月別アーカイブ:2014年7月

福津市男女がともに歩むまちづくり基本条例を学んで

CIMG2231 平成17年に旧福間町と旧津屋崎町が合併して、福津市が誕生しましたが、平成14年4月に「福間町男女がともに歩むまちづくり基本条例」を制定し、合併後もそれを引き継いだものとなっています。

 特徴的なことが、何点かありますが、まず1点目は、ネーミングです。多くの自治体は、「男女共同参画条例」あるいは、「男女平等条例」としているところが多いにもかかわらず、親しみやすい名前となっています。

 2点目は、市が設置する各種審議会等への「クオーター制」の導入を「市の責務」に位置付けています。意見が、言いやすい環境をつくることにつながっています。その結果、平成26年3月末現在で、審議会等への女性の参画状況は、39・4%、女性がゼロの審議会等は1となっています。姫路市では、平成25年度末月で、審議会委員等の女性の占める割合は24・3%、女性がゼロの審議会が13・1%もあります。

 3点目は、基本計画・年次報告を義務づけており、プラン実施後の評価も行っています。行政が、本気で取り組む姿勢が、強く表れていると思います。

 4点目は、事業者等の責務として、市への業者登録の際、「男女共同参画推進状況報告書」が、義務付けられています。A4のペーパー表裏に、必要事項を記入するようになっており、民間への意識啓発となっています。当時の町長が、「日本一の条例を目指す」ということで、「小さな町から小さな発信」として、注目されました。

 5点目は、当時議会に占める女性の割合が35%と高く、それが大きな推進力となって、議会からも全的支援を得ることができたということです。姫路市では、47人中5人に止まっています。

 6点目は、市民への啓発を推進するため、公報で毎月半ページを使って、男女共同参画に関する記事を掲載しているそうです。

 

 このように、福津市の条例は、これから条例を策定しようとしている姫路市にとって、とても参考になるものでした。議会と行政、市民がやる気と知恵を出し合い、「姫路市は、10年も遅れて条例が制定されたけれど、その分いいものができましたね」と、いわれるような条例をつくっていきたいと思いました。

国民平和大行進

IMG_3035 国民平和大行進は、毎年5月6日に東京夢の島を出発して8月6日の広島を目指して、「核兵器廃絶」を願い行進が行われます。そして、姫路には、毎年7月13日に入ってきて、午後3時半ごろには市役所に到着します。今日も、午前中の大雨が降る中行進を続け、予定通り市役所に到着しました。休日にもかかわらず、市長代理として永淵政策推進室長はじめ、名村課長等関係職員の歓迎を受け、休憩をさせていただきました。八木議長からもメッセージをいただきました。東京から歩いている人、兵庫県内を通し行進する方など、私は本日の最終地点の大手前公園まで歩きました。

 心配された雨も、なんとか持ちこたえ歩きやすい天気となりました。参加者最高齢は、88歳と聞きびっくり。高齢化が目立つ中、ベビカーや幼児を連れての参加もあり、心強い思いがしました。行進を終えて、気の合う友と飲むビールのうまさは、一年に一回の味です。

 行進団のみなさん、体調に気をつけ広島目指して、がんばってください。

 休日の中、出てきていただいた職員のみなさん、ありがとうございました。

女性後援会の宣伝行動

 今日は、月一回の女性後援会の宣伝日でした。女性後援会は、毎月原則第2土曜日午前11時から姫路駅前で、宣伝活動をします。ビラを配っていますと、「あなたが、谷川真由美さんですか。私の旧姓と同じ名前だからどんな人かと思っていました。」と、ご高齢の女性から声をかれられました。そした、「私は、神戸から越してきましたが、震災の時は共産党の人に親切にしてもらいました。だから、応援します。」と、いっていただきました。うれしい出会いでした。「国民の苦難あるところに、共産党あり」が、立党の精神です。まもなくこの7月15日で、党創立92周年を迎えます。苦難の中、命がけで活動してきた先人に思いをはせ、新たな気持ちでがんばっていきたいと思います。 官兵衛くんも、そうめんの宣伝をしていました。

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金曜日の朝宣伝

IMG_1725 毎週金曜日は、JR姫路駅の北では七時から、南では八時から駅頭宣伝をしています。今日は、台風一過の青空がのぞき、朝から強い日差しが照りつける中での宣伝となりました。金曜の朝宣伝は、私にとって候補者に決まってからですので、今年で16年目となっています。亡くなった友久県会議員が市会議員のころから始めたそうですので、共産党としてはもう30年以上は、優に超えています。

