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姫路障害者連絡協議会の予算要望をまとめる会

1500003626337(1)1500003568881(1) 昨日、午前中は、障害者連絡協議会の予算要望をまとめる会が行われました。毎年、この時期に来年度の要望をとりまとめ、11月には、障害者福祉課など関係課の担当職員たちと懇談を行います。回を重ねて、10年目を迎えています。この間の成果としては、当所タクシー助成制度は、身体障害者の1・2級の方のみの適用でした。私たちは、「視覚障害者にも、タクシーチケットを選択できるようにしてほしい」と求め、実現させてきました。

 また、このタクシーチケットは、1枚500円のチケットが年間48枚もらえるのですが、片道が2,000円、3,000円でもあっても、1回につき500円券1枚しか使えませんでした。この問題でも、「その人の事情に合わせて、自由にチケットを使えるようにしてほしい」と一貫して求めてきました。そして、ようやく昨年4月からは、1回につき最高3枚まで使えるようになりました。

 さらには、今年度から姫路駅南側ロータリーが再整備されますが、事前に視覚障害者の方々の意見聴取も行われるなどの、前進もありました。

 しかし、その一方で、新たな問題点や要望も出されました。その一つが、視覚障害者が新たに求める補装具や日常生活用品において、申請手続きのために、その品物と本人が写った写真が必要とのことです。これは、姫路市だけのことだそうです。なぜそのような事が必要なのか。姫路市のある業者が不正をしたため、再発防止のためだそうです。

 でも、これっておかしくありませんか。プライバシーの侵害であり、人権侵害だと思います。障害者差別解消法にも違反しているのではないでしょうか。