月別アーカイブ:2022年2月

ロシアがウクライナ侵略

20220226_114757 遂に、ロシアが24日ウクライナの東部地域に軍隊を侵入させ、ウクライナ各地の軍事施設に攻撃を始めました。首都キエフにも軍事侵攻を行っています。一般市民や 民間施設にも、多くの多くの犠牲が出ています。これは、ウクライナの主権と領土を侵し、国連憲章、国際法踏みにじる、まぎれもない侵略行為です。志位委員長は、断固糾弾すると共に、国際社会がロシアの侵略反対の一致点で団結し、侵略をやめさせることを呼びかける、との訴えを発表しました。

 テレビの映像からは、避難する多くの人々が写し出されていました。家の防空壕に避難した女の子は、「死にたくない」「戦争は、嫌い」と訴えていました。その様子が忘れられません。これまでの、人類の英知はどこへ行ってしまったのでしょうか?本当に悲しいことです。あの女の子は、どうなったでしょうか?

 我が家の垂れ梅が咲き始めました。改めて、平和の尊さを噛み締めています。でも、日本もどうなるかわかりません。岸田政権の憲法改悪の危険な動きが、始まっています。

反対討論

IMG_4486-221日から、2022年第1回定例議会が開催されています。昨日は、冒頭に継続審査となっていた、令和2年度姫路市一般会計決算と令和2年度姫路市下水道事業会計決算についての採択が行われました。この2つの議案がなぜ継続審査になっていたかというと、松岡議員の不当要求に屈して、白浜小学校の相撲場を行ったり、東部析水苑のグランド整備に伴うトイレ整備等が行われていたからです。

 この度、ようやく姫路市が設置した専門家による、「姫路市議会議員による不当要求事案に関する報告書」が公開されました。市長は、この報告書に基づき、2度とこのような不祥事を起こさないよう取り組んでいくと、表明しましたが、不当要求に屈し、公正・公平な予算執行が行われなかった昨年度の一般会計決算と下水道事業会計決算は、認定することはできません。そのため、反対討論を行いました。他にも、住民福祉の増進を図る決算になっていないこと。行財政改革の名のもとに職員数を削減してきたことなども指摘しました。

 しかし、何より問題なのは、不当要求を行う松岡議員が一番悪いのですが、それ毅然と出来なかった職員の倫理低下の問題。その背景には、市長、副市長、局長の上級幹部職員が、その職責を十分に果していないところに、最大の問題があります。昨日の、市長の所信表明においても、不当要求問題について一言も触れられなかったのは、大問題です。

 

日本のガラス展

20220219_14254520220219_14091420220219_14164220220219_14162820220219_141433 現在、書写工芸館で「日本のガラス展」が開催されています。雨の土曜日行って来ました。繊細なガラス、可愛らしいガラス、アートなガラスたち、感性を刺激される作品ばかりでした。コロナで、なかなか遠くにいくことができない中、近場で密にならずに楽しむことができるのは、何よりうれしいことです。雨に打たれた竹林も風情がありました。機会があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 現実に目を向ければ、コロナのこと、憲法改悪の動き、子どもの虐待、ウクライナ情勢などなど暗いニュースや不安なことがたくさんありますが、心穏やかな一時でした。

デジタル・フアシズム

 堤未果氏の著者「デジタル・フアシズム」を読んだ。感想を一言で言うなら「怖い❗」だ。このまま、政府が進めようとしている「デジタル化」進めば、日本はどうなってしまうのか?

昨年、「LINE」がデータを韓国のサーバーで保管していたことや中国の委託先に日本のサーバーへのアクセス権を付与していたことが報道され、大問題になりました。その後「LINE」は、中国からのアクセスは遮断し、韓国のサーバーで保管、プライバシー性の高い個人情報は国内で管理。順次国内に移転すると発表しました。

 LINEだけでも、これ程問題になるのに、政府が進めようとしているデジタル化のサーバーは、アメリカのAmazonに任されることになっています。安全保障に関わる政府システムを、他国の民間企業に任せるのは珍しいと、堤氏は指摘しています。日本政府は、今あの手この手でポイントを付けて、マイナンバーカードの普及を進めようとしています。しかし、思い通りには行っていません。それは、森友問題やデータの改ざん、そんたく政治など日本の政府が信頼されていないからです。こんな政府に、大事な個人情報を委ねることができないからです。

 しかし、その一方で、昨年「デジタル庁設置法」や「デジタル社会形成基本法」など、合計63本もの法案を束ねた「デジタル改革関連法案」が可決されました。これによって、デジタル庁が大きな権限を持つようになりました。同時に、それぞれの自治体にある「個人情報保護条例」が今後、骨抜きにされ、国の緩い「個人情報保護法」に一本化される道筋を着けました。それによって、自治体が持つ個人情報をビックデータとして、民間企業が使いやすくし、営利の目的にされようとしています。

 教育の分野もしかりです。コロナで、一人一台のタブレットが配布されました。いいことでもありますが、これでIT企業がどれ程利益を上げ、今後教育産業にどんどんGAFAが入って来ると言われています。

 アマゾン、グーグル、フアーウエイをはじめ米中巨大テック企業が、行政、金融、教育という日本の心臓部を狙っていると、堤氏は警鐘を鳴らしています。EUでは、個人情報の保護を「基本的人権」と見なして保護する、一般データ保護規制が施行されているとのことです。これによって、個人情報の転送や利用には、厳しい規制がかけれることになるとしています。日本でも、個人情報の扱いについて厳しくしていくべきにもかかわらず、その逆を進もうとしていることに、恐怖を感じます。堤氏も、おかしいことは、「おかしい❗」と声を上げることが大事と言っています。私たちも、一生懸命声を上げているのですが、なかなか届きません。もっと、大き声にしていかなければ‼

立春が過ぎました

20220206_10535720220205_164431 立春が過ぎましたが、まだまだ寒い日が続いています。でも、植物は確実に春を感じています。庭の垂れ梅のつぼみも膨らみ、水仙も咲きだしました。そして、クリスマスローズが白く可愛らしい花を付けています。季節は、確実に前に進んでいます。

 早くコロナの心配なく、出歩ける日が来ればと思っています。