憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
昨日、7月15日は、党創立95周年でした。時事通信が7日から10日に実施した7月の世論調査で、安倍内閣の支持率は前月比15,2ポイント減の29,9%となり、第二次安倍政権発足以降、最大の下げ幅で、初めての3割りを切ったとのことです。共産党の誕生日に、何よりの贈り物というところでしょうか。
作家の澤地久枝さんは、以下のようなメッセージを寄せています。
治安維持方法下で殺された小林多喜二、西田信春はじめ、無名の数多い人たちを思います。かつてその勇敢な犠牲によって守られてきた党は、ようやくみんなの党になろうとしています。私の86年の人生で、現在ほど人びとの願いを踏みにじり、世界の人びとの連帯を無視する事態はかつてありませんでした。最悪のひどい政治です。
共産党とは絶対に組まないと言う野党政治家たちは、いまの緊急事態をわかっていません。憲法、とくに9条を守ることです。72年間戦死ゼロできた歴史が変えられようとしています。日本共産党はこの事態に「ノー」をいう核芯です。
さすが、作家であり、9条の会の呼び掛け人です。14・15日と兵庫県下の共産党議員研修会が行われましたが、私も入党時の決意も新たにして、議員としても、平和な未来を子どもたちにバトンタッチできるよう、取り組んでいきます。
昨日、午前中は、障害者連絡協議会の予算要望をまとめる会が行われました。毎年、この時期に来年度の要望をとりまとめ、11月には、障害者福祉課など関係課の担当職員たちと懇談を行います。回を重ねて、10年目を迎えています。この間の成果としては、当所タクシー助成制度は、身体障害者の1・2級の方のみの適用でした。私たちは、「視覚障害者にも、タクシーチケットを選択できるようにしてほしい」と求め、実現させてきました。
また、このタクシーチケットは、1枚500円のチケットが年間48枚もらえるのですが、片道が2,000円、3,000円でもあっても、1回につき500円券1枚しか使えませんでした。この問題でも、「その人の事情に合わせて、自由にチケットを使えるようにしてほしい」と一貫して求めてきました。そして、ようやく昨年4月からは、1回につき最高3枚まで使えるようになりました。
さらには、今年度から姫路駅南側ロータリーが再整備されますが、事前に視覚障害者の方々の意見聴取も行われるなどの、前進もありました。
しかし、その一方で、新たな問題点や要望も出されました。その一つが、視覚障害者が新たに求める補装具や日常生活用品において、申請手続きのために、その品物と本人が写った写真が必要とのことです。これは、姫路市だけのことだそうです。なぜそのような事が必要なのか。姫路市のある業者が不正をしたため、再発防止のためだそうです。
でも、これっておかしくありませんか。プライバシーの侵害であり、人権侵害だと思います。障害者差別解消法にも違反しているのではないでしょうか。
人類史上初めて核兵器を違法化する核兵器禁止条約が7日、ニューヨーク国連本部で開かれた「交渉会議」で、122ヵ国の圧倒的多数の賛成で採択されました。NHKのニュースでも取り上げられ、被爆者のサーロー節子さんや被団協の藤森俊希さんが写し出されていました。「核兵器禁止」が世界の大きな流れです。それにしても、世界で唯一の被爆国日本が参加もしなければ、批准もしない。情けない限りです。
今日の神戸新聞の社説でも、「核兵器禁止条約 日本は『橋渡し役』となれ」とありました。本当に、その通りです。条約の前文には、「ヒバクシャ」が2回も出てきます。「ヒバクシャにもたらされた容認し難い苦難と損害に留意」もう一ヶ所は、「市民的良心」の取り組みがこの条約に結び付いたというところに、国連、国際赤十字・赤新月社運動、非政府組織、宗教指導者、国会議員などと並んで「ヒバクシャ」が明記されているとのことです。
志位委員長も都議選終わった翌日から、ニューヨークへと出発して、この歴史的会議に出席していました。
国民平和大行進が来週13日に、ここ姫路にも入って来ます。私も例年通り、市役所から大手前公園まで、一緒に歩きます。でも、今年の行進は格別です。
知事選挙は、残念でしたが、都議選では、現有17議席から19議席へと躍進し、支持候補1人の当選も実現しました。都民フアーストが大量立候補するなど大激戦の中、ちょっと心配していましたが、共産党が躍進して、自民党が歴史的大敗を期しました。
また、最終日の安倍首相の街頭演説に対して、安倍帰れコールや辞めろコールの大合唱が行われ、民放で何回も流されました。猪瀬元知事は、「共産党の組織的な行動だ」とネット上に書き込んだそうですが、民進党の有田参議院議員にツイッターで否定され、即日撤回したとのことです。でも、これだけ都民、国民は怒っているということです。
日本共産党は、①国政を私物化し、憲法を壊す安倍政治へのレッドカードを突きつける②築地市場の豊洲移転の中止と築地の再整備③都政のあり方を巨大開発優先から、福祉・暮らしに切り替えるの三大争点を明確に訴えてきました。安倍・自民党は、歴史的大敗という都民の審判を重く受けとめるべきです。
このような結果に、私は「やはり人々は、東京都の未来、日本の未来をしっかり考えている」と確認することができ、まだまだ未来に希望が持てると思いました。
私は、知事選投票日の翌日から、長野の母に会いに行って来ました。母は、今年の10月で88歳、米寿になります。父が亡くなって1年半、独り暮らしをしていましたが、「もう、上げ膳、据え膳の生活がしたい」と自らサービス付高齢者住宅に入ることを決めて、昨年の12月から入居しています。母は、スタッフの方々にお世話になりながら、楽しくやっていることがよくわかりました。帰りに、お正月にもらったおみくじに書いてあった言葉を、筆でしたためた手紙をもらいました。
他人は鏡、みんな自分を写してる おろかな私や弱さの私 がんばる私も写してる 素敵な貴方に幸せがおとづれますように
今日から7月。1年の半分が過ぎました。知事選挙、最終日でしたが、午後からあいめっせホールにおいて、男女共同参画フオーラムが開催され、なんとクローズアップ現代のキャスターをされていた、国谷裕子さんが講演をされました。
女性が活躍できる社会に向けてー私が、いま伝えたいことーというテーマで話されました。今、地球が地域が日本を代表するような会社の持続性が心配。女性のアイディアや声が必要。しかし、女性の働きづらさがある。黄金の3割。少数派であっても、3割を超えると発言力が高まる。だから、内閣府も管理職の3割を女性にと目標を掲げている。全国自治体の管理職に占める女性の割合は、平均で8,5%,姫路市は5,7%。
サメを男性に、女性をイルかに例え、「サメのようにならなくてもイルカのままでいい」 女性は女性として声を上げ、繋がっていってほしい。
私は、国谷さんが来るということで、キャスターという仕事ー言葉の力を信じてーを購入しました。まだ読み掛けですが、その中で、「現在の日本社会は、言葉での伝達が難しくなってきた。」と書かれています。安倍首相をはじめとする閣僚の暴言の数々。そして、トランプ大統領の大統領らしからぬ発言の数々。明日は、知事選挙の投票日であり、都議会議員選挙の投票日でもあります。人々は、何を選択し、どこへ向かおうとしているのか。1つの結果が示されます。
私は、その結果に希望を見いだすことができるでしょうか。