憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
夢前町の産廃処分場計画に反対してきた、夢前町の自然を愛する会の総会が開催されました。地元の東影議員が、「代表質問で、産廃問題を取り上げたので、谷川議員も総会に出席してほしい」と声をかけていただき、苦瓜議員、入江議員といっしょに参画しました。活動報告や会計報告と進み、これからの活動をどうしていくかについての議論に移ると、様々な意見が出されていました。
みなさん、地域のこと、子どもたちの将来ことなど本当に真剣に考えていることがよくわかりました。共通していることは、産廃処分場は造ってほしくないこと、今の山林のままであってほしいということです。しかし、市長が「買い取る」と発言したことやそのためには何のために買うのかという「目的」が必要であるということの中でどうしたらいいのかということです。
私の質問の中でも、「北部農山村地域活性化基本構想を実現する候補地の一つ」と答弁しています。7月を目途に基本構想は策定されることになっていますが、まだどうなるかわかりません。また、処分場計画地として買い取られた土地は、「処分禁止の仮処分命令」が出されており、市が土地を購入するとしても誰と交渉したらいいのかという問題があります。課題はいろいろありますが、住民自治の力強さを感じ取ることができました。
3・11東日本大震災から五年が過ぎました。連日、当日の津波や震災の様子が写し出されています。福島第1原発の建屋も写し出され、改めて原発の恐ろしさ、事故の収束されていない現実を再確認しました。そうした中で、自然エネルギーの活用が広がり、とりわけ太陽光パネルの普及、発電は目の見張るものがあります。それ事態悪いことではありませんが、法律が追い付いていないため、各地でトラブルが起こっています。
以前も、白鳥台で訴訟を起こされているお宅にも訪問しましたが、今日は林田の国道29号線のたつの市との境界近くの山の斜面に設置されている太陽光パネルを見に行ってきました。以前は木で覆われていた斜面が丸坊主にされ、パネルが山肌むき出しの斜面に並べられていました。誰が見ても、危険で、ゲリラ豪雨がきたら土砂崩れが予測できるような状態です。
入江県会議員といっしょに現地に行きましたが、その後市のまちづくり指導課や県の治山課に相談に行きましたが、法的には直接規制、勧告できるものはないとのことでした。しかし、事故が起きてからでは遅いと思うのですが。堀内衆議院も先日国会で取り上げましたが、早期に国の対応が求められています。
昨年11月に行われた福崎町長選挙で嶋田町長の後継者として、橋本町長が当選しましたが、その直後から福崎署や兵庫県警が「選挙違反があった」として不当な捜査が行われています。後援会の役員宅や嶋田元町長宅など正月の三が日を除き、ほぼ毎日早朝からチャイムを押してやって来るそうです。外出の際は尾行をしたり、監視をしたりまるでストーカーのようだということです。
町民に対しては、「後援会員かどうか、手紙がきたかどうか」などを聞いて回っています。選挙違反など誰もしていないにもかかわらず、警察は事件をでっち上げようとしています。国民救援会や「不当捜査をやめさせる会」の人たちや町民のみなさんが警察への抗議行動を行いました。
本当に警察は誰のための警察なのか。住民の安全安心を守るのが警察の役割ではないか。
しばらくブログから遠ざかっている間に、満開だった庭のしだれ梅が散り、ミモザの花の頃となりました。2月は逃げると言いますが、まさに逃げていきました。2月22日からは定例議会が始まっており、3月4日の代表質問も終わりました。昨日から厚生委員会が開かれており、本来ならば今日も委員会のはずが、なぜか明日になり、お陰でホッと一息ついております。
2月は、代表質問の原稿づくりと札幌の孫たちが来たのと、3月5日の市田忠義副委員長を迎えての演説会のお誘いなど、目まぐるしい日々でした。それでも、孫たちが来てくれたお陰で、一年ぶりにお城に登りました。姫路セントラルパークには20数年ぶりに行くことができ、観光客の気分でした。でも、どちらも歩け歩けで疲れました。
しかし、こうしている間にも情勢は日々刻々と動いています。2月19日には、野党5党首合意が図られ、参議院選挙に向けて安保法制の廃止で協力することが確認されました。鹿児島に続き、仙台、高知、長野で統一候補が決まりました。沖縄辺野古での埋め立て中止を求めて沖縄県が国を訴えていた裁判で、ついに国は和解に応じて工事が中止になっています。そして、昨日は関西電力高浜原発3号機4号機の再稼働差止を求める裁判でも、画期的な判決が下され、今日中に3号機は稼働停止されます。明日の3・11を前にしたタイミング的にも内容的にも素晴らしい判決です。
野党5党首合意も沖縄も原発も国民の声、願の方向に大きく動きました。ということは、ことごとくアベ政権の方向とは真逆だということです。すべて、国民の声が動かしました。アベ政権の暴走ぶりが一層明確になりました。
そして、ここ姫路でも安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会が発足しました。歴史は着実に前進しています。「今頑張らなくていつ頑張るのか」と市田さんは言われていました。ワクワクする情勢です。