 いつもビラを受け取ってくれる方の顔は、わかるようになりました。南側では、市職員の方がよく受け取ってくださいます。そして、最近秘密保護法の問題や集団的自衛権のことが問題になるようになって、新しい人や若い人のビラの受け取りが増えてきています。若い人たちが、こうした問題に関心を寄せてくれることは、本当にうれしいことです。

 また、長い間お会いしてない人にもひょっこり会えることが、うれしいです。先日も、長男が小学校の時一緒だった保護者の方にお会いしました。

彼女は、加古川に引っ越したのですが、「やー谷川さん、がんばってるんだー」と、声をかけてくれました。

 これから、益々暑くなりますが、日焼け対策を万全に行い、金曜のアサセン(朝宣)がんばります。

みなさんー、ビラうけとってくださいねー

障連協予算要望懇談会

姫路障害者連絡協議会(障連協)の予算要望懇談会が、七月十日に開催されました。

  姫路障連協は、障害の違いを超えて障がい者本人やその家族、支援者が集まってつくられた会で、今年で七年目を迎えました。毎年、要望をまとめ、姫路市の関係当局と懇談会をもっています。

  今年も、その要望をまとめる会を、台風八号が接近する中開催しました。幸い、警報はでませんでしたが、足元が悪い中、多くの方々にご参加いただきました。

  自己紹介をしながら、それぞれの要望を出していただきました。いろいろ出されましたが、今まで気がつかなかったこととして、多目的トイレはだいぶ整備されてきましたが、その中にベビーベッドはあっても、大人のベッドがないということです。確かに、ベビーベッドは小さく高さもあるため、低い大人用のベッドを必要とする障がい者もいます。やはり、当事者やその家族の意見を聞かないとわからないこと、気がつかないことがたくさんあります。

  当事者でないとわからないといえば、新しく整備された姫路駅。現代和風建築をコンセプトにしており、評判も上々だと思いますが、残念なのは駅北側の正面広場の点字ブロックが、黄色ではなく茶色だということです。デザイン、色調の「調和」とい点から茶色にしたということですが、まったく障がい者の立場に立っていません。 

  弱視の方にとっては、黄色が一番識別しやすいということで、点字ブロックが黄色になっているわけで、ただ凹凸があればいいというものではありません。「ユニバーサルデザインのまちづくり」と言いながら、本当に残念です。これからの、まちづくりには障がい者の意見や視点をしっかり反IMG_1531映させなければなりません。

 写真二枚アップしましたが、下の写真はこの三月完成したJR野里駅のエレベーターです。野里駅のバリアフリー化については、障連協の要望として取り組んできましたし、私も議会で取り上げ実現することができました。声を上げることは、大事です。

  雨の中、ご参加していただきありがとうございました。IMG_2993

今話題の「政務活動費」

今、毎日テレビ等で例の兵庫県議の話題で、いっぱいです。私も、「あれは、一体どうなっているのか。議員は、やっぱり視察が多いのですか。」などと、よく尋ねられるようになりました。

 産経新聞にも、「税金である政務活動費の厳正な使い方と監視を求めたい」と、社説に書かれていましたが、まさにその通りだと思います。

 姫路市会議員の政務活動費は、一人月8万5千円です。議会改革の取り組みの中で、姫路市議会では、平成20年4月からに「政務調査費運用マニュアル」をつくり、平成24年からは、「政務活動費運用マニュアル」に基づき、1円からの領収書添付が義務付けられています。

 また、研修会のような会費は、○ですが、団体等の会費や飲食を目的とした会費は、×です。

 さらに、日帰りでも泊でも視察については、目的や日程・必要な交通費等をあらかじめ議長に申請をし、決済が下りなければ、支出できません。

 帰ってきたら、領収書はもちろん、いただいた資料や交換した名刺のコピー、現地での写真等を添付して、議長に提出することになっています。

 先日行った福岡等の視察についても、きちんと手順を踏んで手続きを行っています。

 そして、何より市民の貴重な税金であり、議会活動に役立ち、市民に還元できる視察になるようにと、心がけているつもりです。

 ですから、あの県会議員は、なぜあのようないい加減な使い方ができたのか不思議です。

 日本共産党兵庫県議団は、今回の問題に対して「不明瞭支出の必要な調査」と「使途の透明性の確保」を議長に申し入れ、県民・国民からの厳しい声をしっかり受け止め、政務活動費の使途、透明性の一層の改革に全力を尽くすことを明らかにしています。

 今回の問題を教訓に、姫路市議会においても、政務活動費の今まで以上の厳正な使い方、透明性の確保を図っていくことが、求められていると思います。

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