憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
久方振りに、三品さんにお花を入れていただきました。花菖蒲と変わった色の胡蝶蘭、素敵です。5月人形も出したので、ちょうどいいです。子どもたちの健やかな成長を願う5月人形も、どことなく今年は寂しげです。学校から、公園から、まちかどから子どもたちの笑い声と笑顔が消えました。わが家の孫たちも、家の中ではストレスを発散するがごとく、大きな声でゲームに興じています。
子どもたちの学習の遅れが心配です。5月7日以降どうなるのかもわかりませんが、夏休み返上とか、土日も授業とかの声が聞こえてきます。確かに、夏休みの短縮や土日の活用も一定必要かもしれませんが、学校が再開した後の子どもたちへの負担も心配です。
お花やさんも、入学式、卒業式、歓送会もなくなり、たいへんです。三品さんも、イベントの中止や飲食店の休業等仕事がなくなり、たいへんとのことです。需要が減ったため、お花の値段も下がっているとか。買う人はいいですが、生産者はたいへんです。経済活動がストップして、たいへんなことばかり。休業要請に見合う補償を❗でも、お花やさんとか洋品店とか、休業要請がないところでも、開けていてもお客さんは来ません。その人たちの補償はどうなるのでしょうか?
明日は、議運が開かれ、補正予算案が示されますが、果たして姫路市としての独自支援策がどれだけあるのか。姫路市の姿勢が問われています。
新型コロナの感染拡大が止まりません。姫路市でも、新たに2人の感染が確認され、31例目となっています。東京都は独自に、休業協力金を給付するそうですが、欧米諸国の補償額に比べ、日本政府の補償の額と対象者の少なさが際立っています。日本政府は、本当に国民のことを考えているのだろうか。この期に及んでも、アメリカと財界のことしか、頭にないのだろうか。トランプ政権でさえも、おとな1人最大13万円、子ども約6万円。国民の約8割が支給対象とか。イギリスは、自営業者・フリーランスに平均所得の8割を月額約33万円を上限に支給。ドイツは、中小企業に6兆円。従業員10人以下の事業所に最大180万円を支給。
日本は、30万円、100万円、200万円と数字は示されていますが、対象者がかなり絞られ、いつ給付されるか明確になっていません。ドイツのメルケル首相は、「経済的影響を緩和し、雇用を守ることをすべて行と約束する」と発言しました。そして、同じくドイツの文科相は、「こんな時だからこそ、文化が大切」と認め、芸術団体等に約6兆円の助成金や貸付を行うと表明しています。
アベノマスクよりも、お金をかけ、急ぐべきことがあります。12日付けの神戸新聞にも、メルケル首相の演説の一部が掲載されています。そして、結びに、「緊急事態宣言後、会見した首相(安倍)の言葉にどれだけの人がさらなる信頼を託す気になったか。」と綴られています。
9日に緊急申し入れを行いましたが、その記事が赤旗と神戸新聞に掲載されました。赤旗は、写真も送ったのですが、文章のみでした。ちょっと気温は低めですが、家に居て、掃除をしたりしながら、のんびりしていると、緊急事態宣言が出ているのが嘘のようです。いつもなら、宣伝行動や行事があって、土曜日でもゆっくりできないことが多いのですが、変な感じです。
でも、外では、コンクリートを破砕する音、シャベルカーで運びあげる音、けっこうにぎやかです。家の横を通る、古き、由緒ある水上1号線の水路に蓋がけをする工事の第2期分が始まっています。わが家の子どもたちや近所の子も、小さいとき一度は落ちたことがある水路です。不思議なことに、落ちても大ケガをした子はいません。知らない人が入ってきて、よく脱輪する車もありました。緊急車輌も入ってこれないということで、ようやく昨年度から工事が始まり、続きの今年度分が開始されました。完成は7月末ということですが、楽しみです。
9日、私たち議員団は、政府の緊急事態宣言と学校園の臨時休業延長を受け、安全安心の市民生活と子どもの権利を守るため、市としてできる限り可能な対策を講じるよう以下のことを申し入れました。
1 医師が必要と認めた人は速やかにPCR検査を行うこと 2 保健所相談窓口の電話回線を増やし、相談を受けやすくすること 3 DVや子どもの虐待の危険性が高まることについて、必要な手立てを講じること 4 生活保護の申請にあたっては、丁寧な聞き取りと迅速な決定に務め、子どものいる家庭に対しては特段の配慮を行うこと
