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平田オリザさんの論説に感動

 今日の神戸新聞に、平田オリザさんの「コロナ禍が問うもの」と題しての論説が掲載されていましたが、平田氏の考え方、意見に大賛成です。

 彼は、「今テレビでは連日、ポピュリストと目されてきた首長や元首長たちの勇ましい言葉が飛び交っている。もちろん知事や市長が「オロオロ歩き」では困る。だが勇ましい言葉を語ったところでウイルスが死滅してくれるわけでもない。」と言っています。

 マスコミがこぞって取り上げ、政府の後手後手の対応の中で、Y知事はリーダーシップがあるともてはやされていますが、本当に危険なことと思っています。IRの(統合型リゾート)誘致でカジノを持って来ようとしていますが、カジノこそ「3密」です。第2波、第3派がいつ来るかわからない中で、万博やカジノは必要でしょうか。病院のベッドが足らない、保健所が行革で人手不足という時に、都構想は必要でしょうか。

 勇ましい言葉よりも 苦しみに寄り添い涙する心 平田氏は、「では私たちは、どんなリーダーを求めるべきなのか。…私は、『日照リノ時ハ涙ヲ流シ』てくれるリーダーが必要なのだと思う。」と言っています。

 アベさんにも読んでもらいたいものです。

 「検察法案の今国会成立見送り」というニュース速報が入ってきました。全国民1人10万円の給付もそうですが、声を上げれば政治は変わる❗市民と野党の共闘の勝利です❗