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春分の日を含む連休中、新聞等マスコミで大きく報道された、姫路市の認定こども園「わんずまざー保育園」の法令違反等に関する記事は、「保育の専門家が子どもたちに対して、ある意味虐待とも言えるようなことをここまでできるのか」という思いです。
本日開催された、「子育て支援対策特別委員会」において、こども育成担当理事から「わんずまざー保育園」の法令違反等について、報告がありました。
① 私的契約児22の受け入れ ② 保育士の架空配置及び架空勤務 ③ 施設長の勤務実態の虚偽報告 ④ 利用児童に対する不適切な給食提供 ⑤ 施設内での無届事業(夜間シッター、学童保育)への施設保育士の従事等
何よりも、憤りを感じ、子どもたちがかわいそうに思うのは、70人前後の子どもたちに対して、35~45食程度の給食発注数で給食をしており、3歳未満児への給食量については、半分から3分の1量に低下していたことです。訴えることができない、小さな子どもたちが、どんなにお腹を空かせていたかと思うと、涙が出そうです。実際、調査に入った保育士経験の職員は、涙を流していたそうです。また、暖房についても、親が迎えに行くとスイッチを入れていたそうです。
こうした状況の中、共産党市会議員団としても、姫路市に対して申し入れを行う必要があるとして、急きょ以下の申し入れを行いました。
1 入園中の子どもの処遇を直ちに改善させること 2 保護者に説明責任を果たし、相談に応じる体制を直ちにつくること 3 認可取り消し後の子どもの処遇について、正規か私的契約だったかにかかわらず不利益が生じないように、子どもと保護者の希望に沿った対応をおこなうこと 4 認定に関与した姫路市の責任を明らかにし、認定の経過、認定後の運営実態、監査の状況等について、第三者を含めて検証し見直しと改善をおこなうこと 5 職員の増配置をおこない監査体制を強化するなど、再発防止策を講じること
姫路市は、昨年の収賄事件で幹部職員二人が逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が出ています。姫路市が設置した専門家チームからの報告書が市長に提出され、不祥事根絶ため本格的な取り組みを進め、失われた市政への信頼をどう取り戻していくのかという矢先に、このような事件とも言えるような出来事は、残念な限りです。また、社会福祉法人「夢工房」の「姫路保育園」の不正受給問題があったばかりで、保育園の不正問題が続いており、姫路市の保育行政に対する信頼も大きく失われています。
引き続き、問題を注視して、市民が安心して子どもを預けることができる保育行政が行われるよう求めて参ります。
今日は、19日。毎月19日は、「安保法制の廃止」を求める全国統一行動日です。この間、参加ができませんでしたが、今日は暖かな春の日差しに誘われて、参加しました。南スーダンに派兵された自衛隊に対して、ようやく5月の撤退を明らかにしましたが、状況を考えると今こそ即撤退すべきです。
ニュースでは、PKOに派兵された自衛隊員が5人、現地で一時拘束されたとのことです。派兵されている自衛隊員の家族は、どんな思いでそのニュースを聞いたことか。
今日、「安保法制の廃止」を訴えながら、「福島原発事故から6年、今こそ原発からの撤退を決断すべきです」と訴えました。そうしたら、「自分は、今日福島から姫路に来たところだ。福島の何がわかるのか。あなたたちは、何ができるのか。」と詰め寄られました。その人は、どういうつもりで、どんな気持ちで言ったのか。彼も、原発と地震、津波で人生が大きく変えられてしまったのか、それはよくわからないが。
でも、それって、怒りの矛先が違うのではないか。でも、何が彼をそうさせているのか。
昨日、今日と総務委員会が終了しました。不祥事を調査してきた専門家チームの提言書は、画期的な内容だったと思います。部下の面倒見がよく、仕事ができ、信頼されていた職員であっても、不祥事を起こしてしまうという現実。個人の資質の問題でもありますが、組織としてなぜ防げなかったのか。幹部職員のあり方も問われています。
そして、何よりも特筆すべきは、事件の遠因として「市会議員の過度な要求があった」ということが、明らかにされたことです。今までも、私は市役所の控室において、隣の部屋から怒鳴り声が聴こえてきたことが何回もありました。公的文書で、このように一部の議員が不当要求とも言えるようなことがあったということを、議会として重く受け止めるべきです。
市政の信頼を取り戻すことは、もちろんですが、議会としても、議員倫理条例があるわけですから、それに照らしてどうなのか議論する必要があると思います。
さらに、私が個人質問で取り上げた、「違算」についても、元課長や職員の聞き取り調査の中でも問題としてます。委員会においても、個人の能力の問題ではなく、組織として研修、チェック体制を強化するよう求めました。
姫路市の贈収賄事件を受け、原因究明と再発防止を検討してきた外部有識者3方が市長に報告書を提出しました。関西国際大学の西岡敏成教授は、「個人の資質だけでなく組織の構造的な問題が浮き彫りになった。忘れてならないのは、組織の中の誰が苦しみ、誰が悩み、誰が涙を流しているのかという視点が欠落していたもので『組織は、人がつくる』との原点に立ち返り、部下職員とのコミュニケーションを図り、実態把握に心血を注がれたい。」と述べています。
誰が苦しみ、誰が悩み、誰が涙を流しているのか 心に大きく響く言葉です。私は、職員のこうした苦しみを一番わかっていないのは市長ではないかと思います。
不祥事案についての認識不足 閉鎖性への危惧 幹部職員の職階級に対する認識欠如 職員の対応能力不足 厳しく指摘しています。
また、姫路獨協大学副学長の道谷卓氏は特筆すべき事項の一つとして、「入札や工事に関する市会議員の要望の中に過度な内容のものがあり、対応に苦慮する関係職員がいることが明らかとなった点である。」と報告しています。「議員から工事の順番を早くしてほしいとの要望をよく聞く」「こちらができないと言うと、国へ行くぞ、県へ行くぞ、議会で質問するぞ」
「できない、遅くなると言えば、机をたたいて怒り出す議員もいる」耳を疑うような回答も多数あり、これが真実であれば、このような市会議員からの無茶な要望に毅然とした態度で対応する仕組み作りを構築する必要がある これも、厳しい指摘がされています。
姫路市議会の闇の一部が明かされたという思いです。このような指摘を受け、議会としてどう自浄能力を発揮して議会改革を進めていくのかも問われています。
橋東公民館の問題も、姫路市の組織としての体質が問われる問題だと思います。