5 国保料など各種保険料、市民税、上下水道料金などの支払い猶予や納付相談について広報周知を図ること 6仕事を休むことが難しい保護者や困難を抱える世帯の子どもは学校で受け入れること 7 子どもの学習権を保障するために、家庭学習のための教材提供をしっかり行うこと 8 虐待や十分な食事が摂れない子どもたちへの支援については、スクールソーシャルワーカーの協力を得ながら対応すること 9 子どもの心のケアへの配慮を行うとともに、臨時休業中の子どもの居場所確保のため、校庭や学校図書館を開放すること
10 学校園、保育所、放課後児童クラブなどのにマスクやアルコール消毒液を配付すること 11 新型コロナウイルス対策のための補正予算を早急に編成するとともに、必要な部署への職員配置を強化すること 12 消費税5%への減税、自粛要請に見合う補償を行うよう国に求めること
新型コロナの感染拡大が進んでおり、本当に心配です。仕事がなくなった人や収入が減った人への一日でも早い現金給付が必要です。それと、子どもたちが心配です。感染を防ぐことも大事ですが、学習権をどう保障していくのか、また、虐待、給食が唯一まともな食事という子どもたちをどう守っていくのか。行政も日々変わる状況への対応で、職員のみなさんもたいへんだと思いますが、市民のため、子どもたちのために頑張っていただきたいと思います。私たち議員団も、新型コロナでお困りのことも含め、みなさんの声をお聞きし、行政に届けてまいります。
新型コロナウイルスの感染が広がりつつあるなかで、様々な業種に影響が出ていますが、音楽や演劇、映画等を企画、提供したり、活動している文化団体を訪問しました。企画したものについては、予定通り市民会館等で行うということですが、「マスクやアルコール消毒液の確保が難しい」、「会員さんからはお金はもらえるが、一般客が集まらない」、「映画上映会は次々と中止になり、売上が前年度月比90%減」など深刻な状況が語られました。
共産党は、「本来、自粛と補償はセットであるべきだ」と緊急対応として、収入を絶たれた事業者・個人に対する直接支援や、すぐに暮らしを支える現金給付、フリーランスを含めた労働者の賃金補償、無担保無利子融資の拡大、税・社会保険料の減免、イベント中止に伴う損失補償などを国に求めています。また、今日の経済危機の背景には、昨年10月からの消費税10%増税があります。何よりも、今すぐ消費税を5%に引き下げるべきです。
昨日で第1回定例議会が終了しました。問題の井川一善議員に対する辞職勧告決議案は、日本共産党議員団の4人と創政会の6人(今里、伊藤、三木、牧野、江口、金内議員)の10人が賛成しましたが、議長と本人を除いた35人が反対で、否決となってしまいました。ある程度、予想はしていましたが、残念な結果となりました。しかし、私たち議員団は、筋を通し、議案提案権を使って、提案できたことは良かったと思います。また、共産党議員団だけではなく、6人ではありますが、普段意見が違うこともある議員が、6人も賛成してくれたことは、ある意味画期的なことだったかもしれません。
しかし、反対した35人は、何で反対したのか市民に問われたら、どう答えるのでしょうか。尋ねてみたいものです。何しろ、姫路市議会は、市民からの請願でも、請願の中味に関係なく、共産党に関係する団体から提出されたものについては、基本的に紹介議員にもならないし、賛成もしないというとこです。
一般会計予算には反対しましたが、市民の願いが実現した施策もあります。妊婦健康診査助成額の拡充については、本会議でも取り上げ、県平均を下回っていた金額が、12万1千円で明石市の12万円を千円上回り、県下で一番になりました。また、子どもの貧困対策としての、学習支援事業も試験的施行ではありますが、良かったと思っています。小児慢性特定疾病治療助成の所得制限をなくしたのは評価できますが、そこまでやるなら、同時に、こども医療費助成の所得制限を撤廃してくれてもいいのではないでしょうか。
まだまだ、新型コロナウイルスは収まりそうもありませんが、新年度に向け、新たな気持ちで進んでいきたいと思います。