憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
今議会にようやく男女共同参画推進条例案が提出されました。私が議員になって17年目になりますが、当時は「男女共同参画のための拠点施設を」と女性団体のみなさんと声をあげていました。その後、イーグレひめじに現在の「あいめっせ」が開設され、活動の拠点とな、さらに「条例の制定を」をと運動が勧められて来ました。先進自治体では、15年ぐらい前から条例が制定され、間にバッシングの時もありましたが、人口50万人以上の自治体で条例がないのは「鹿児島と姫路ぐらい」と言われ、その鹿児島市でも昨年制定され、残るは姫路市だけという状況でした。
市民のみなさんと超党派の女性議員とで構成される「ひめじの男女共同参画をすすめる会」は、「条例私案」をまとめ審議会にも働きかけました。私も本会議質問で何度も取り上げてきました。そして、9月議会では「骨子案」が示されましたが、前文に「日本国憲法」が明記されていなかったり、市の責務が弱かったりと問題点を指摘して改善を求めていました。パブリックコメントでもその事が指摘されており、条例案ではその部分が加筆され一定の前進はありましたが、セクシャル・ハラスメントやドメステイツク・バイオレンスという言葉が全く出てきません。このように、すでに市民に定着していることが明記されていなかったり教育の責務の表現が弱いということを、厚生委員会で取り上げました。
女性議員3人が協力して修正を求めました。他の男性議員からも修正を求める意見が上がり、議案は再提出されることになっています。15日に再度厚生委員会が開催されてることになっていますが、楽しみです。長年の運動の大きな節目です。