憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
安室後援会の総会が土曜日、開催されました。安室後援会は、毎回1回後援会ニュースを発行して、後援会会員さんに配布しています。本当に感謝です。
総会では、6月議会の報告を中心にお話しさせていただきました。姫路市が自衛隊に若者の名簿をタックシールで提供していること。私が質問で「除外申請制度」を求めたこと。それに対して、姫路市は、「現時点で導入する予定はない」と強行姿勢を示したことを報告しました。
議案第53・79号に反対したことについても、松岡議員の不当要求問題に絡んで金属加工が姫路市に対して損害賠償請求を起し、その和解金等5,134万5千円を市民の貴重な税金から支払うことは、認められないことを説明しました。参加者からは、疑問が解けてよくわかった、との発言がありました。
日本維新の会の馬場代表の「共産党は日本からなくなったらいい政党だ」との暴言問題についても、民主主義を否定するものであり、撤回を求めていることも報告しました。馬場代表の発言は、本当に許されるものではありません。マスコミも、もっと取り上げるべきと思います。
引き続き、後援会のみなさんと来たるべき総選挙に向けてがんばっていこうと思っています。
昨晩の月、ご覧になりましたか?夕食も済んで、少し涼しくなったので、月明かりに照らされながら、久しぶりにウオーキングをしました。国連のグテーレス事務総長は、地球温暖化ではなく、地球沸騰化と表現しましたが、本当に気候危機です。しかし、日本政府はこの問題を直視せず、大企業優先、開発優先の姿勢を変えようとしていません。
ウイーンでは、NPT再検討会議が始まりました。ロシアは、ウクライナの反転攻勢に対して、再び核の使用をチラつかせ、核の脅威を煽っています。どんな議論になるか、注視していきたいと思っています。
気候危機、核の脅威、大軍拡・大増税、マイナ保険証の問題、少子化、ジェンダー格差など問題が山積しています。今の自公政権では、私の暮らしはよくなりません。未来への展望ももてません。政治を変えるしかありません!
第65回自治体学校が7月22日から24日まで、岡山市で開催されました。今回は、初日のみの参加でしたが、議員になって以来可能な限り、ほぼ出席してきましたので、20回ぐらいは参加していると思います。
毎回、素晴らしい講師陣と分科会の内容で、議員活動にもたいへん参考になる研修内容であり、エネルギーをもらっています。そして、オープニングは毎回地元ゆかりの歓迎行事があり、楽しみとなっています。今回は、備中神楽が上演され、とても興味深く拝見することができました。
最初の記念講演会は、自治体問題研究所理事長・奈良女子大教授の中山先生の「地方自治と地域 この1年から考える」でした。いつものように、たいへんわかりやすく、若者・女性の投票率が上がれば「政治は変わる」と、具体例を示してのお話でした。
そして、それを実践されたのが、杉並区長の岸本聡子氏です。その岸本区長のお話も、生で初めて聴いて、刺激を受けました。やはり、市民的運動がないと政治は変わりません。その事が、よくわかりました。
市立高校を考える市民の会は、この間毎週日曜日、姫路駅前で署名活動を行なっています。私も都合のつく時は、参加しています。最近は、暑い日が続いていますが、それでも多くの方が足を止めて、署名にご協力していただいています。
中学生や現役の高校生、卒業生の方にもご協力していただいています。この日は、お孫さんが姫路高校へ行っいるという、女性の方が署名してくださいました。また、静岡から来られたという、高校の教師をされているという親子の方にも、署名をしていただきました。
少子化とは言え、今の中学2年生が高校受験の時には、家島、網干、夢前の3県立高校を廃校に、中学1年生が高校受験の時には、琴ヶ丘、飾磨、姫路高校を一校にするとしています。余りにも、乱暴な計画と言わざるを得ません。子どもたちや保護者はもちろん、市民への説明責任も不十分です。市民的論議も不十分です。子どもたちの学ぶ権利をどう保障していくのか。教育にお金のかけない国や自治体の未来はありません。大軍拡より、子どもたちに教育を!
新たな市立高校は、当面姫路高校敷地内に校舎を置くとしています。そして、手柄の卸売市場跡地に新校舎を建設するとしていますが、6割が個人の所有で、45人もの所有者がいます。これまで通り、借地のままがいいと主張している所有者もおり、いつ話がまとまるかわかりません。
こんな状態で、市立3高校の統廃合計画を進めてもいいのでしょうか?
姫路障害者連絡協議会の総会と記念講演会がありました。講演テーマは、「総括所見と私たちのねがい・生活・とりくみ」ー国連・障害者権利委員会の総括所見を深く知ろうーでした。講師は、全障研副委員長・日本障害者協議会副代表の薗部英夫さんでした。
薗部さんのお話をお聴きするのは初めてでしたが、パワフルでテンポよく、とても刺激を受けました。毎年、北欧を訪れ、それぞれに国の障害者や支援者、スッタフの方々と交流を積み重ねてこられ、尚且つ日本の障害者の実態や日本の障害者政策の問題点についても深く捉えられている、文字通り障害者問題の第一人者です。
障害者問題は、日本の政治の縮図のように思います。障害があってもなくてもその人らしく暮らせる社会が求められています。北欧の国々は、一定それができています。同じ資本主義の国で、なぜここまで違うのでしょうか。高福祉高負担ですが、幸福度も高く、ジェンダー平等指数も高いです。それに比べて、日本はどうでしょうか?消費税は福祉のため、と言いながら社会保障費は削減の一方。ジェンダー平等指数も146カ国中125位という後進国。給料も30年間上がらず、幸福度も低い。それなのに、防衛費だけは、5年間で43兆円に引き上げるとしています。この国は、どこを目指しているのでしょうか?
情けない限りですが、少しでも社会が良くなるようがんばるしかありません。
社会学者・東京大学名誉教授の上野千鶴子さんが、姫路市の男女共同参画週間にあたり、イーグレひめじで講演をされました。上野さんの本や記事等はこれまでも目にする事はありましたが、直接、お話をお聴きするのは初めてのことであり、とても楽しみにしていました。
上野さんは、思ったより小柄な方でしたが、トレードマークの赤いヘアーがお似合いでした。なぜ、赤く染められているのか、お聞きしたかったです。よどみなくお話をされ、1時間半があっという間でした。テーマは、あなた方を待っているいるのはどういう社会か?〜もうお父さん、お母さんのようには生きられない〜とうものでした。50代、60代の方も多かったとは思いますが、学生さんにも呼びかけ、若い方も参加されていました。
印象に残ったことは、情報はノイズから生まれる。ノイズがないとリノベーションがない。向かい風に向かって歩くことは、怖くない。背後から刺される方が、怖い。少しでも、後の人が住みやすい社会になるようにしていきたい。これらの、言葉が印象的でした。
賢くて、強い方だなぁ、と思いました。それでいて、肩肘張るわけでもなく。見習いたいものです。