憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
佐野あや子さんのしのぶ会に出席して
新日本婦人の会の会員で、平和運動に一生を捧げ、昨年八十九歳で亡くなられた、佐野あや子さんをしのぶ会があり、出席しました。
佐野さんは、晩年体調を崩されるまで、毎月6日と9日の日は、姫路山電駅前で「核兵器廃絶を、子どもたちに平和な社会を」をと、訴え続けてこられました。
私が、姫路に来て誰も知りあいがいない時からの知り合いです。女性としても、活動家としても、大先輩であり、お手本となる人でした。
今、安倍内閣が「集団的自衛権の行使容認」を閣議決定したことに、天国から抗議していることと思いますし、私たちに「がんばれ」と、叱咤激励していることと思います。佐野さん遺志をついで歩いていきます。
九州への視察と医師会との懇談会
7月1日から2泊3日で、福岡市、福津市、八女市、武雄市に共産党議員団として、視察に行ってきました。
盛りだくさんの内容で、とても中身の濃い充実したものとなりました。
福岡市は、福岡大学に行き、地質の専門家でいらっしゃる松藤先生から、エコパークあぼし爆発事故と土壌の関係について、詳しくレクチャーを受けました。
エコパークあぼし爆発事故については、ようやく被害者と姫路市・神崎組との和解が成立したところですが、爆発事故の責任の所在は明らかになっていません。
しかし、このたび松藤先生のお話をお聞きして、そもそも「埋立地とはどのような特性があるのか。また、その上に建物を建てるときは、何に注意しなければならないのか」という、一番基本的なことが欠落していたために、惨事につながったのではないかという思いを強く持ちました。
松藤先生は、私たち素人の質問にも、誠実にお答えいただき、疑問が解けた思いがしました。「福岡方式」と呼ばれている、処分場の現場やその跡地利用の現場も見せていただきました。処分場の特性を知り、科学的手立てをしっかりとれば、安全に跡地利用ができるということも一定理解することができました。
二日目の福津市は、「福津市男女がともに歩むまちづくり基本条例」について、担当者から熱のこもったお話をきくことができ、姫路市においてこれかの、「条例づくり」にとても役立つのではないかと、確信しました。
まず、この条例のネーミングがいいですよね。多くの自治体では、男女共同参画推進とか平等推進とかが多いのですが、名前がいい。
50万人以上の自治体で、男女平等のための条例がないのは、姫路市ぐらいで、10年遅れのトップランナーといわれています。これから、条例案をつくっていくわけですが、日本一の条例をめざしたいものです。
三日目は、今話題の武雄市図書館。この日は、朝から佐賀県に大雨洪水警報がでている中での視察となりました。「百聞は一見にしかず」のごとく、いってみてよくわかりました。ユニークな市長で、市長自ら説明をしていただきました。
帰りは、在来線が一部不通となり、予定通り帰えれるか心配しましたが、無事帰ることができ、医師会との懇談会にも出席することができました。
土曜日は、安室後援会の皆さんとコープ田寺店前で「集団的自衛権の行使容認反対」の宣伝をしていたら、なんと飯島副市長が突然自転車で現れ、びっくりしました。
宣伝行動では、署名やシール投票をお願いしましたが、シール投票の方が気楽にできるため、多くの方に応じていただきました。短時間でしたが、集団的自衛権の行使容認については、「わからない」が一人、「反対」が14人で、「賛成」はゼロでした。明日にでも、閣議決定を行うとしていますが、本当に恐ろしいことです。
私には、今五歳をかしらに七人のかわいい孫たちがいますが、そのうち男の子が六人です。この子たちが戦場に行くことのないよう、何としても「平和憲法守れ」の声を広げていきたいと思っています。