憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今日3月11日は、東日本大震災から6年を迎えました。テレビでは、当時の映像が映し出され、改めて津波の恐ろしさを目の当たりにしました。また、新たな商店街が整備されるなど、復興の様子を伝える映像も流れていますが、いまだに12万人を越える避難者の方々がいます。福島第1原発の敷地内には、放射能汚染水のタンクが増え続けています。廃炉に向けた作業も見通しがたっていません。やはり、人類と原発は共存することはできません。今こそ、原発からの撤退を決断すべきです。
姫路市議会は、代表質問、個人質問が終わり、常任委員会が始まっています。私もご報告しましたように、新文化センターと文化振興ビジョンについて質問しました。「新文化センターの施設使用料についても、減免制度の継続を」と求めましたが、「慎重に検討したい」に留まりました。引き続き、「減免制度の継続を」と求めていきます。
また、「不祥事根絶と公正な入札を」では、「職員のコンプライアンスも大事だが、職員に範を示すべき市長、副市長、幹部職員が不当要求に対してはルールに基づいた毅然とした対応が必要ではないか。改めて、そういう決意をすべきではないか」と迫りました。副市長が答弁に立ちましたが、モゴモゴとした歯切れの悪い答弁でした。なぜ、もっとビッシと言えないのか。
国会では、森友学園の問題がクローズアップされています。昨日、籠池理事長は突如、「小学校の許認可を取り下げる」と記者会見しましたが、事の真相をウヤムヤにしてはなりません。安倍首相と昭恵氏の道義的責任は重大です。そして、これだけのことが普通に事が進むということは、政治家の介入無しにはあり得ないと言うのは、当然です。
でも、これは森友学園の話だけではありません。姫路市でも、1小学校1公民館ということで、旧姫路市では市立公民館が整備をされ、「平成23年の増位公民館をもって、公民館整備は完了した」とされてきました。ところが、新年度予算案には、飾磨橋東公民館の用地取得と設計のための予算が計上されています。飾磨小学校区には、すでに市立公民館があります。私は、予算大綱で、「1小学校1公民館なのではないか?なぜ、橋東公民館の予算が計上されているのか」と質問しました。「飾磨小学校区には、2つの連合自治会がある。特例で」と、これも歯切れの悪い説明でした。「特例」、特例ならば、設置基準も要綱も規則も条例も、何もいらないではないか。
こんな特例、それこそ政治家の介入なくしてあり得ないのではないか。橋東連合自治会からの市長要望とのことですが、連合自治会から市長宛に要望書を提出すれば、何でも実現するのか。納得できません。引き続き、問題点を明らかにしていきたいと思っています。