憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
新型コロナウイルス感染症の第5波の感染拡大が止まりません。兵庫県にも、第4回目の緊急事態が発出されており、姫路市においても感染者が三桁の日が続いたりしています。そのため、議員団として、太田清幸11区国政対策委員長、入江県会議員とともに、姫路市に以下のことを緊急に申し入れを行いました。
1 国に対して、「原則自宅療養」を正式に撤回するよう求めること
2 濃厚接触者は、症状の有無にかかわらずPCR検査を行うこと
3 県と協力して、医療機能を強化した宿泊療養施設を確保すること
4 事業所、学校、保育園等において、大規模検査を行うこと
姫路市として、岡本健康福祉局長、毛利保健所長に対応していただきました。とりわけ深刻なのは、感染拡大によって、濃厚接触者と確認されても、無症状者はPCR検査が受けれないことです。民間の力を借りても、いっぱいいっぱいで検査ができないということでした。また、姫路市では、入院が必要な人は、入院ができているとのことではありましたが、保健所の逼迫、医療の逼迫は明らかです。
引き続き、市民の命と健康、暮らしを守るためにも全力で取り組んで参ります。
8月7日の土曜日、新日本婦人の会が市民会館にて、原爆の写真と原爆の話を聞いて高校生が描いた絵の展示会がありました。その中で、釘付けにされたのが「焼き場に立つ少年」の写真です。この写真は、これまでも何回か目にすることはありましたが、改めて戦争の悲惨さ、酷さを象徴する1枚、戦争そのものを凝縮した写真だと思いました。
このことが胸にさっさていたところ、今日NHKBSで「焼き場立つ少年をさがして」と題して、長崎の原爆投下の特集が放映されました。この写真は、アメリカの軍人カメラマン、ジョージ・オダネルが撮影したものです。彼は、軍の命令で原爆投下後の長崎県内の写真を撮っていましたが、これは、彼が自主的に撮ったものとのことです。また、彼は生前のインタビューに、「原爆投下は、多くの人の命を救ったと言われているが」と問われ、「そういう意見があることは知っているが、罪のない人たちを殺した」と答えています。
この写真は、直立不動のまま、唇を噛みしめ、じっと前を見据えたまま、死んだ弟を背負った少年。オダネルのメモには、「係りの人が死んだ弟を燃え盛る炎の中に置くと、彼は一目散に、後ろを振り向くことなく立ち去った」としています。報道特集の中で、この少年のその後を追いかけようとしましたが、焼き場の場所はわかりましたが、少年を探し出すことはできませんでした。
原爆投下から76年。被爆者たちや核兵器廃絶を願う多くの人々の長年の悲願であった「核兵器禁止条約」が発効されましたが、日本政府は未だに署名、批准しようとしません。今度の総選挙では、核兵器禁止条約を締結する政府をつくっていこうではありませんか。私もがんばります。
21日は、共産党議員団として、市内視察を行いました。いつもでしたら、この時期は、委員会等の視察がある時期ではありますが、コロナ禍のため昨年から取り止めになったままです。そのため、議員団として、市の施策を確認、学ぶことを目的に、林田チャレンジ農園、アクリエひめじ、平和資料館、ぷち た ぷちの4ヵ所を回りました。
チャレンジ農園では、実際、農業就労を目指している方ともお話しを聞くことができました。農業をしようとしても、ノウハウや立ち上げ費用の問題などがありますが、こうしたチャレンジの場があると、「先ずは、やってみよう」と取組やすいとのことでした。
アクリエひめじでは、名誉市民を受賞された、故高田賢三さんの業績を偲ぶ展示会を見学しました。多くの方が足を運ばれていました。コロナに感染しなければ、まだまだお元気でご活躍されたと思うと、とても残念です。こうした展示会を通して、多くの方々にアクリエひめじを知ってもらうことは、意義のあることだとも感じました。
平和資料館は、何回も行っていますが、説明を聞きながら、こんなにじっくり見たのは、初めてでした。改めて、平和資料館の素晴らしさ、意義、そして平和の尊さを感じました。もっともっと、多くの人、子どもたちに見てほしいと強く感じました。
