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姫路市男女共同参画審議会

 平成26年度第1回目の姫路男女共同参画審議会が、イーグレひめじで開催され、私は傍聴に行ってきました。審議会等の傍聴は5人までという決まりがあるため、せっかく声かけをして来てくださった方が傍聴できずに帰るという事態が起きてしまいました。審議会等の傍聴も、議会の委員会同様10人までと、するべきです。

 その問題はさておき、今日の審議会では、主に「姫路市男女共同参画プラン2022」の進捗状況が報告され、議論になっていました。その内容は、①姫路市の管理職への女性の登用の低さ ②「あいめっせ」の認知度の低さ ③男性職員の育児休業取得の低さ ④審議会等委員会で女性のいない審議会等の多さ ⑤病児保育・病後保育の不備等です。率直な意見が出されたように思いますし、これまで私も議会の質問で取り上げてきたこととも共通しています。

 また、今後は条例の制定にむけ「案」について、部会を設置し議論をしていくことが確認され、平成27年の秋頃パブリックコメントにかける予定も明らかにされました。審議会が終了して、私は座長の大塚先生(独協大)にごあいさつをさせていただきましら、先生が「いつも女性の問題を取り上げていただき、ありがとうございます。」と、言っていただきとてもうれしかったです。

 そこで、私は議員団で福津市へ視察に言ったことを申し上げると「姫路の前は、福岡にいました。」と、言われびっくりしました。私はちょうど、このブログにも書いた「福津市男女がともに歩むまちづくり基本条例を学んで」をまとめたプリントを持っていましたので、「ぜひ参考にしていただいて、いい条例をつくってください。女性議員や女性団体も期待しています。」と、お伝えしました。

 傍聴に行ってよかったです。でも、14人の委員のうち3人の委員は2時間の間一言も発言しませんでした。女性が多ければよいといものでもありません。委員に選ばれたら、女性でも男性でも発言し、市民やその団体の意見を代弁する必要があります。そのための費用弁償も出ているのですから、責任は果たしていただきたいものです。

 しかし、議員でも本会議質問をしない議員、委員会でも一回も発言しない議員もいます。政務活動費の使い方も問題ですが、こうした質問や発言をしない議員も、いかがなものでしょうか。