憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
新年恒例の、市長との新年度予算要望懇談会を持ちました。私たち共産党議員団の持ち時間は、90分です。昨年起きた幹部職員による収賄事件や新県立病院の問題等を中心に懇談しました。市長は、新年交礼会で「昨年は、肩身の狭い思いをした」とあいさつされましたが、私は、この表現に違和感を感じたので、「トップリーダーとして、『肩身の狭い』という言い方は、他人事のように捉えているのではないでしょうか」と言いました。市長は、「見解の相違だ」と言われました。
そうでしょうか?「職員のみなさんに、肩身の狭い思いをさせてしまった」と言うのであれば理解できますが、任命責任者が「肩身の狭い思いをした」では、当事者意識に欠けているのではないでしょうか。だから、給料1カ月分3割カットのみとなるのだと思います。
また、新県立病院については、改めて、「南西部の医療空白はつくらない」と確認すると共に、地域住民への説明会の開催についても、再度、明らかにすることができました。私たちは、三次救急を担う公立の総合病院は、地域の医療的課題を解決するためにも必要なものと思っています。新県立病院が、本当に地域住民のための拠点病院になるよう求めていきたいと思っています。
さらに、教育委員会の関係では、就学援助制度の入学前準備金の単価については、姫路市は国基準を下回っていますが、「国基準に基づいて、予算要望したい」との、教育長答弁を得ることができました。引き続き、市民の暮らしに応援の立場で声を上げていきたいと思っています。
12月20日は、私の63回目の誕生日でした。昨晩はクリスマスイブでしたが、私と娘の夫の誕生日も合わせてお祝いしました。作家の佐藤愛子さんの、「90歳、何がめでたいか」という本が売れているそうですが、私も特別めでたいことはありませんが、身近な人の訃報を聞くと元気で誕生日を迎えることができることに感謝です。
私の母は今87歳です。昨年父が亡くなり、1人暮らしをしていましたが、「もう、上げ膳、据え膳の生活がしたいと」と言って、サービス付き高齢者住宅に入ってしまいました。「お部屋は、暖かいし、雪かきの心配も要らないし、快適だ」と言っています。
娘の私としては、安心しているところですが、母の生き方を見ていると、人間人生の最期はどう迎えるべきか、と考えてしまいます。でも、結局それは、どう生きるべきかいうことだと思います。今年も、残り僅かとなりましたが、いろいろと考えると事が多い今日この頃です。物理学者で、日本物理学学会の会長もされたことのある米沢富美子は、「人生は楽しんだ者の勝ち」という本を書いていますが、たった一度の人生どうせなら、そうありたいものです。