。
支持政党に関わりなく国民の税金を山分けし、それを違法に使ったり、収支報告書がでたらめだったり、本当に国民をばかにしています。憲法が保障する思想・信条の自由に反するものであり、日本共産党は政党助成金制度の廃止を主張し、受け取っていません。
今、兵庫県では政務活動費の問題で議員への不信が広がっています。市民の声に真摯に向き合い、市民に開かれた議会を目指し、一層の議会改革を求めていきたいと思っています。
渦中の小渕経済産業相と松島法相の二人の女性閣僚が、ついに辞任に追い込まれました。当然の結果ではないでしょうか。そして何よりも任命権者としての安倍首相の責任が問われます。「女性の活躍・女性の輝く社会」などと、鳴り物入りで五人の女性閣僚が誕生しましたが、早くもその虚構が明らかになったのではないでしょうか。
そもそも最初から安倍首相の唱える「女性の活躍」は、期待もしていませんでしたし、本気でそれに取り組んでいるとは思ってもいませんでした。女性ならば、誰もが清潔で平和を願っているとは限りません。女性であれ、男性であれ、政治家として「政治とお金」の問題に対して清潔か、また、憲法はもちろん法の遵守は当然だと思います。
今回の問題は、単に責任を取って一閣僚が辞任したということに止まらず、これから本当に「女性の活躍・女性の輝く社会」をつくっていかなければならないと思っていますが、そのような動きに対して足を引っ張ることにつながるのではないのか懸念しています。残りの三人の女性閣僚は、超右翼ですし、男女共同参画には否定的な人たちばかりです。
姫路においては、共産党の女性議員三人を含め五人の女性議員が加入する「姫路の男女共同参画をすすめる会」は、独自に「男女共同参画をすすめるための条例案」を作成し、男女共同参画審議会のメンバーの議論の参考にしていただきたいと思い、郵送させていただきました。誰もが、自分らしく生きることができ、誰もが意志決定の場に参画できる社会の実現に向け、引き続きがんばっていきたいと思っています。
姫路文連連続講座の第五回目。今日は、劇作家であり、脚本家であり演出家でもある姫路出身のチョン・ウィシンさん。私は、残念ながらまだ彼の作品を一度も見たことがありません。そんな私が彼のお話を聞くのは失礼かとは思いましたが、NHKテレビの「課外授業」という番組で、彼のことを初めて知りました。姫路出身で、こんなに有名な劇作家がいるのかと。それも、在日出身ということで、彼の経歴、生い立ちにとても関心を持って見ていました。
彼の作品のどれもが、ユニークな名前です。また、発想も独特です。ご本人も言われていましたが、自分は他の劇作家とはバックボーンが違うといわれていました。
演劇に関係する者として、新たな文化センターに望むのは、大、中、小と三つのホールがあり、小は、100から200の座席数のホールが欲しいと言われていました。
機会があれば、ぜひチョン・ウィシンさんの作品を見てみたいと思いました。
今年もル・ポン国際音楽祭が開催され、昨日はパルナソスホールで演奏が行われました。今までは、書写山、姫路城二の丸と屋外でしたが、今回は屋内で楽しむことができました。せっかくの演奏ですし、外国からの演奏者をお招きしての音楽会ですので、おもてなしの気持ちも込めて着物を着ることにしました。
そして、せっかく着物を着たのでレストランで食事をすることにしたのですが、そこで思いがけず、元職員の高濱さんご夫妻にお会いすることができました。
宝塚に続き、文化芸術の秋を楽しませていただいていますが、ル・ポン国際音楽祭に黒柳徹子さんがメッセージを寄せていますが、「平和でないとコンサートはできませんよね。」と、つづられています。そして、第二次世界大戦の当時N響のコンサートマスターだったお父様も招集され、中国で終戦を迎えシベリアに抑留され、終戦後4年ぐらいして帰国されたそうです。「争いのある国の子は、小学校にも行けません。まして音楽を聴くチャンスなんか全くありません」と、記されています。
本当に、その通りです。あらためて、音楽やおしゃれを楽しむことができる「平和」のありがたさ、尊さを感じることができた1日でした。