憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
3・11東日本大震災から五年が過ぎました。連日、当日の津波や震災の様子が写し出されています。福島第1原発の建屋も写し出され、改めて原発の恐ろしさ、事故の収束されていない現実を再確認しました。そうした中で、自然エネルギーの活用が広がり、とりわけ太陽光パネルの普及、発電は目の見張るものがあります。それ事態悪いことではありませんが、法律が追い付いていないため、各地でトラブルが起こっています。
以前も、白鳥台で訴訟を起こされているお宅にも訪問しましたが、今日は林田の国道29号線のたつの市との境界近くの山の斜面に設置されている太陽光パネルを見に行ってきました。以前は木で覆われていた斜面が丸坊主にされ、パネルが山肌むき出しの斜面に並べられていました。誰が見ても、危険で、ゲリラ豪雨がきたら土砂崩れが予測できるような状態です。
入江県会議員といっしょに現地に行きましたが、その後市のまちづくり指導課や県の治山課に相談に行きましたが、法的には直接規制、勧告できるものはないとのことでした。しかし、事故が起きてからでは遅いと思うのですが。堀内衆議院も先日国会で取り上げましたが、早期に国の対応が求められています。
昨年11月に行われた福崎町長選挙で嶋田町長の後継者として、橋本町長が当選しましたが、その直後から福崎署や兵庫県警が「選挙違反があった」として不当な捜査が行われています。後援会の役員宅や嶋田元町長宅など正月の三が日を除き、ほぼ毎日早朝からチャイムを押してやって来るそうです。外出の際は尾行をしたり、監視をしたりまるでストーカーのようだということです。
町民に対しては、「後援会員かどうか、手紙がきたかどうか」などを聞いて回っています。選挙違反など誰もしていないにもかかわらず、警察は事件をでっち上げようとしています。国民救援会や「不当捜査をやめさせる会」の人たちや町民のみなさんが警察への抗議行動を行いました。
本当に警察は誰のための警察なのか。住民の安全安心を守るのが警察の役割ではないか。
しばらくブログから遠ざかっている間に、満開だった庭のしだれ梅が散り、ミモザの花の頃となりました。2月は逃げると言いますが、まさに逃げていきました。2月22日からは定例議会が始まっており、3月4日の代表質問も終わりました。昨日から厚生委員会が開かれており、本来ならば今日も委員会のはずが、なぜか明日になり、お陰でホッと一息ついております。
2月は、代表質問の原稿づくりと札幌の孫たちが来たのと、3月5日の市田忠義副委員長を迎えての演説会のお誘いなど、目まぐるしい日々でした。それでも、孫たちが来てくれたお陰で、一年ぶりにお城に登りました。姫路セントラルパークには20数年ぶりに行くことができ、観光客の気分でした。でも、どちらも歩け歩けで疲れました。
しかし、こうしている間にも情勢は日々刻々と動いています。2月19日には、野党5党首合意が図られ、参議院選挙に向けて安保法制の廃止で協力することが確認されました。鹿児島に続き、仙台、高知、長野で統一候補が決まりました。沖縄辺野古での埋め立て中止を求めて沖縄県が国を訴えていた裁判で、ついに国は和解に応じて工事が中止になっています。そして、昨日は関西電力高浜原発3号機4号機の再稼働差止を求める裁判でも、画期的な判決が下され、今日中に3号機は稼働停止されます。明日の3・11を前にしたタイミング的にも内容的にも素晴らしい判決です。
野党5党首合意も沖縄も原発も国民の声、願の方向に大きく動きました。ということは、ことごとくアベ政権の方向とは真逆だということです。すべて、国民の声が動かしました。アベ政権の暴走ぶりが一層明確になりました。
そして、ここ姫路でも安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会が発足しました。歴史は着実に前進しています。「今頑張らなくていつ頑張るのか」と市田さんは言われていました。ワクワクする情勢です。
入江県会議員といっしょに宮ヶ谷最終処分場へ行って来ました。この宮ヶ谷最終処分場の民間業者は、平成26年6月6日に産廃処分業及び施設設置許可の取り消し処分が行われました。また、同時に改善命令も出されており、区域外投棄や許可容量を越えた廃棄物約10万立米のうち1万8千立米を平成30年1月31日までに搬出しなければなりません。
しかし、1年7ヶ月が過ぎた今も全く搬出されていません。にもかかわらず、太陽光パネルを設置したいと言っているようです。搬出しなければならない廃棄物の上にパネルを設置するのでしょうか。パネル設置については、県にも市にも規制できるものではありませんが、姫路市の対応が問われます。2月22日から始まる議会の代表質問でも取り上げて行きたいと思っています。
新年度予算案の説明会がありました。この間私たち共産党議員団が要望してきたことがいくつか予算化されていました。一番うれしかったのは、障害者タクシー助成制度において、複数枚のチケット利用が可能になるということです。現在、身体的1・2級と視覚1・2級の方は、選択でタクシー助成制度が利用できますが、1回につき500円券1枚しか使えませんでした。年間48枚支給されても片道2000円かかった場合でも、1回1枚500円しか使用できなかったので、1人平均20枚ぐらいしか使えないため、障害者のみなさんから1回につき複数枚使えるようにしてほしいと切実な要求が出されていました。
本会議や厚生委員会、決算委員会など機会あるごとに取り上げてきました。姫路障害者連絡協議会としても予算要望してきたところです。また、学校司書の配置が35人から52人へと大幅に増えました。さらに、妊産婦健診費助成も1回5,000円の14回から5,000円×11回、15,000×1回、10,000×2回へと大きく前進しました。
しかし、トータルで90,000円+子宮頸がん3,500円は、全国平均98,834円と比べても、決して高いとは言えません。今年度は7月から子ども医療費無料化が実施され、多くの子育て世代のみなさんに喜ばれているところですが、引き続き子育て支援の拡充や暮らし応援の予算となるよう頑張ります。
土曜、日曜日の暖かい雨で、庭のしだれ梅が一気に咲きだしました。寒の戻りでびっくりしているのではないでしょうか。