憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今年もル・ポン国際音楽祭が開催され、昨日はパルナソスホールで演奏が行われました。今までは、書写山、姫路城二の丸と屋外でしたが、今回は屋内で楽しむことができました。せっかくの演奏ですし、外国からの演奏者をお招きしての音楽会ですので、おもてなしの気持ちも込めて着物を着ることにしました。
そして、せっかく着物を着たのでレストランで食事をすることにしたのですが、そこで思いがけず、元職員の高濱さんご夫妻にお会いすることができました。
宝塚に続き、文化芸術の秋を楽しませていただいていますが、ル・ポン国際音楽祭に黒柳徹子さんがメッセージを寄せていますが、「平和でないとコンサートはできませんよね。」と、つづられています。そして、第二次世界大戦の当時N響のコンサートマスターだったお父様も招集され、中国で終戦を迎えシベリアに抑留され、終戦後4年ぐらいして帰国されたそうです。「争いのある国の子は、小学校にも行けません。まして音楽を聴くチャンスなんか全くありません」と、記されています。
本当に、その通りです。あらためて、音楽やおしゃれを楽しむことができる「平和」のありがたさ、尊さを感じることができた1日でした。
先日二十年ぶりぐらいに、宝塚歌劇を観に行きました。特別お目当てのトップスターがいるわけではありませんが、百周年ということで、久しぶりに観劇をしたいと思い宝塚の会員になっている友人にお願いしてチケットをとっていただきました。夏ぐらいにお願いしていて、ようやく実現しました。
生のステージは、迫力があり出演者のエネルギーが伝わり、宝塚の世界に引き込まれていきます。音楽であれ、お芝居であれ文化を楽しむには、平和でなければなりません。そんなことを思っていましたら、なんと今日の赤旗日刊紙の「黙ってはいられない」のコーナーに宝塚歌劇団特別顧問であり「ベルサイユのばら」の演出家植田紳璽(しんじ)さんのインタビュー記事が載っていました。
植田さんは、神戸から福井市近隣に疎開をしていましたが、そこで空襲を体験し、そのことが人生の原点だそうです。「極限状態では、人間が人間でなくなってしまう。だから絶対に戦争をしてはいけません。」と、言っています。宝塚歌劇団は、「戦争中の日本には不必要」とされ、1944年に閉鎖されたそうですが、「劇場が閉鎖される時代に、二度とさせてはなりません。」と、語っています。
自治会の役をしている夫がお寺の用事で祭りに参加できないため、今日は私が出ました。心配された天気も最後まで持ち、本当に祭り日和でした。浜手ほど派手ではありませんが、みんな一生懸命屋台を担ぎ楽しんでいました。私もシデ棒を持ち掛け声に合わせて振りかざしていると、だんだん祭りに酔いしれ感じがしてきます。 布団屋台は、もう何年も前から女の子が太鼓を叩いています。男の子も女の子も、女性も男性も、老も若きもみんな祭りを楽しんでいました。場所によっては、女の子は太鼓が叩くことができなかったり、女性は裏方だったりしていますが、時代は確実に変わってきています。
ノーベル平和賞に、マララ・ユスフザイさんが選ばれました。若干17才ですが、その発言の重みにとても17才とは思えないほど、堂々としています。「憲法9条」が選ばれなかったのは、とても残念でしたが候補になったということは素晴らしいことでした。まだまだ可能性はあります。