憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今、姫路市では、市川美化センターがごみの受け入れを停止し、長寿命化工事が行われています。そのため、全てのごみがエコパークあぼしに搬入されていますが、処理できない分については、くれさかクリーンセンター等にお願いしています。また、同時に市民に対して、ごみの減量への協力もお願いしているところです。そうした現状を確認するため、共産党議員団として、現地視察を行いました。
エコパークあぼしが稼動して10年。あの爆発事故からも10年です。コロナ禍でこれまでの開発優先、利潤追求の社会が問われています。また、相次ぐ豪雨災害で、気候変動、地球温暖化の問題にどう向き合うのかも問われています。その中で、ごみの減量、リサイクル化も重要な課題です。小学4年生が施設見学に来るとのことですが、子どもの時からごみのリサイクル等について学ぶことは、とても有効なことだと思います。
先日、地元の増位小学校にゲストテイーチャーとして、6年生の社会科の授業にお招きいただきました。今、6年生は憲法のことや議会のことを学習していて、ぜひ、姫路市議会について、お話しをしてほしいとのことでした。議会に送っていただいて、22年目となりますが、子どもたちの前で話をするのは、初めてのことで本会質問以上に緊張しました。昨年、改選後の臨時議会報と今年の2月議会の議会報をみなさんにお配りして、それを元に議会の仕組みや委員会の構成などを話しました。みんな熱心に耳を傾けてくれて、私の緊張も少しずつほぐれていきました。
また、私がなぜ市会議員になったのかということで、播磨空港計画の問題に触れ、住民の声で政治が変わることを伝えました。身近な話として、通学路の改修や野里駅のエレベター設置のことも取り上げ、税金の使われ方についても触れました。子どもたちからの質問では、「姫路市のお金はどこにあるのですか?」とか、「特別教室にもエアコンを設置してほしい」との要望も出されました。
うれしかったのは、最後に児童代表でお礼のことばをいただいたのですが、「市会議員の任期が4年年だということを初めて知りました。私たちが選挙権を持つようになったら、必ず投票に行きたいと思います」と言ってくれました。私は、話の中で「日本は、議会制民主主義国家なので、選挙でしか政治を変えることができません。投票に行っても何も変わらない。政治は関係ないという人がいますが、決してそんなことはありません。みなさんが選挙権を持つようになったら、必ず投票に行ってほしい。」と伝えました。ちゃんと聴いていてくれたんだーと感激しました。私にとって、とてもいい経験になりました。増位小学校の6年生のみなさん、ありがとうございました。
姫路市が遂に、成臨興業を刑事告発しました。告発の理由は、平成26年(2014年)6月に、産廃許可の取り消しと同時に、平成30年1月31日までに許可容量を越えた分(106,058m3)の内、18,539m3を撤去する改善命令を出しましたが、一部の撤去に留まっています。改善命令違反にかかる公訴時効は3年であり、2021年1月31日になるため、また、今後産業廃棄物の撤去が見込まれないためとしています。
この、成臨興業の宮が谷最終処分場の問題は、私たち共産党議員団が一貫して取り上げてきた問題です。入江県会が市会議員の時に、2012年9月議会で初めて取り上げ、その時以来、姫路市の指導に従わない成臨興業に対して、「産業廃棄物の許可の取り消しと刑事告発」を求めてきました。地元の打越自治会の方々との懇談会もさせていただきました。入江議員は、市会議員の間、毎回本会議質問で取り上げ、その後は、私谷川、苦瓜議員、村原議員も取り上げてきました。今年の2月議会での代表質問でも、「改善命令の完全なる履行と姫路市の甘い産業廃棄物行政」について、質しました。
地元の自治会も当局に対して、この問題については、再三の申し入れを行ってきました。住民の声と議会との論戦で姫路市を動かし、遂に、刑事告発させることができました。本当に、うれしい限りです。
播磨空港計画、メガソーラーカーの中止に続きうれしいニュースです。刑事告発が今後どうなっていくのかという問題はありますが、引き続き、住民のみなさんと頑張っていきたいと思っています。#共産党員でよかった!