憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今日10時から、共産党議員団として谷川、森、苦瓜の3人で松葉議長に対して酒上議員の不祥事につての申し入れを行いました。議会事務局への抗議の電話等は一定落ち着いてはきましたが、今度は直接的議員辞職を求める要望書や陳情書が次々に出されています。こうした状況を見ても、本人にしっかり伝え、市議会への混乱の責任や議会の品格、信頼の失墜、更には姫路市全体をイメージダウンさせた責任は重大であることを鑑み「辞職勧告」を行うべきではないか、ということを申し上げました。
これに対して、議長からは18日の議会運営委員会とは違って、前向きな答えが返ってきました。現時点で詳しい内容は、お伝えできませんが、議会としても恥ずかし対応はできないということでは、一致しました。
市民の怒りの声は続いています。市民グループや女性の方々から、陳情書等が提出されています。私たちも引き続き、議員辞職を求めてがんばります。
大事な時ではありますが、私は所用があり、登庁できませんでしたが、いろいろ動きがあったようです。酒上議員は、子育て支援の特別委員会に出席していたようです。本当に何を考えているのでしょうか。
また、だんまりを決めていた会派も、これはまずいと思ったのか、動き出したようです。いずれにしましても、24日の議会運営委員会が勝負です。
議会運営委員会が開催され、酒上議員のことも議題となりました。昨日夕方までの、抗議の電話は約230件、メールが80通程だったそうです。市内はもちろん、県外からも電話等があり、そのほとんどが辞職を求める内容だったそうです。にも拘らず、その委員会の場で「議員辞職勧告」を求めるべきだと発言したのは、自民党と共産党のみです。他の会派はそのことについては何も発言しません。議長から「辞職勧告」を行うべきの意見にたいして、議長は「今の時点で暴力行為があったかどうか警察が調べている段階で、自分からは辞職勧告を求めるつもりはない。どうしてもというのであれば、議員3人以上で議員提案できるのだから……」と、いう旨の発言でした。
本当に情けない対応です。これだけ、議会を混乱させ品位を傷つけられながら議会運営委員会の総意として、「辞職勧告」を求めるということにならないのです。その上、地元の妻鹿連合自治会から嘆願書が出されました。これまた、恥ずかしいことではないでしょうか。「今回の不祥事は公人として恥ずべきことには間違いありません。……今後姫路市政並びに妻鹿町政には必要な議員であること……市会議員のみなさまの温情におすがりしたく存じます。……」と、いう内容です。
こんな内容の嘆願書が地元から出ること自体問題です。こんな地域エゴ、不祥事にたいして甘い対応をする市民がいるから、議員、政治家の不祥事が絶えないのではないでしょうか。妻鹿の地域でも「やめるべき」と、思っている人たちもいっぱいいると思いますが、「自治会、連合自治会」の名でこんなものを出してくる、民主主義も何もありません。姫路市民の意識が問われます。
共産党としては、議長にたいして個別に申し入れを行うなど、議員辞職を強く求めていきたいと思います。
今日は、厚生委員会です。金曜日の本会議質問の続きを行いました。私の「自衛官適齢者名簿の提供は、法定受託事務であり、提供するかしないかは自治体の裁量権の範疇ですよね」と、いう質問に対して市民局長は、「国からの求めは、拒むことはできない」、更なる問いに「断る理由がないので拒めない」と、いう旨の答弁を行いました。この答弁は、法定受託事務の認識としては正しいとは言えないものです。この点について、再度質問をし「自治体の裁量権の範疇かどうかと言えば、裁量権の範疇です。」との答弁を引き出すことができました。誤解を招くような答弁は、気をつけてほしい旨のことを要望しました。
とは言え、協定書に基づきこれからも提供することには変わりありません。この時期、戦争法案反対の運動と合わせて、名簿の提供をやめさせる運動が求められています。
話は変わりますが、酒上議員の問題で、姫路市議会の品位が大きく損なわれました。ワイドショーでも取り上げられ、恥ずかしい限りです。議会運営委員会副委員長は、辞職しましたが、議員も辞職すべきです。暴力事件はもちろんのこと、市民道徳が守れないような人に議員の資格はありません。議会はもちろんですが、市民特に地元からの厳しい声が大事ではないでしょうか。