憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
先日、年金者組合の方々が介護保険の不服審査請求を行い、その後介護保険課と懇談を持ちました。不服審査請求は、姫路市を通じて兵庫県に対して行うものです。
年金は、この6月分の受け取りから減額がされています。保険料が上がり、コロナ禍等アベノミクスの失敗により物価高騰が続いています。年金が減額され、食料品や電気料金等の相次ぐ値上げ、サラリーマンも給料が上がらずたいへんですが、年金生活者もたいへんです。介護保険料の負担が重くなっており、なんとかしてほしいというのは、切実な願いです。
介護保険料は、自治体ごと高い低いはありますが、仕組みとして必要な財源の半分は高齢者が負担しているので、利用者が増えれば増えるほど高齢者の負担が増えることになります。現在、国は全体の25%を負担していますが、これを引きげる必要があると思います。
軍事費引き上げではなく、こうした介護保険料や国民健康保険料などの国庫負担をもっと増額すべきと考えます。
長崎市の平和式典で田上市長が行った「長崎平和宣言」は、とても格調高く素晴らしい宣言でした。
核兵器によって国を守ろうという考え方の下で、核兵器に依存する国が増え、世界はますます危険になっています。持っていても使われることはないだろうというのは、幻想であり期待に過ぎません。…日本政府と国会議員に訴えます。戦争をしないと決意した憲法をもつ国として、国際社会の中で、平時から平和外交を展開するリーダーシップを発揮してください。…唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約にに署名、批准し、核兵器のない世界を実現する推進力となることを求めます。
被爆者代表の宮田隆さんの「平和への誓い」も、82歳とは思えない程の熱い訴えでした。
核共有論は、「力には力」の旧来の核依存思考であり、断じて反対です。今や核は抑止にあらず。今こそ日本は、核の傘からの価値観を転換し、平和国家の構築に全力を挙げるべきです。…そして、日本政府は核兵器禁止条約に署名・批准してください。
いったい、岸田首相はお二人の訴えをどのような思いで、聞いていたのか。どう思ったのか知りたいところです。長崎の平和式典でも、岸田首相は「核兵器禁止条約」について、一言も触れることはありませんでした。内閣改造が行われましたが、コロナの第7波、物価高騰、旧統一協会の問題などなど、この国をどうしようとしているのか?
広島に原爆が投下されて77回目の8月6日を迎えました。今ロシアのウクライナへの侵略戦争が続く中、一層核兵器の恐怖を現実のものと感じています。
岸田首相は、口を開けば「被爆地出身の政治家として」と言いますが、NPT再検討会議に続き、6日の平和式典においても「核兵器禁止条約」について一言も触れることはありませんでした。また、松井広島市長は、「平和首長会議は、偽政者が核抑止に依存することなく、対話を通じた外交政策を目指すことを後押しします。」と述べました。そして、日本政府が次回締約国会議にぜひとも参加し、一日も早く核兵器禁止条約の締約国となり、核兵器廃絶に向けた動きを後押しするよう、強く求めました。
世界で唯一の戦争被爆国としての役割を、日本政府はしっかり果たすべきです。核兵器禁止条約に一日も早い参加を、の思いで私も久しぶりに69行動に参加をしました。