憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今日は、議員団会議の日です。私が議員になったときから、議員団会議は原則金曜日と決まっていましたが、新年度から原則月曜日に変更しました。今週は月曜が祭日となり、今日の会議となりました。議会内でも、共産党の会議の多さは有名です。他の議員から、「あんたら、また会議かー」と、言われたりしますが、民主主義を貫く以上、議論はしっかり行わなければなりません。
今日の主題は、ちょっと遅れていますが、「六月議会の議会報告」です。ゲラができあがり、誤字脱字はないか。わかりやすく、正しい表現になっているかなど、記事ごとにチェックをし確認していきます。本会議での質問や議会の内容を市民のみなさんにきちんとお伝えすることは、議員としての大事な責務です。
そのために、私たち共産党議員団は、議会ごとに「議会報告」を作成し、約8万枚を全市に配布しています。全世帯というわけにはいきませんが、ポストに入っていたらぜひ目を通していただきたいと思います。また、いま「市民アンケート」も作成しています。9月には配布をしたいと思っています。お手元に届きましたら、ぜひご協力をお願いします。
また、議会報告にしてもアンケートにしましても、今話題の政務活動費を使って作成しています。報告・調査は議員本来の活動として大事なことであり、目的に沿った使い方だと思っています。政務活動費については、これからも、目的に沿った正しい使い方を心がけ、透明性を図っていきたいと思っています。
今日は、第四水曜日。ツタヤ広峰店前での朝宣伝の日でした。暦の上では、一年で一番暑いと言われている「大暑」。本当に朝からじりじりと太陽が照りつけ、しゃべっていても背中から汗がジワーッという感じです。特に、この場所は東向きなので一層暑いです。
この暑さの中を「がんばってるぞー」と、いう写真を撮ろうと思いながら暑さのせいかすっかり忘れ、終わって車に乗ってから思い出しました。残念!
でも、歩道からハンドマイクでしゃべっていると、知ってる方が何人かは手を振ってくれます。恥ずかしとおもったらしゃべれないので、ほとんど気合いでしゃべっています。先日、生活相談にのった方の娘さんが「ありがとうございましたー」と、わざわざ車の窓を開け声をかけてくれました。30分余りの宣伝でしたが、やってよかったと思いました。
夜、NHKスペシャル「京都・祇園祭千年の謎」を見ました。数年前に、あるビルの中からちょっとだけみたことがありますが、山鉾が数百年前のタペストリーで飾られているとは、知りませんでした。「動く美術品」と、言われていますが、今度はしっかりと見てみたいものです。
今日の神戸新聞社説では、「セクハラやじ」について取り上げていました。東京都議会での、「セクハラや自」事件がきっかで、議会でのやじが問題になっています。社説の中で、「共同通信社が衆参両院の全女性議員にアンケートしたところ、『女は黙ってろ』などのやじが飛ぶのは日常茶飯事」と、ありましたが、びっくり。
「姫路の議会でも、やじはあるの?」と、聞かれたりしますが、セクハラやじはありません。時々、「そのとおりー」と、大きな声でやじが飛ぶときがありますが、比較的静かだと思います。以前にも書きましたが、姫路の議会は、47人中女性議員は5人で、そのうち3人が共産党です。
日本は、2013年男女平等に関する世界順位が136カ国中105位で、年々下がり続け発達した資本主義諸国の中では最低です。政府は、ここにきてようやく「2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%に引き上げる」と、言い出しましたが、政治の分野でも労働の分野でも、あらゆる分野で女性の割合を高めていかなければなりません。
現在、日本共産党は、地方議員の35%、党員の47%が女性が占めており、政治的・社会的活動への女性参加を積極的に進めています。人口減少化時代を迎える中で、男女平等施策の推進、そのための子育て支援など一層求められています。
そのためにも、姫路市において男女平等を推進するための条例を制定させていかなければなりません。
「憲法守り、女性も障がい者も輝く社会を」が、私の公約です。安倍首相も「女性が輝く」と、言っているようですが、「憲法も守る」ということが、大きな違いです。
今日は、金曜日の定例朝宣伝でした。ビラ代わりに、赤旗日曜版宣伝紙を配布しましたが、用意した宣伝紙は、ほぼなくなりました。やはり、最近は「集団的自衛権の行使容認」について関心が高まっているあらわれだと思います。共同通信の世論調査でも、「議論が十分尽くされたと思いますか」の問いに、「十分尽くされた」は12・6%、「十分に尽くされていない」が82・1%となっています。国民は、しっかり見ています。
午後は、毎年この時期に開催される、兵庫県の共産党議員の研修会が志んぐ荘でありました。午後一時から、休憩をはさみながら午後6時半ぐらいまで、報告と講演がみっちりありました。本当に、共産党議員はまじめです。来年の四月は、いよいよいっせい地方選挙です。92周年党創立記念講演では、亡国政治の安部政権打倒を掲げましたが、この「亡国政治」にストップをかけるためにも、いっせい地方選挙での共産党躍進が求められています。
政治論戦と住民運動、議員活動の総決算であり、これまでの蓄積が問われます。あと8カ月です。初心に戻り、がんばります。明日も、朝9時から分科会があります。私は、「宣伝、SNS」の分科会に参加して、勉強してきます。
七月十五日は、日本共産党の党創立九十二周年を記念して、志位委員長が「亡国の政治と決別し、未来に責任を負う新しい政治を」と、題しての講演がありました。私は、そのインターネット中継を視聴する予定にしていましたが、文連(姫路地方文化団体連合協議会)の連続講座の第一回目に参加しました。
この日は、帝塚山大学教授の中川幾郎氏による「地域・地方の文化行政ー自治体文化政策の基本視点を考える」という、講演でした。
分権時代の自治体文化政策は、誰のために、何のために行うのか。赤ちゃんから高齢者まで少数派も含めて、すべての市民を対象にすべきである。「文化政策」とは、小さくは市民の生涯教育から大きくは都市の観光振興まで包含する。「文化」は、人権概念であり自己表現の権利である。
自治体文化政策のこれからは、文化行政は市民自治を活性化させ、能動的な市民をくること。また、都市政策としての自治体文化政策の視点について、指摘していました。「文化」を、大きく捉えていくことの大事さ、必要性を学びました。
さらに、自治体文化政策存立の根拠としての文化条例の必要性についても触れ、初めから「条例」でなくても、「基本方針・基本計画」でもよいが、評価指標の設定も必要と、言われていました。
姫路市は、本年度「文化振興ビジョン」の策定を計画しています。市内の各文化団体や市民の意見が十分反映されたもの、また、中川先生が言われるところの「文化は人権」という視点に立ったものになるよう期待します。私もしっかり意見を言っていきたいと思います。とても、タイムリーな講演でした。今後は、「公共文化施設の在り方」等についても、講演が予定されており、とても楽しみです。