憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
茶座「いま・はりま」地域と文化ー明日への発信ー最終回の今日は、バイオリニストの松野迅さんによる、「音と旅 街と情 夢よ楽」と題してのお話しでした。松野迅さんに直接お会いするのは、もう25年ぐらい前、友久さんが初めて県会に出たときでした。とてもお若く、いまで言う超イケメンバイオリニストでした。今日もとてもステキでした。お話しも良かったですが、一緒に写真を撮っていただき感激です。
松野さんは、音楽のみならずこんなにも音楽ホール等についても詳しく勉強をされていることに、たいへん驚きました。さらに、平和についてもしっかり勉強されています。その証拠に、五十人ぐらいいる9条の会の講師のお一人です。
印象的だったのは、「ホールは完成してからも、どう住民や子どもたちのためのホールにしていくか。ホールは発信体であって、主役ではない」と、いうことです。また、平和に関しては、「アジアにいくと男性の音楽家は不思議がられる。なぜなら、韓国等では2年間の徴兵制があり、練習を中断しなければならないので音楽家はほとんどが女性。」と、いうことです。だから憲法9条は素晴らしいということです。
今までそんなこと考えたこともありませんでしたが、そんな憲法9条の見方があるのかと、思いました。
講座の後の交流会には、朝日新聞の元海外特派員で中南米支局長だった国際ジャーナリストの伊藤千尋さんも来られ、とても贅沢な会でした。こんな機会は、もう2度とないかもしれません。他にも初めてお会いする方もいて、とても有意義な交流会でした。そして、連続講座はすべて参加することができ、たいへん勉強になりました。ありがとうございました。
姫路市男女共同参画推進センターの大きな事業である「あいめっせフェスティバル」が、今年も開催されました。記念講演は、元マラソンランナーの赤羽有紀子さんによる「笑顔と素直な心 アスリートとして、女性として、伝えたいこと」でした。彼女は、夫であるコーチと二人三脚で国際レースやオリンピックに出場してきました。そして、日本では初めてのママさんランナーとしても活躍してきたかたですが、とてもシャイな感じで世界の強豪相手に戦ってきた方には、とても見えないくらいおとなしそうな感じでした。でも、内に秘めたパワーは、きっとすごいのだと思いました。
山あり谷ありのマラソン人生の中で、彼女の座右の銘は「笑顔と素直な心」だそうです。笑顔になると、余分な力が抜けるそうです。素直な心だとコーチの言葉が素直に聞くことができ、結果につながってきたそうです。
みなさん、明日もイーグレひめじで朝から1日いろいろな企画・展示がありますので、足を運んでみてください。私たち女性議員も参加している「ひめじの男女共同参画をすすめる会」も、展示・ミニワークショップなどをしています。
今年のフェスティバルのスローガンは、マラソンにちなんで「よーいドン、みんなのゴール男女共同参画社会」です。
写真は、イーグレひめじの屋上から見た今日の姫路城です。紅葉が進む中、青空に一層白さが映えていました。
姫路障害者連絡協議会(障連協)の、2015年度の障害者施策についての予算要望懇談会がありました。障害者施策については、国の制度がころころ変わり本当にわかりにくくなっています。障害者総合支援法になりましたが、中身は自立支援法のままですし、障害者の願いとはかけ離れたものとなっています。
姫路市に対しては、「1枚500円のタクシーチケットを料金に連動させて、一回に2枚なり3枚が使えるようにしてほしいこと。視覚障害者の動向援護の時間数を増やしてほしいこと。障害児の放課後デーの利用日数を増やしてほしい。」など、切実な要望がだされましたが、当局の答弁は、「気持ちは理解できるが、全体のバランスの問題や予算のこと、持続可能な制度等を考えるとできない」と、いうような答弁に終始していました。
出席していただいた職員のみなさんが悪いわけではありません。一生懸命にやっていただいていることもたくさんありますが、「福祉に冷たい姫路市」の姿勢の表れだと思っています。これからもめげずに、要求実現のためがんばります。
今日は、松本市との姉妹都市親善交歓会がありました。昨年は、私たちが松本市を訪問しましたが、今年は松本市の議員さんが本市を訪れてました。市役所において、「中枢拠点都市制度」についての学習と意見交換会を行い、そのあと懇親会が行われました。長野市出身の私としては、ふるさとの友人をお迎えするような気持ちです。そして、そこでなんと長野短期大学の大先輩にお会いすることができました。山崎たつえ議員です。本当に楽しいひとときでした。「長野からお嫁に行って、よく議員になれたねー」と、言っていただきました。うれしかったです。同郷、同窓生と言うだけで、昔からの知り合いのように話ができるって、うれしいことです。ありがとうございました。