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憲法生かすとき

20220402_171119 ロシアのウクライナへの軍事侵行が始まって1カ月以上が経過しましたが、未だに停戦に至っていません。日々、犠牲者や破壊が広がっています。1分でも1秒でも早く、平穏な日常が戻って欲しいと誰しも思っています。にもかかわらず、自民党や維新の会は、この惨事に便乗して軍拡と改憲を進めようとしています。その上、「非核3原則は昭和の考え方」と言いながら、「アメリカと核共有を行うための議論が必要」とまで言い放ちました。被爆者団体からも抗議の声が上がっています。

 また、今全国各地で「ロシアはウクライナから撤退を」とスタンデイングが行われています。ここ姫路でも、毎週土曜日の午後駅まで抗議のスタンデイングが行われており、私も都合のつく時は参加しています。こうした行動に対して、橋下徹氏は「日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まってもクソの役にも立たない」などと発信し批判が殺到しているとのことです。今、桜が満開の時を迎えお花見真っ盛りですが、平和であってこそお花見を楽しむことができます。今こそ平和憲法を暮らしに生かす時であって、憲法を変えている場合ではないと思います。

 昨日、姫路駅前でこむら潤さんと大門みきし参議院議員と一緒に宣伝行動をしていると、高齢の男性が話し掛けてきました。「憲法が変えられたら、徴兵制になるかもしれない。孫が生まれたばかりでとても心配だ」と言われました。また、「共産党は天皇制を否定してるのですか?」とも尋ねられました。私は、「共産党の綱領で、天皇制を含め、憲法の全条項を守ると決めています」と説明しました。子どもたちのためにも、未来の子どもたちのためにも、この平和憲法も非核3原則も守って、平和な日本を手渡すことが私たちおとなの責任だと思います。