憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今日は、厚生委員会。「中学卒業までの医療費無料化」を求める請願が審議される日です。朝から、請願を提出し運動に取り組んできた若いお母さんやお父さんたちが委員会の傍聴に八人も来られました。冒頭に請願の趣旨説明が行われました。
初めに、市民局関係の審議が行われ続いて、いよいよ健康福祉局の番です。多くの議員から本会議の「子どもの医療費助成の拡大検討」という答弁を引き合いに出し、「どのようにやっていきたいのか」あるいは、「どのようなことを考えているのか」などの、質問が出されました。私も、「聴人の方や署名を寄せてくださった市民の皆さんの期待を裏切らないような形での、無料化を行ってほしいこと」を強く求めました。
そして、最後に請願と意見書についての審議が行われました。今まで請願の審議において、議員一人一人が意見を言ったりすることはほとんどありませんでしたが、今日はほぼ全ての委員が発言をしました。そこで採決が行われ、請願、意見書についてそれぞれ全員「採択に賛成」と、なりました。
本当によかったです。歴史的な、かつ大きな第一歩です。
追伸 紹介議員が共産党議員だけという請願が、全会一致で採択に賛成というのは初めてではないでしょうか。また、意見書とは、自由民主党・無所属クラブが提出した「こどもを安心して育てるために中学生までの医療費を無料化にするため」の意見書のことです。
今日は、第二水曜日。事務所前での朝宣伝を行い、本会議に出席しました。個人質問最終日は、伊藤議員、入江議員が「子どもの医療費無料化」について、取り上げました。
どちらの質問においても、健康福祉局長は、「子ども医療費助成の拡大の検討を行う」という答弁を繰り返しました。また、これを実施した場合の予算について財政局長は、「今と同じ所得制限で中学三年生まで無料にした場合は、今より約七億円の増額が必要。所得制限なしの場合は、約十億円の増額が必要。」との答弁を行いました。さらに、「姫路市の財政規模ならできない額ではない」と、はっきり言い切りました。
やっぱりそうだった。私たちも以前から、「姫路市の財政状況・財政規模ならできないことはないはずだ」と、言って子どもの医療費無料化の実施を求めてきました。姫路市の一般会計の約0・46%!を上乗せするだけで、所得制限なしでも無料化はできます。
昨年度の決算では、46年連続の黒字決算で毎年のように50億円を超える黒字となっており、25年度も約58億円の黒字となっています。
ついに、市民の運動が姫路市の決断を促しました。
昨日の私の二問目を、テープ起こししてみました。
谷川 地方中枢拠点都市としての姫路が子ども医療費無料化になっていないのは、健康福祉局だけの問 題でなくまちづくり全体の問題だ。どう考えるのか、ご答弁をお願いします。
内海市長公室長 今朝ほどらいの市長答弁にもありました。元気あふれる故郷姫路に向って、今後やっていきたい、考えていきたいという施策の中にも子ども医療費助成拡大の検討という答弁を市長が申し上げました。これは中枢拠点都市である姫路市、あるいは周辺の市・町との連携も視野に入れた考え方です。その点から取り組んでいけるものと私は考えています。
やっぱり、「子どもの医療費助成拡大」の検討でした。やったー。どこまで前進するかまだはっきり分かりませんが、今より拡充されることは確かだと思います。今まで、一貫してこの問題を取り上げ若いお母さんや市民の方々と署名等、コツコツと運動を進めてきた成果ではないでしょうか。中学三年生までの医療費無料化に向け、引き続きみなさんといっしょにがんばります。
質問本番。午後二時半ごろという予定が大きく遅れ、休憩が入って午後三時半からとなりました。何が起きるかわかりません。もう30回以上は質問に立っていますが、何回してもこの本番までの時間は緊張します。何人かの方には、事務局の予想終了時間から逆算して「2時過ぎぐらいに来ていただいたら大丈夫です」と、ご案内していたので、大慌てで連絡。お忙しい中、傍聴に来ていただきありがとうございました。
地方中枢拠点都市についての二問目の中で、「中枢拠点都市の母都市として姫路市だけが子どもの医療費無料化をしないのは、意味がないのではないか」と、質問しました。その答弁は、「子育て支援として拡大していきたい」というようなものだったと思いますが、これって今より前進させるということでしょうか。ちょっと、分かりにくい答弁だったと思いますが、実現したらすごい!!署名がんばったお母さんたち喜ぶと思います。
男女平等を推進するための条例についても、「いいものをつくっていきたい」と、漠然とした答弁ではありましたが、期待し私たちも意見を上げていきたいと思います。
毎月6日は、「集団的自衛権の行使容認」反対の行動日です。暑さが戻ってきた中での行動でしたが、いつも多くの方が参加しています。第二次安倍内閣の改造人事が発表され、新しい顔ぶれもありますが、「戦争する国づくり」の推進には変わりはありません。
5人の女性閣僚が、話題のようですが、いずれも歴史認識については、安倍首相と同じです。小渕さんは、子育て世代を代表しているかのように「母親としては、原発の再稼働には心配もありますが、経済のためには原発の再稼働は必要」と、いうような発言しています。ソフトムードを出しながら、やるべきことはやる。山谷氏も超右翼です。女性を悪い役割に使おうとしている安倍首相の姑息なやり方に怒りです。