憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今日は、こどもの日。姫路では、第38回憲法を守るはりま集会が開催されました。合唱団「希望」によるコーラスでのオープニング。「明日の自由を守る若手弁護士の会」通称あすわかによる、創作劇「憲法が昏睡るまで」が熱演されました。そして、メインは作家雨宮処凛さんと元自衛官泥憲和さんによる思い切りトーク、「あなたの手でつむぐ平和」と題して、この間の憲法を巡る動き、そして、希望を語ってくれました。
この一年、よく憲法という言葉を聞いた。立憲主義という言葉がこんなにポピュラーになるとは、思わなかった。シールズ、ママの会、トリマーユナイト。
高校生や中学生までもが声を上げている。「とりあえず、まあ、廃止」のことを「トリマー廃止」というそうです。今、安倍内閣の元で「格差と貧困」が広がっていますが、「戦争には、多くの貧困者が必要」 多くの若者が、「ふざけるな」と声を上げている。
今日から連休が始まりましたが、午後から花の北市民広場で行われた、松野迅さんによる労音レクチャーシリーズ「カザルスへのオマージュ」に行って来ました。ゲストにはジャーナリストの伊東千尋さんもトークで参加されていました。お二人にお会いするのは、一昨年姫路文連主催の講座以来の再会となりました。
迅さんのカザルスへの熱い思いといつも音楽に対する直向きな姿勢がひしひしと伝わってきました。千尋さんは、バルセロナオリンピックの時の朝日新聞初代のバルセロナ支局長だったということで、バルセロナのこと、スペインのこと、カザルスのことを話されました。バルセロナの幻のオリンピックは初めて知りました。人民オリンピックのためリハーサル中に、「フランコの反乱軍が迫っている。リハーサルを中止するように」と指示を受け、カザルスは涙ながらに指揮をし、「この国に再び平和が戻る日がくるでしょう。その日には、再び第九を演奏しようではないか」とのべ、みんなを帰宅させたそうです。それから56年後のバルセロナオリンピックでカザルスの指揮ではありませんでしたが、本当に第九が演奏されたお話には、感動しました。
3年前スペインに行きましたが、今日のお話しを聞いていたらもっとも違うスペインを感じることができたかもしれません。楽しい心に残る一日でした。