憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
市政報告のつどいでも報告しましたが、姫路市の生活保護のホームページが変わりました。6月の本会議質問で、「権利としての生活保護を」と取り上げました。厚生労働省のホームページは、「生活保護の申請は国民の権利です。生活保護を必要とする可能性はどなたにもあるものですから、ためらわずにご相談ください。」となっています。
また、この間厚生労働省は、コロナ禍の中で生活保護の申請について、柔軟な対応をするよう各自治体に通知を出しています。特に、扶養義務者履行が期待できない者の判断基準に於いて、一律に扶養照会を求めない旨の通知を出しています。申請者が一番嫌がるのは、長年付き合いのない兄弟や親等に問い合わせするのは、やめてほしいということです。
これら、国からの通知が生かされた「生活保護のしおり」の見直し、窓口対応を求めました。本会議答弁では、「厚生労働省からの事務連絡やその他の資料を参考に、ホームページも含め、適宜、内容の見直しを行なっていく。」とのことでした。
その結果、今、姫路市のホームページは、厚生労働省と同じように、「国民の権利です。」と表記されています。生活保護のしおりも、見直しがされています。引き続き、「生活保護は国民の権利」という立場に立った生活保護行政、窓口対応になるよう求めていきます。
花の北市民広場にて、市政報告のつどいを行いました。現在、第3回定例議会が開催されていますが、第2回定議会で私が取り上げた、1核兵器のない世界を 2新たな姫路市男女共同参画プランの策定に当たってはジェンダー視点を 3ジェンダー視点からの制服の見直しを 4権利としての生活保護をなどについて報告しました。
また、1番問題になっている県立高校の統廃合、市立3高校の統合についても報告をしました。
参加者からは、社協の活動は女性がたくさん関わっているが、意思決定の場、役員には女性がほとんどいない。自治会の役員においても、女性が少ない。小野市では、女性役員がいる自治会には助成金を優遇しているそうです。そうした施策をしないと、地域での女性参画は進まないのではないか。
市立3校を統合して、マンモス校にして大丈夫なのか。子どもたちの通う高校がなくなってしまうなど、不安の声も出されました。報告会は、久しぶりに行いましたが、引き続きみなさんの声を聞きながら、平和、生命・暮らし第一の市政実現のため、がんばります。
先月、厚生委員会の視察で山形市へ行ってきました。視察の目的は、「我が事・丸ごと地域づくり支援事業」についての取組みです。素晴らしいと思ったのは、市役所の相談支援課の中の福祉まるごと支援係と社会福祉協議会の職員同士が連携をとって、地域の高齢者支援や困りごとに対応していることです。姫路ではどうでしょうか?市の職員と社協の職員が一緒に対応するということはあるのでしょうか?
山形市到着日に自由時間があったので、近くの、それでも15分ぐらいは歩いたでしょうか。美術館へ行ってきました。何をしているかわからないまま行ったのですが、漫画家ますむら ひろしさんの特別展が開催されていました。どこかで見たことある絵だなぁと思っていたら、何と赤旗日曜版で連載されている、宮沢賢治の銀河鉄道の挿し絵を描いているのがますむらさんです。
ますむらさんは、米沢市のご出身ということもあって、銀河鉄道の挿し絵を描いているようです。こんなレアな特別展を観ることができ、ラッキーでした。赤旗日曜版の連載が楽しみです。
県立高校の統廃合と併せて、姫路市立3高校の統廃合が大きな問題となっていました。3高校の在り方審議会が設置され、「3高校を統廃合し、新設も視野に」と答申が出されていました。そして、今年度中に結論を出すとしていましたが、8日の本会議質問の中で、中央卸売跡地の活用についての質問に対して、市長が突然、「市立高校の統合校を新設する」と答弁しました。
これまでも、そのような活用を求める声もありましたが、あまりにも唐突でビックリしました。何よりも、結論は今年度中にということでしたので、もっと丁寧な議論が必要だったのではないのかと思います。
私たち共産党議員団は、その前日に、飾磨、琴ヶ丘、姫路の3市立高校を訪問し、校長先生方と懇談をしました。どの高校も特色を出すために、熱心に取り組まれている様子を伺うことができました。それぞれ、歴史と伝統があり、それを生かしていきたいとも言われていました。
こんなに、早く結論を出していいのでしょうか?もっと丁寧な議論が必要です!少子化、老朽化はわかりますが、生徒や保護者、市民への説明責任、丁寧な議論が必要です!