平成29年第1回定例議会が始まります

1487741759399 明日から、第1回定例議会が開催されます。去る2月16日には、新年度の予算概要の説明会がありました。一般会計は2,137億円で、過去6番目の予算規模になっています。詳しくは、これから本会議や委員会等で審議が行われますが、私たち共産党議員団が要望してきた就学援助の新入学準備金が国基準に引き上げられ、増額されることは評価できることです。

 また、おたふくかぜワクチン助成として一回3,000円が助成されます。スクールソーシャルワーカーや学校司書、書写養護学校介助員の増配置などの前進面はありますが、4月から下水道使用料が引き上げられます。さらには、し尿汲み取り手数料、すこやかセンター駐車場使用料、社会体育施設使用料、水族館入館料、幼稚園保育料など市民生活に身近な施設等の使用料が26件も値上げされる議案が提出されます。

 市民にとって、賃金は伸び悩み、年金はカットされ、社会保障の負担だけが増える中で、公共料金が引き上げられるということは、大きな負担です。アベノミクスの破綻によって、格差と貧困が大きく広がっている時こそ市民の暮らし応援の予算が必要です。

 私は、この度個人質問に立ちますが、以下の項目を一問一答方式で質問したいと思っています。

 1 新文化センターと姫路市文化振興ビジョンについて  芸術監督等の配置 施設使用料の減免制度の継続についてなど

 2 姫路市DV対策基本計画について  被害を潜在化させない対策を デートDVの予防啓発事業の拡充をなど

 3 職員の不祥事根絶と公正な入札いついて 正確な積算をするための対策についてなど

違算

 「違算」とは、何か。役所は、土木工事などの発注・入札のために、工事価格を計算しますが、そのさいの積算を誤って算出することを違算言います。姫路市でも「違算」があります。何が問題かと言えば、公正な入札が妨げられるということです。行政の間違いによって、公正な入札が妨げられるというのは、問題です。ましてや、姫路市では、最低制限価格が漏洩され、収賄事件によって建設局の課長と局長が逮捕されたわけですから、あってはならないことです。

 なぜ、そんな違算が起きるのか。そこが問題なのですが、積算に携わる職員のレベルアップが求められています。個人の問題ではなく、市役所全体でどう取り組んでいくのかが問われています。

地方財政計画学習会

1486899021728 今日は、朝から神戸で「2017年度地方財政計画」の学習会がありました。まもなく発表される姫路市の新年度予算案をどう見るのか、とても参考になりました。例えば、要保護児童生徒援助費の入学準備金について、補助金単価が小学生は20,470円から40,600円に、中学生は23,550円から47,400円にそれぞれ引き上げられる予定です。

 しかし、姫路市は元々国の補助金単価より低く抑えられており、本会議質問で基準通り支給するよう求めてきました。その結果、「国基準通り支給したい」と答弁を引き出していますが、この度この国基準が引き上げられることによって、姫路市は一足飛びに引き上げるのでしょうか?

 さらに、姫路市を含め多くの自治体は、この入学準備金を入学後の6~7月に支給していますが、最近は少しずつではありますが、3月までに支給する自治体が増えています。お隣の、「子育て支援日本一」を目指す相生市は、中学生の就学援助の入学準備金は、入学前に支給しています。

 今、NHKで「子どもの貧困」についての特集が放映されています。本当に深刻です。安倍首相はトランプ大統領とゴルフをいっしょにプレイしご機嫌ですが、こうした子どもたちの実態がわかっているのでしょうか。まさに、政治の力が必要です。

 姫路駅前に、ようやく時計が設置されました。

2017年02月11日の記事

1486815363265148681521027914868151803271486815140093 毎年2月11日は、隋願寺の鬼追いです。今日は、娘たちの子どもたちが子どもの鬼、子鬼になりました。42歳の厄年の男性が赤鬼や青鬼になりますが、その後を子どもの鬼が、「厄よけじゃあ、厄よけじゃあ」と言って、歩きます。

 例年、雪が舞ったりと寒い日になりますが、今日もそうでした。

 毎年、毎年、同じことを繰り返して、春がやって来ます。

ポスト真実

 ポスト真実。英オックスフォード大学出版局が2016年の言葉として選んだ「ポスト真実」が注目されています。ポストとは、「後」や「脱」という意味で、「脱真実」。流言飛語、ねつ造という意味もあります。

 トランプ氏が大統領に就任して、益々このポスト真実が問題になっています。そして、NHKでも取り上げていましたが、今やそれがフエイクニュースということで、インターネット上に流されているというではありませんか。一体、何を信じたらいいのか。

 そして、それはアメリカだけの話ではありませんか。南スーダンでPKO活動に参加している陸上自衛隊の日報で昨年の7月11、12日の日報。「廃棄してない」と答弁してきたのが一転、開示請求によって公開されましたが、「戦闘」という文言が記されていました。政府は「比較的平穏な状況」として、「駆け付け警護」の新たな任務を自衛隊に付与したのです。

 何が真実で、何が嘘なのか。「アベノミクスは経済の好循環」と100回言えば、ウソも本当になってしまうような世の中です。ウソを見抜く知恵と力が必要です。

姫路の誇り 池内了さん

 姫路出身の科学者、池内了さん。現在、名古屋大学名誉教授であり軍学共同反対連絡会共同代表を努めています。文科省が大学の研究予算を削減する一方、防衛省の大学への予算が増えています。日本学術会議が主催するシンポジウムも開かれていますが、そうした中で、池内了さんは「科学者は一切協力しない。妥協のない明快な合意を」とがんばっています。

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