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新型コロナウイルス感染症対策レビュー中間報告(案)

KIMG3683KIMG3685 姫路市が8月27日付けで、新型コロナウイルス感染症対策レビュー中間報告(案)を出してきました。これは、これまで、共産党議員団として、市長公室長や副市長にこれまでのコロナ対応への検証を行うべきと求めていましたが、出てきた報告書は期待していたもとのと、全く違っていて、ガックリです。私は、神戸市や西宮市のようなものを期待していたのですが、これでは、姫路市役所全体が、コロナにどう対応してきたのか全くわかりません。第1波に対する課題は何なのか。今後にどう役立てていくのか。とりわけ、来年度の予算編成に向けてどうしていくべきなのかが、あまり明確になっていません。

 西宮市は、6月26日付けで、「第1波への対応 検証報告書」として、26ページに渡り、保健所、臨時給付金、保育所、学校など多岐にわたり、取り組んだこと、課題等について簡潔にまとめられています。それを読みますと、市長をトップに全長庁的に職員等がどうコロナと向き合ってきたのか、また、今後にどういうスタンスで取り組んでいこうとしているのか、よくわかります。

 一方、姫路市は、図とグラフと数字ばかりで、やったことを時系列で列挙しているだけで、どんなん課題があったのか全くわかりません。ページ数もわずか19ページです。これでは、来年度予算編成に役立つのでしょうか。職員の取り組みの姿が、全く見えてきません。それに、「レビュー」って、なんですか?批評、評論と言うことですが、批評?全く他人事のような捉え方ではありませんか。横文字の好きな市長が命名したのだと推測しますが。