最後の、ぷち た ぷちは、フランス語で、ぼちぼちという意味とのことですが、ひきこもりの人たちの居場所です。姫路市の新年度の新規事業として、民間に委託しています。これまでは、「ひきこもり支援イコール就労支援」というところがありましたが、何もしなくてもいい、単に居場所を提供して支援をしていくというところです。ひきこもりは、社会的課題となっていますが、本当に支援は難しいと思います。でも、このように、今までとは違った形で第1歩が踏み出されたのは、良かったです。また、まだまだ周知が必要です。必要な人に、どう情報を届けて行くかが課題です。
先進事例の視察も大事ですが、足元の視察も大事です。
昨日、夢前公民館で行われているコロナの集団ワクチン接種を受けてきました。初めてのことであり、普段行き慣れない夢前ということもあり、ちょっと緊張しましたが、無事済みました。接種の時は、インフルエンザのワクチンと変わりませんが、翌日の今日は、痛みがあり、腕を真っ直ぐ上げることができません。後は、熱や怠さもなく元気です。
夢前公民館は、北部事務所と同じ敷地にあります。駐車場スペースもたくさんあるので、私はスムーズに駐車できましたが、帰る時には一般道路に長蛇の列となっていました。行くと、外のテントの下で多くの人が座っていました。係りの人が、時間順に「2時からの人はこっちに座ってください」と壁に沿って座り、次に受け付け、体温チェックです。ここまでは、外でしますので、昨日の雨の日はたいへんだったと思います。この梅雨の時期は、厳しい感じです。靴を脱いで袋に入れて、また、椅子に座り、職員が名前を確認します。それが済むと、医師が座っている所まで移動し、問診票に沿って確認が行われます。また、移動して待ちます。今度は、いよいよワクチン接種の部屋に移動しますが、男性8人、女性8人が仕切りを境にそれぞれ1列に並びます。また、医師が回ってきて「アルコールのアレルギーはありませんか」と確認します。そして、看護師が注射針の並べたワゴンを押しながら、順番に針を射していきます。注射は、あっという間に終わりました。また、移動して、2回目の確認をして、隣の部屋で接種後の注意をまとめたDVDを見ながら15分待ちます。はい、これで終了です。
手際よく考えられていますが、歩きにくい方はたいへんです。私のグループの中に、手押し車の方がいて、息子さんが付き添いでいましたが、会場に車椅子があればもっと移動しやすかったのではないでしょうか。何回も、何回も移動するので足の悪い方はたいへんです。
交通整理の方、一般職員、医療スタッフのみなさん、お世話になりました。一日も早く、安全で迅速なワクチン接種ができたらと思います。ただ、予約の電話が繋がり難いのが問題です。20回線から60回線に増強するとしていますが、ネット予約ができない高齢者はたいへんです。ゆっくり構えている人はいいのですが、政府やマスコミが7月末、7月末と騒ぎ立てるので、不安に思っている人もたくさんいます。改善するべきは改善できるように、声を上げていきたいと思います。
6月3日から、議会が始まります。そのため、今、質問原稿を書いています。今回も、「不当要求には毅然とした対応を」について取り上げます。不当要求に関する特別委員会もありますが、調べれば調べる程、なぜこんなことができてしまうのか、驚きと怒りで一杯になってきます。白浜小学校の相撲場は、移転等も含めた総事業費は約7千万円にもなります。金額も問題ですが、誰も神明造の屋根が公立小学校の校庭に相応しいものなのか、異議や疑問に思う職員はいなかったのでしょうか。憲法のことを考える職員は、いなかったのでしょうか。
粟生の松原公園整備は、市場の白浜移転整備が決まる前の事業です。市道の残地1,340平方メートル(1987年緑と市民の憩いの場)と松原神社からの僅か160平方メートルの無償借地で、公園として整備しています。その際に、160平方メートルの土地に元々あった神社のトイレを姫路市が3,000万円以上かけて、解体撤去・新築工事を行っています。僅か160平方メートルを無償で借りて、なぜ3,000万円以上もかけて、姫路市がトイレを整備しなければならないのでしょうか。ただより高いものは、ありません❗
そして、その一方で白浜小学校の約8分の1の敷地を松原神社から借りています。明治5年から借りています。ただではありません。現在は、年間500万円払っています。一体、姫路市は松原神社に、いくら借地料を払っているのでしょうか。記録が残る1991年から、総額88,492,568円支払っています。契約に基づくものなので、不当とは言いませんが、何かしっくりいきません。なぜ、こんなことが永遠と行われているのでしょうか?
とにかく白浜地域には、不可解なことがいっぱいあります。説明と責任の所在を明らかにしていきたいと思います。