憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
福祉大会が文化センター小ホールで、ありました。そこでの、市長の挨拶に、気分が悪くなりました。要約すると、「福祉とは何か。日本人はもっとこれをしてほしい。あれをしてほしいと、足ることを知らない。そのため、国の借金は1000兆円を越えた。孫子に負担を負わせないためには、消費税を20%にしてくださいと、言ってもいいくらい。スウエーデンは50%。」
安部首相すら増税は、先送りすると言っているのに。共産党は、先送りではなく中止を、と言っていますが、市長の挨拶は誰に、何を伝えたいのか全くわかりません。それに、「福祉」を非常に狭い意味でとらえているのではないでしょうか。
二部は、元NHKエグゼクティブアナウンサーの村上信夫さんの講演でした。「うれしいことばが自分を変える」と、いうテーマでした。奇しくも「人は適格な批判より、歯の浮くようなおせいじの方が喜ぶーチャーチル」と、言っていました。市長のあいさつを批判しても仕方ないのでしょうか。
春夏秋冬の心 人に接する時は、暖かい春の心で 仕事をするときは、燃えるような夏の心で 考える時は、澄んだ秋の心で 自分に向かうときは、厳しい冬の心で
とても気持ちの良い、お話しでした。もっと、日本語を、ことばを大切にしたいと思いました。
いよいよ解散・総選挙が確実になってきました。まだ、正式には発表されていませんが、世論全体が総選挙へと、動いています。消費税増税、原発再稼働、集団的自衛権、沖縄の新基地建設など、安部政権の暴走が続いていますが、国民の世論に押されての追い込まれ解散です。昨日投票で行われた、沖縄県知事選挙ではオール沖縄の新基地建設反対のオナガさんが大差で勝利しました。本当に良かったです。
今度の総選挙は、安部政権の暴走にストップをかける絶好のチャンスです。日本共産党を大きく躍進させていただくことが、今の政治を変える力になります。朝から、入江議員と一緒に宣伝、訴えに回っていました。
スーパーから出てきた高齢者が、「もう消費税の増税はやめてほしい。一体誰に言っていいかわからないが、息子は給料が安くて、結婚もできない。政治家は、私たちのことなんかちっともわかっていない。」と、訴えてきました。これが、庶民の切実な声です。帰ってきてから夕刊(神戸新聞)を見ると、山家悠紀夫さんが、「暮らしの危機ー多くの国民は、暮らしの危機的状況にあるのに、安倍首相にはそうした認識がなかったようで、そうした認識の欠如、政策の欠如の暮らしを悪化。消費税再増税など論外。」と、書かれていました。まさに、その通りで す。
茶座「いま・はりま」地域と文化ー明日への発信ー最終回の今日は、バイオリニストの松野迅さんによる、「音と旅 街と情 夢よ楽」と題してのお話しでした。松野迅さんに直接お会いするのは、もう25年ぐらい前、友久さんが初めて県会に出たときでした。とてもお若く、いまで言う超イケメンバイオリニストでした。今日もとてもステキでした。お話しも良かったですが、一緒に写真を撮っていただき感激です。
松野さんは、音楽のみならずこんなにも音楽ホール等についても詳しく勉強をされていることに、たいへん驚きました。さらに、平和についてもしっかり勉強されています。その証拠に、五十人ぐらいいる9条の会の講師のお一人です。
印象的だったのは、「ホールは完成してからも、どう住民や子どもたちのためのホールにしていくか。ホールは発信体であって、主役ではない」と、いうことです。また、平和に関しては、「アジアにいくと男性の音楽家は不思議がられる。なぜなら、韓国等では2年間の徴兵制があり、練習を中断しなければならないので音楽家はほとんどが女性。」と、いうことです。だから憲法9条は素晴らしいということです。
今までそんなこと考えたこともありませんでしたが、そんな憲法9条の見方があるのかと、思いました。
講座の後の交流会には、朝日新聞の元海外特派員で中南米支局長だった国際ジャーナリストの伊藤千尋さんも来られ、とても贅沢な会でした。こんな機会は、もう2度とないかもしれません。他にも初めてお会いする方もいて、とても有意義な交流会でした。そして、連続講座はすべて参加することができ、たいへん勉強になりました。ありがとうございました。