憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
認定こども園「わんずまざー保育園」は、4月1日付けで認定が取り消され、閉園されました。しかし、これでこの問題が終わったわけではありません。なぜ、定員を大幅にオーバーしたり、不適切な給食の提供など多くの法令違反が行われたのか。認定のあり方、監査のあり方は、適切だったのかなどが問われています。
そうした中で、共産党県会議員団と私たち市会議員団が合同で、こども政策課、こども保育課、監査指導課に来ていただき、それぞれ聞き取り調査を行いました。委員会や新聞報道等で明らかになった点もありますが、まだまだ解明されていない点について、確認させていただきました。
地方裁量型で県が平成27年に認定したわけですが、定期監査は今年の2月。なぜ、認定から2年後の監査だったのか。市の説明は、「国が監査について示したのが、28年12月だったので、年が明けてからのこの2月になった」ということでした。国は規制緩和を進める一方で、法整備が追いついていなかったのではないかと思いました。また、認定は県で、監査は市。責任が、曖昧になっていたのではないか。認定の審査は、全て書類のみ。うそはなく、全て正しいことが前提になっている。
今後、市は地方裁量型の認定こども園を、県は全ての認定こども園に対して、調査等を行うとしていますが、市民が安心して子どもを預けることができる保育行政をどう進めていくのかが問われています。