憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
姫路マザーリーフは、姫路市肢体不自由児・者のこれからを考える会の名称です。その10回目の総会が、去る5月17日に行われました。私は、第1回目から参加をさせていただいていますが、これまでの保護者の方々の取り組みや運動に対して、心から敬意を表したいと思います。
マザーリーフは、書写養護学校の児童生徒の保護者やその卒業生の保護者の方々が中心となって活動されています。子どもさんの障害が重度の場合、書写養護学校高等部を卒業しても、なかなか日常的に通える施設はありませんし、親が病気で急きょ入院しなければならないような時でも、当時姫路市内には、重度障害児・者の入所施設がありませんでした。また、「親亡き後が心配」と口々に言われていました。国は、「入所施設はつくらない」というなかで、昨年長年の夢であった施設がマリア病院敷地内にルルド館としてオープンしました。
この国は、当事者が声を上げ、粘り強く運動をしなければ、障害者福祉も含め社会保障の充実が進みません。障害者も含め、社会的弱者が住みやすい国や地域は、すべての人にとって住みやすい社会です。
引き続き、いっしょに声を上げていきましょう。