憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
議員団の視察として、岐阜市、足立区、横浜市と行って来ました。岐阜市は、一つは、コミュニティバスの取り組みについてです。今、人口減少化、地方創成、コンパクトシテイ、立地適正化などといわれていますが、それらを進めていくためには、公共交通の保証が必要です。姫路市でも公共交通計画が策定されていますが、具体化はまだまだです。しかし、岐阜市は、市民の交通権を保証するということで、すでに19地区において、コミュニティバスを走らせており、さらに22地区まで増やしていくとしています。
また、首都圏以外では初めてという、連節バスを4台も走らせています。何よりも、企画部の中に交通総合政策室を置いていることが、自治体としての本気度を表しています。
もう一つは、エールぎふという、出産から子育てまで切れ目のない支援を行う拠点です。福祉部門と教育部門の連携できめ細やかな施策を行っています。
足立区は、子どもの貧困対策の取り組みで、区として区長のトップダウンで取り組まれており、職員の熱意も伝わってきました。ここでも、縦割りではなく、連携した取り組みで切れ目のない支援が進められており、政策経営部に対策室が置かれています。
横浜市は、男女共同参画センターを訪問し、「ガールズ支援」ということで、シングル女性のための引きこもりや就労支援の取り組みについて、学んできました。
共通して思ったことは、「格差と貧困は社会の不利益」ということです。本来ならば、国の責任で行うべきことです。