憲法守り、女性も障がい者も輝く社会に!
6月4日、議会初日にコロナ禍に対応するための第2次補正予算が提案され、私たちも賛成をし、全会一致で可決されました。それに先立ち、私は以下4点について質問しました。
1 ひとり親家庭への支援について、なぜ、もっと早くできなかったのか。また、国の児童扶養手当5万円の給付に、市独自に上乗せはしないのか。
ひとり親家庭への地場産品の提供については、生産者やタクシー事業者等への経済波及効果もあり評価しますが、周辺自治体では既に第1弾で実施しているところが多く、現金給付が殆どです。お米や玉ねぎ等食材は助かるとは思いますが、現金給付も考えて欲しいです。
2 子どもたちの学習を保障するためにも、エアコンの設置を
姫路市は、子どもたちの学習の遅れや心のケア等のためスタッフを独自に配置することになっています。その事は評価しますが、クラスを分けて少人数授業をしようとしても、空き教室にエアコンがありません。エアコンを早急に設置するべきです。
3 幅広い事業者に経済的支援を
コロナ禍で売上が減少した事業所への支援については、国、県、市とありますが、対象となり給付金がもらえる所は、2重3重にもらえます。それは、それでいいのですが、県の休業要請等から外れると、国の持続化給付金以外もらえません。姫路市独自の第1弾の10万円、第2弾の20万円は手続きも簡単で、迅速に給付され喜ばれていますが、休業要請等から外れた店舗等も売上が減少しているのは同じです。
4 第2波への備えを
第2次補正予算の中には、地域外来・検査センターの整備等はありますが、保健所や環境衛生研究所の専門職員の増配置がありません。今から、第2波への備えをしっかり行っていくべきではないでしょうか。
専門職員の増配置については、今後検討していくとのことでしたが、後はあまり前向きな答弁はなかったように思います。特にエアコンについては、最悪です。特別教室へのエアコンについては、来年度予算化していきたいと言っていましたが、空き教室については、今やらなくてどうするのですか。姫路市はまだまだ基金も十分あり、また、国からも第2次補正の交付金がおりてくるわけですから、もっと広く市民のために、子どもたちのために独自支援策を行っていくべきと考えます。産業局は知恵を絞り工夫している所が見られますが、子育て支援や困窮家庭への支援については、もっと本気で取り組んでほしいものです。