憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
東京がえらいことになっています。今朝の日刊赤旗新聞の一面トップは、「ホコ天埋める1万2000人、戦争法案廃案 学生と学者が宣伝」と大きな見出しで報道されています。学生に加えて、京都大学名誉教授の永田さん、日本学術会議前会長の広渡さん、学習院大学教授の佐藤さんなど名だたる学者のみなさんのスピーチも紹介されていました。こんなこと、今まであったでしょうか。
また、早稲田大学でも「早稲田から止める!戦争法案 安保関連法案に反対する早稲田大学全学集会」が開催され、学生、教員など350人以上参加したそうです。連帯してあいさつに立った恵泉女学園大学の川島学長は、学長名で安保法案反対声明を出したそうです。もう革命が起こっているのではないかと思うような感じです。
昨日は、大門みきし参議院議員のお話を聞く機会がありましたが、首相補佐官をしている自民党議員から電話がかかってきて「首相官邸前にいる大勢の若者は、みな共産党員か」と、聞いてきたそうです。大門議員は「そのうち、そうなるかもしれない」と答えたそうです。今まで、共産党と接点のなかった人たちも声を上げています。また、他の国会議員は「なぜ共産党にだけ内部文書がいくのか」と言っているそうです。これは、共産党がそれだけ信頼を寄せていただいているということであり、多くの自衛隊幹部も「この戦争法案は、おかしい」と思っているからだとも言われていました。
14日の週に参議院での強行採決が行われるのではないかと、言われていますが、絶対廃案のため最後までがんばります。
9月2日から平成27年第3回定例議会が始まっています。明日はいよいよ質問通告の〆切日です。質問の準備やあれこれ忙しくしているうちに、いつの間にか涼しくなり、日も短くなってきました。季節のうつろいを深く感じる間もなく、質問原稿の作成や決算の勉強に追われています。原稿の方は、ようやくできました。ちょっと、やれやれ。
1 自衛官募集適齢者名簿の提供について 2 市民が望む、よりよい姫路市男女共同参画推進条例の制定を 3 マイナンバー制度の導入について
4 障害児、者が安心して暮らせる姫路に 5 タウンミーティングでの市民意見をどう施策に反映させるのか
以上5項目について質問します。自衛官募集適齢者の提供については、6月議会でも取り上げましたが、今自衛隊員のリスクが高まっているときに自治体が若者を戦場に送る手伝いをすることは、大問題です。また、個人情報保護の観点からも本人の同意や通知もなく権力の乱用とも言える形で情報流出させているのは、どう考えても納得できるものではありません。姫路市は既に平成25年から高卒・大卒予定者11、300人の名簿を自衛隊に提供しています。
マイナンバー制度がスタートしようとしているときに、このように一方的に情報流出をしている自治体を信用することができるでしょうか。10月から通知カードが送られてきますが、住民票と現住所が違う人には届きません。韓国やアメリカでは情報流出やなりすましの問題が後を絶ちません。また、オレオレ詐欺のグループが今度はマイナンバーを狙っているのではないかとも言われています。年金情報流出の問題もあり、こうした情報流出事故が絶対ないとは言えない状況です。
そして何より市民の認知がどれだけ進んでいるのでしょうか。中小企業での準備遅れも指摘されています。また、平成28年12月末には印鑑証明などの自動交付機を廃止しようとしているのも大問題です。マイナンバーカードを半強制的につくらせようとするものであり、市民の選択権を奪うものでもあると考えます。
いづれにしましても、問題点を追及していきたいと思っています。
安保関連法案の審議が参議院で引き続き行われていますが、この問題で小池晃参議院議員が自衛隊の内部文書をもとに追及したことに対して、大きな反響が寄せられています。今国会周辺では連日抗議行動が行われて、全国各地でも大小様々抗議行動が取り組まれています。来る8月30日には全国100万人行動が行われますが、それに先立ち前日の29日には兵庫県弁護士会が主催する抗議行動があります。姫路では、大手前公園において午後4時から集会・パレードが予定されています。
29日午後4時大手前公園にお一人でも多くの方のご参加を呼び掛けます。思想信条、政党支持の違いを越えて「戦争反対、憲法9条守れ、若者を戦場に送るな、平和な日本を」などそれぞれの一致点で声を上げ、行動しようではありませんか。今若いママたちが子どもたちのために立ち上がっています。この姫路からも「戦争法案反対」の声を大きく広げていきましょう。