憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
私は、姫路障害者連絡協議会に関わっていますが、毎年施設見学を行っています。今年は、最新型の車椅子階段昇降機を見学したいということで、広嶺中学校を訪問しました。私たちは、一貫して「小中学校にもエレベータの設置を」と運動していますが、なかなか進みません。姫路市は、当初「エレベータ設置計画」なるものを持っていましたが、途中から「費用対効果の観点から階段昇降機で対応する」としてきました。
今日見せて頂いた階段昇降機は、今まで見てきたものより、安全性の高い最新型のものでした。それでも、一階から三階まで移動した場合、5分以上はかかるとのことです。移動するときは、他の生徒といっしょになると危険性が伴うので、時間をずらすそうです。車椅子の生徒が、2人、3人といた場合はどうなるのでしょうか。授業の開始に間に合わなかったり、早めに出るなり、授業時間が削られるのではないでしょうか。
やっぱり、エレベータがいいと思います。神戸市では、全小中学校にエレベータの設置が進められています。今後も、エレベータの設置を求めていきたいと思います。
10月1日から、姫路文学館にて、リニューアルオープン記念特別展として、「それいゆ創刊70周年記念 中原淳一展」が開催されていますが、そのオープニングセレモニーに参加して、展示もじっくり観てきました。
「それいゆ」は、先日まで放送していた「ととねいちゃん」の「暮らしの手帳」と同時代の雑誌です。私は、購読することはありませんでしたが、中原淳一氏が描いたデザイン画やイラスト、それに似たぬりえなど、小さい頃の思い出があります。洋服のデザイン画は、今でも仕立てたら着れそうなものばかりです。古いものとは、思えませんでした。戦後の、色も物もない時代に、何故あのようにカラフルで、洒落たデザイン画が描けたのか不思議です。
リニューアルされた文学館も素敵ですが、それ以上に展示が素晴らしです。みなさんも、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。