憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
お城が取り持つ縁で、姫路市と松本市は姉妹都市となっており、議会も毎年半数の議員が行ったり、来たり交流を図っています。今年は、松本の議員が来られる番であり、姉妹都市提携50周年ということで、菅谷松本市長も来られました。医師でもある菅谷市長は、記念公演で「健康寿命延伸都市・松本の創造」と題して、お話をされました。
元々、長野県は男女共に平均寿命が日本一ですし、健康寿命も高い県となっていますが、その中でも医師としての高い理想とリダーシップを持たれ、市政運営にあたられているということが、よく伝わってきました。菅谷市長は、医師としてチェルノブイリに5年間行かれ、放射線による甲状腺ガンの治療に当たられ、NHKのプロジェクトXでも取り上げられました。
市民にとって、いかに安心、安全、魅力的な生活の場に創造するか。「経済至上主義社会」から「住民主体型成熟社会」の実現に向け、多くの市民の理解と協力を得ながら、松本のまちづくりに努めてきた。超高齢化時代において、行政に求められる最終命題は「生きがいの仕組みづくり」ではないだろうか…
このように、締め括られましたが、医師としての専門性を活かしたら、すばらしい理念だと思いました。とりわけ、経済至上主義から住民主体成熟型社会という考え方、正に共産党とぴったりです。これは、今の姫路にも日本にも当てはまることだと思います。
松本市の共産党議員団は、この菅谷市長を応援しているとのことですが、是々非々の立場でもあると言っていました。「地域に、あまり顔を出さない」と言うような苦情があるそうですが、地域のイベントに顔を出すのが、市長の仕事とは思いません。どこかの市長のように、地域のイベントばかり顔をだし、年がら年中選挙活動のようなことをして、いつ机に向かって仕事をしているのか、と思われる市長より、よっぽどいいと思います。