憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
8月1日から3泊4日で、長野へ行ってきました。毎年お盆の時期を避け、その前後で帰っています。実家には、高齢の両親が老老介護で二人で暮らしています。幸い妹夫婦が近くにいるので、助かっています。帰るところがあり、迎えてくれる人がいるということはしあわせなことです。
昨年は、父の米寿のお祝いをしましたので、私の3人の子どもたち家族も全員長野に集合しましたが、今回は私たち夫婦と次女、その子どもたち二人とで行きました。信州といえども昼間の暑さは、こちらといい勝負ですが、朝夕は少しましです。
それでも、やはり戸隠は涼しいです。名物戸隠そばをいただき、野尻湖にも足をのばしてきました。孫たちと久々に野尻湖の遊覧船に乗り、黒姫・妙高・飯綱・戸隠・斑尾の北信五岳の景色を眺め、つかの間の信州での夏休みを楽しみました。
もちろん、善光寺へも行ってきました。私の卒業した長野西高校は、善光寺の西にあり三年間この境内を通って、通学していました。ですから、ここに来るとその当時のことが走馬灯のように、思い出されます。一番の思い出は、軟式テニスの部活で夏は真っ黒になりながら白球を追いかけたことでしょうか。
両親は、ひ孫とのふれあいをとても喜んでくれました。ラジオのCMではありませんが、あと何回元気な両親と会うことができるでしょうか。しっかり充電もできました。お盆をはさみながな、少しずつ九月議会の質問の準備をして行きたいと思います。
姫路年金者組合の方々が、介護保険料が高すぎるとして兵庫県に対して、不服審査請求を行いました。その窓口として姫路市の介護保険課に、139人分の書類を提出しました。
その後、介護保険課と地域包括ケア担当課と懇談会を持ちました。年金者組合の方々からは、高すぎる介護保険料に対し、今の10段階からさらに段階を増やしたり、来年度の保険料改定に当たっては、積立基金をすべて取り崩し、保険料の引き下げを行ってほしいことが出されました。
また、介護保険制度の改悪によって要支援1・2の高齢者は、介護保険からはずされ地域支援事業に移行されようとしていますが、準備状況、サービスの低下はないのかなどの質問が出されました。
担当課は、「サービスの質が下がったということのないようにしたい」と、答えていましたが、本当にそうあってほしいものです。「介護の社会化」は、少子高齢化の中一層求められていますが、高い保険料が高齢者の生活を圧迫しています。矛盾だらけの介護保険制度です。
ブログの更新をお休みしていましたが、ちょっと長野へ帰っていました。その報告は、またお伝えしたいと思いますが、今日は文連の第二回目の講座です。長野を朝九時過ぎに出発し、帰りは北陸道から新しく開通した舞鶴道を通って、夕方五時半ぐらいに帰ってきました。
私は、助手席に乗っていただけですが、長距離ドライブはけっこう疲れます。それでも、「ドイツの文化政策―日独比較を踏まえて」と、題しての藤野教授(神戸大学)のお話は、聞き逃したくないとの思いで出席しました。
日本とドイツの文化政策に対しての大きな違いは、日本は、「地域の活性化や産業振興など~の活性化のため」と、いうような「道具主義化」した文化政策。一方、ドイツは「医療や社会福祉・教育などと同等の市民権としての文化権」として確立しており、平和と民主主義の定着のために教育政策および政治教育と結びついている。
とても、専門的でレベルの高い内容でした。そして、何より「戦争」に対する反省の仕方が日本とは、全く違うということです。文化政策においても、政治・経済から独立していることが、公正・公平に社会を変えて行く力になるということを、貫いているのです。
お話を聞きながら、ベルリンやドレスデンなどドイツにぜひ行ってみたいと思いました。次回も、楽しみです。
私たち議員は、いろいろな生活相談を受けます。「世の中のこんな問題を抱えている人がいるのか」と、思うような相談もありますが、今回のように市道の「陥没」を直してほしいというようなことは、比較的早く解決ができます。でも、改修をお願いしていても業者の都合もあるので、小さな穴がこんなに大きくなってしまいちょっと危険です。明日には、応急的な工事をするとのことですが、よろしくお願いします。
昨日夕方家に帰ったら、生活相談の電話があったということで、Aさんに電話をするとしゃべるしゃべる、介護保険のことで市役所に行ったが職員の対応が気に入らないのと保険料が高すぎるとのこと。Aさんの気持ちは、わかりますが、政府のつくった仕組みの中の話で、姫路市において独自の減免制度をつくらないことには、なかなか保険料は安くなりません。高齢者が増え、介護保険サービスを利用する人が増えれば増えるほど、保険料に跳ね返るようになっていることと、国の補助金が少ないことに問題があります。
また、年金がどんどん減らされ介護保険料など年金から引かれる負担金が増え、手取りの生活費が少なくなり、やりくりが大変ということを、切々といわれました。多くの年金生活者も一緒だと思います。これまでの年金だったら、ぜいたくはできなくても何とか生活できたが、年金が減らされ消費税や保険料の負担が増え、可処分所得が減っているのです。
安倍さん、外国ばかり行っていないで、国民の声に耳を傾けてください。Aさん、怒る相手が違いますよー。でも、目の前の職員にしか直接言えませんよね。職員も多忙でしょうけど、市民の怒りに共感して上げてください。
平成26年度第1回目の姫路男女共同参画審議会が、イーグレひめじで開催され、私は傍聴に行ってきました。審議会等の傍聴は5人までという決まりがあるため、せっかく声かけをして来てくださった方が傍聴できずに帰るという事態が起きてしまいました。審議会等の傍聴も、議会の委員会同様10人までと、するべきです。
その問題はさておき、今日の審議会では、主に「姫路市男女共同参画プラン2022」の進捗状況が報告され、議論になっていました。その内容は、①姫路市の管理職への女性の登用の低さ ②「あいめっせ」の認知度の低さ ③男性職員の育児休業取得の低さ ④審議会等委員会で女性のいない審議会等の多さ ⑤病児保育・病後保育の不備等です。率直な意見が出されたように思いますし、これまで私も議会の質問で取り上げてきたこととも共通しています。
また、今後は条例の制定にむけ「案」について、部会を設置し議論をしていくことが確認され、平成27年の秋頃パブリックコメントにかける予定も明らかにされました。審議会が終了して、私は座長の大塚先生(独協大)にごあいさつをさせていただきましら、先生が「いつも女性の問題を取り上げていただき、ありがとうございます。」と、言っていただきとてもうれしかったです。
そこで、私は議員団で福津市へ視察に言ったことを申し上げると「姫路の前は、福岡にいました。」と、言われびっくりしました。私はちょうど、このブログにも書いた「福津市男女がともに歩むまちづくり基本条例を学んで」をまとめたプリントを持っていましたので、「ぜひ参考にしていただいて、いい条例をつくってください。女性議員や女性団体も期待しています。」と、お伝えしました。
傍聴に行ってよかったです。でも、14人の委員のうち3人の委員は2時間の間一言も発言しませんでした。女性が多ければよいといものでもありません。委員に選ばれたら、女性でも男性でも発言し、市民やその団体の意見を代弁する必要があります。そのための費用弁償も出ているのですから、責任は果たしていただきたいものです。
しかし、議員でも本会議質問をしない議員、委員会でも一回も発言しない議員もいます。政務活動費の使い方も問題ですが、こうした質問や発言をしない議員も、いかがなものでしょうか。