憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今日は、家の中に居るのがもったいないような天気でした。遠出はできませんが、ウオーキングがてらお城と好古園に行って来ました。暖かいせいもあって、そこそこの人出でした。ちょっと歩きにと言いながら、世界遺産にすぐ行けるとは、何と贅沢なことか。毎日見ている姫路市民にとっては、ありがたみが薄いようですが、凄いことです。今、当たり前が当たり前でない状況の中で、改めて感謝です。おまけに、高齢者優待券で、どちらも入場料は要りません。これは、高齢者の健康維持のためにも、いい施策です。
お城では、コロナでイベントがなくなった「フラワーライフ振興協会」のお花のオブジェを見てきました。こんなところにも、影響が出ているんですね。
好古園では、盆梅展や庭園の梅の木を見てきました。旅行者気分で気分転換ができました。うぐいすが人を警戒することなく、梅の蜜を吸いにやって来ていました。
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長の女性を差別した暴言に、怒りと辞任を求める声が、国内外で広がっています。人種、性別、性的指向などの差別を禁止した五輪憲章や東京オリンピックの基本理念の一つ「多様性と調和」にも反するものです。記者会見でも、逆ギレするなど、全く謝罪になっていません。国会でも問題になりましたが、菅首相は辞職を求めようとは、していません。
日本のジェンダーギャップ指数は、153カ国中121位とたいへん低く、こうした結果の表れです。国として、ジェンダー平等に積極的に取り組もうとしないところに、大きな問題があります。この問題を契機に「意志決定の場、政策決定の場」への女性の参画を高めていくことに、多くの人が関心を持ち、声を上げていくことが大切だと思います。
久しぶりに、自治体問題研究所の研修会に行って来ました。テーマは、「自治体デジタル化は何をもたらすのか」でした。菅政権は、コロナに便乗して、マイナンバーカードやデジタル化の推進をしようとしています。そのために、デジタル庁なるものもつくりました。今の時代、デジタル化は否定しませんが、それで私たちは、本当に幸せになれるのでしょうか。
自治体には、個人情報の塊、宝物がたくさんあります。ビックリデーターの活用と言っていますが、一番活用したのは、民間企業で、それも大企業です。大企業が自分の利益のために自治体にある個人情報を使いたいのです。今、マイナンバーカードのマイナポイントのサービスをうたい文句に、カードの普及を図っていますが、政府が目指す程、進んでいません。それでも、市役所1階の受け付けは、申請のため、多くの市民が訪れています。
私もそうですが、多くの市民、国民は政府のやることを信用していません。そんたく、改ざん、虚偽答弁がまかり通る政府を誰が信用するでしょうか。また、日本の個人情報保護の意識は、欧米に比べて格段に遅れています。システムもEUの基準を満たしていません。しかし、今国会で、充分な議論もなく、デジタル化のための法案化が決まってしまうかもしれません。
「デジタル化」をどう民主的に管理し、基本的人権を「監視」からどう守っていくのかが問われているとのことです。これから、嫌でもマイナンバーカードを持っていないと、この国で生きていけないかもしれません。一人一人が、関心を持って、政府の施策や世界の状況を正しく知ることが大事になると、講師の黒田充さんは言われていました。
デジタル化をどう考えていったらいいのか、とてもよくわかりました。ありがとうございました。