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姫路文連連続講座第二回

IMG_1824 ブログの更新をお休みしていましたが、ちょっと長野へ帰っていました。その報告は、またお伝えしたいと思いますが、今日は文連の第二回目の講座です。長野を朝九時過ぎに出発し、帰りは北陸道から新しく開通した舞鶴道を通って、夕方五時半ぐらいに帰ってきました。

 私は、助手席に乗っていただけですが、長距離ドライブはけっこう疲れます。それでも、「ドイツの文化政策―日独比較を踏まえて」と、題しての藤野教授(神戸大学)のお話は、聞き逃したくないとの思いで出席しました。

 日本とドイツの文化政策に対しての大きな違いは、日本は、「地域の活性化や産業振興など~の活性化のため」と、いうような「道具主義化」した文化政策。一方、ドイツは「医療や社会福祉・教育などと同等の市民権としての文化権」として確立しており、平和と民主主義の定着のために教育政策および政治教育と結びついている。

 とても、専門的でレベルの高い内容でした。そして、何より「戦争」に対する反省の仕方が日本とは、全く違うということです。文化政策においても、政治・経済から独立していることが、公正・公平に社会を変えて行く力になるということを、貫いているのです。

 お話を聞きながら、ベルリンやドレスデンなどドイツにぜひ行ってみたいと思いました。次回も、楽しみです。