憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
9月2日から9月議会が始まっていますが、今日は、個人質問の初日です。トップバッターとして、以下4項目について質問しました。1 子どもの貧困について 2 子育て支援について 3 新県立病院は地域医療・救急医療を守るための拠点病院に 4 介護予防・日常生活支援総合事業で介護の質は低下しないのか
就学援助制度の改善と拡充については、新入学準備金と宿泊を伴う郊外活動費の増額については、前向きな答弁でしたが、新入学準備金の入学前支給については、「検討する」とのことでしたが、後ろ向きな答弁でした。こどもの医療費無料化の所得制限の撤廃については、今年度の予算ベースで、後3億円余上乗せしたらできるのですが、いい返事はもらえませんでした。平成27年度決算で民生費の不要額が31億円もあるのですから、できないはずはないと思います。
新県立病院の整備候補地については、県から「無償で提供してほしい」と言われていることを、あっさり認めました。このイベントゾーンは、190億円で先行取得し、姫路市が235億円で買い戻している土地です。単純に半分としても、100億円以上はします。情報公開、説明責任、丁寧な議論が必要です。
とりあえず、質問は終わり、ちょっぴり気分的には楽になりましたが、まだまだ議会は始まったばかりです。
アジアで2,000万人以上、日本で310万人からの尊い命が犠牲となった第二次世界大戦から71年となりました。8月15日に合わせて、NHKはいつも特集番組が放映されますが、今年は真珠湾攻撃時に攻撃隊長だった淵田中佐のことが取り上げられていました。彼は後に、キリスト教者となりアメリカに渡り、布教活動を行います。番組の中で紹介された彼の言葉が印象的でした。「無知が無理解を生む。無理解が憎しみを生み、憎しみが戦争を生む。」
今も、この言葉が通用します。今日の神戸新聞の記事に、「20歳の学生が、インターネットで靖国神社での集会を知り、参加。戦争はしてはいけないが、戦力があれば抑止力になる。」「大学院生、国のためにかんばった人にお疲れ様って普通ですよね。良い集会だった。」
戦力で抑止力になるなら、この世界から戦争や紛争はなくなっているはずです。オリンピックでがんばったのと訳が違うと思いますが…
知らない、知らされていない、教えられていないということは、本当に恐ろしいことだと思います。
8月15日は、毎年平和を願って、宣伝行動を行っています。しかし、関心を寄せる人たちが少くなっていることが心配です。