憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
昨日は、総務委員会が開催されました。財政局は、冒頭、個人市・県民税特別徴収税額決定通知書の誤送でマイナンバーの漏洩事故が3件もあった件で、全員起立で謝罪しました。そこまでしておきながら、資料が全く用意されていていませんでした。すでに、事故が起きた時点で各委員にフアックスされてはいましたが、そこまでするなら、改めて報告と今後の対策についても、文書で報告すべきではないでしょうか。
一体、個人情報の取り扱いについてどう考えているのでしょうか。改めて、意識改革を求めたところですが、緊張感のなさにびっくりです。
また、市長公室については、市長の行事等の挨拶について、市民や参加者に姫路市の施策について発信できる大事な機会であることから、その行事等にふさわしいものであるよう求めました。特に、来る7月1日の男女共同参画推進フオーラムは、キャスターの国谷裕子さんを迎えての行事であり、姫路市の男女共同参画についてはアピールできる大事な行事です。
質問の準備と安倍内閣にうんざりとで、ブログに向かう気になれませんでした。6月2日から始まった定例議会ですが、9日に質問に立ちました。質問項目は、以下の内容です。
1 公的責任で保育の質と量を確保すること ①地方裁量型を導入してきた姫路市の責任について ②認定こども園の法令違反等について、再発防止の進捗状況 ③待機児童の解消
2 姫路市立小中学校における食育推進プランについて ①食育推進プラン策定の経緯について ②児童生徒の食生活実態調査及び食事状況調査をどう食育推進プランに反映させているのか ③栄養教諭の配置について ④中学校給食の実施に向けて
3 宮が谷最終処分場について 宮が谷最終処分場における改善命令の確実な履行を
わんずまざー保育園で問題になった、地方裁量型認定こども園については、今後は導入しない旨の答弁を引き出すことが、できました。
食育推進プランは、この3月に策定されましたが、子どもの貧困が社会問題になるなか、子どもたちの昼食を保証し、食育を推進することは、大事なことです。
宮が谷最終処分場の許可容量を越えた廃棄物のうち、約18,000立方メートルを来年の1月末までに搬出しなければならないという改善命令が、平成26年6月4日に出されているにも拘わらず、いまだに、トラック1台足りとも搬出されていません。8月から、一月10トントラックで600台ずつ搬出するという計画書が、成臨興業から提出されていますが、受け入れ先が確定していません。これでは、本当に履行できるのか、懸念されます。姫路市の指導責任が問われています。
起こってほいしくないことが、ついに起こってしまいました。政府・与党が委員会採決抜きで、「共謀罪」法案の参議院本会議での強行採決を行いました。この法案は、審議をすればするほど問題だらけ、矛盾が噴き出してます。金田法務大臣の答弁を、安倍首相が止めるという、異常な光景もありました。大臣として、政治家としての資質も大きく問われました。
加計学園の問題も、国民の声に押されて、再調査せざるを得なくなりました。全ての面で、追い詰められての暴挙ですが、断じて許されるものではありません。日本の政治において、立憲主義、民主主義、平和主義が大きく問われています。
今日から、兵庫県知事選挙が始まりました。憲法と暮らしを守る、津川ともひささん必勝のためがんばります。もうすぐ、都議選も始まります。日本国民の意地を見せて欲しいと思います。
昨日の衆院本会議で、自民、公明、維新の数の力による暴挙で、「共謀罪」が強行成立させられてしまいました。ああ、いったいこの国は、どうなっているのか!?どこへ向かっているのか!? 怒りと不安で一杯です。「共謀罪」については、多くの国民はもちろん、学者や弁護士、日本ペンクラブ、田原総一朗などジャーナリストも反対の声を上げています。国連の人権専門家のケナタッチ氏も「共謀罪は、人権に有害」と声を上げ、日本政府に書簡を送っています。
しかし、今の政府、そして政権与党は、こうした声に一斎耳を傾けようとしません。安倍首相を初め、閣僚や自民党議員の暴言、開き直りが止まりません。最悪です。森友学園の問題にしても、加計学園の問題にしても、まともな調査もせず、まともな答弁もせず、これほど議会制民主主義を否定し、国民をないがしろにして。
もっと、私たち国民が、市民が怒り、声を上げなければなりません。
それにして、今のマスコミはどうなのでしょうか。北朝鮮のミサイル発射やイギリスのテロ、真子さんの婚約のことは、必要以上に報道しながら、肝心な、自国の国民の生活、暮らしに関わる、大事なことがほとんど通り一遍の報道で終わっています。憲法9条の3項に自衛隊を書き加えたらどうなるのか。共謀罪が成立したら、どうなるのか。ほとんど報道されません。それが、今の安倍政権です。マスコミもそんたくして、本質的なことは言わない。本当に、恐ろしい限りです。
私は、声を上げ続けます。
昨日、志位委員長が神戸大丸前で街頭演説を行いました。心配された雨も上がり、3,000余の人たちが集まりました。
北朝鮮は、今朝新たなミサイルを発射しましたが、国連の安保理決議に反するもので、断じて許されるものではありません。こうした暴挙に対して、武力で対応するのではなく、6カ国協議など話し合いの場で問題解決を図るべきです。お隣の韓国では、北朝鮮との対話を重視する新大統領が誕生しました。あのトランプ大統領さえ正常状態での対話ができるのであれば、用意はあるとして、対話を模索しています。そうした中で、唯一対話に後ろ向きなのが日本の安倍首相です。
また、憲法9条の第3項以降を付け加え、自衛隊の違憲状態をなくすと言っていますが、1項、2項をそのままにして自衛隊を付け加えれば、ますます矛盾は深まります。
共謀罪の強行を許されません。来週からは、高浜原発の再稼働も行われます。憲法にしても、共謀罪、原発の問題でも民意を無視して暴走を続ける安倍自公政権を変えなければ、私たちの暮らしはよくなりません。
そうした中、日本共産党も入っている憲法県政の会から県知事候補として、津川ともひささんが今「県民にやさしい県政を」と頑張っています。昨日の午前中は、神戸に行く前に、女性後援会のみなさんとも、いっしょに宣伝しました。
泥さんが中心となって準備を進めてきた、憲法を守るはりま集会が市民会館で行われました。合唱団「希望」が歌う、日本国憲法第9条で始まり、泥さんがつくったスライド「うたえカナリア」(時代の危機を伝えよう)が上映されました。昔、炭坑夫は炭坑に入る際、危険を察知するためにカナリアを持って入りました。憲法9条が変えられようとしている今、ひとりひとりがカナリアになって、危険を知らせようと呼びかけるメッセージになっていて、随所に泥さんの個性があふれる内容になっていました。
もう、泥さんがつくったスライドが見られないと思うと寂しさが込み上げてきます。
そして、メインは松元匕ロさんの爆笑ライブ「はしれ憲法くん!風に向かって」です。半年分くらいまとめて、笑ったような気がします。
市民会館を出て、観光客がぞろぞろ帰途に向かう中、千姫牡丹園へ行って来ました。つつじも満開で、名残の牡丹が見事に咲き誇っていました。正に、千姫のごとく。