憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
10月1日から、姫路文学館にて、リニューアルオープン記念特別展として、「それいゆ創刊70周年記念 中原淳一展」が開催されていますが、そのオープニングセレモニーに参加して、展示もじっくり観てきました。
「それいゆ」は、先日まで放送していた「ととねいちゃん」の「暮らしの手帳」と同時代の雑誌です。私は、購読することはありませんでしたが、中原淳一氏が描いたデザイン画やイラスト、それに似たぬりえなど、小さい頃の思い出があります。洋服のデザイン画は、今でも仕立てたら着れそうなものばかりです。古いものとは、思えませんでした。戦後の、色も物もない時代に、何故あのようにカラフルで、洒落たデザイン画が描けたのか不思議です。
リニューアルされた文学館も素敵ですが、それ以上に展示が素晴らしです。みなさんも、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
去る9月12日、姫路市発注の道路整備工事を巡る贈収賄事件で、道路整備改善課長が逮捕されました。汚職事件は24年ぶりとのことですが、姫路市政への信頼を大きく失墜させるものでした。私たちは議員団は、市民の信頼を回復し、二度とこのような不祥事を惹き起こさないために、以下のことを市長に申し入れを行いました。
1 情報漏えいの全容解明を図ること 2 入札制度の検証、改善を図ること 3 姫路市職員の倫理と公正な職務の確保に関する条例を見直すこと 4 不祥事根絶のため、職員研修の強化を図ること
この度の事件は、本当に残念な事だと思っています。まだ、事件の全容が明らかになっていませんが、今後ともこのような不祥事を起こさないため、また、どんな不当要求にも応じることのないよう、毅然とした対応を求めていきたいと思っています。
9月議会では、平成27年度決算委員会が開催されています。私は、公営企業決算特別委員会に入っていましたが、既に現地視察も行い、終了しています。現地視察は、下水道局が管理運営している、網干ポンプ場へ行きました。揖保川が瀬戸内海に流れ込む、河口近くの堤防下に設置されています。この下流域住宅の、浸水を防ぐためのポンプ場となっています。
この施設は、昨年4月より稼働しており、既に400時間余り稼働しているとのことです。近年、ゲリラ豪雨による浸水等が多数、発生していますが、こうしたポンプ場があることによって、浸水等が防がれています。しかし、海岸線を多く抱えている姫路市は、まだ必要なポンプ場の4割りしか整備されていないとのことです。今後、更なるポンプ場の整備が求められています。